【目次】
宿泊は東伊豆にある「熱川プリンスホテル」で
昔ほど気軽に海外へ行けなくなった昨今、温泉でゆっくりしたいと感じることがしばしば。そこで、今年の週末旅に選んだのは温泉宿。首都圏より車で約3時間、1959 年に創業した歴史ある「熱川プリンスホテル」です。
温泉街の高台に立つ強みを活かした眺望が魅力の老舗ホテルは、温泉も海の幸も、至福の時間が過ごせる、まさにいま筆者が求めていた場所。
まずは、お部屋の露天風呂で絶景を楽しむ
開放感のある大浴場はもちろんですが、露天風呂付きの客室は、どのお部屋からも海が望めるようになっており、美しい日の出や星空、眼下の海に広がる伊豆諸島の島々を独り占めすることができます。大浴場は午後15時から25時、翌朝は5時から9時までと早い時間帯から入れるのもありがたい!これならたっぷり温泉を楽しめますよね。
カルチャーサロンで自分磨き
温泉をたっぷりと満喫した後は、ホテルが運営する「自分磨き」と「地域交流」をテーマにしたカルチャーサロン講座『mizi-cul(ミヂカル)』へ。
初心者でも気軽に参加できる「快眠ヨガ」や「アロマボディローションつくり」といった美と健康に関わるものから、「フラワーアレンジメント」、「温泉石鹸づくり」、「陶芸教室」まで、老若男女を問わず楽しめる魅力的な講座がズラリ。
そのなかでも、股関節まわりを整えてむくみを解消してくれるという、「開脚トレーニング」を受けることにしました。ヨガマットに座りながら行うものの、からだがカタイ私たちにとってみたら、思っていたよりもハード!
みっちり1時間半のトレーニングで、少~し床に手が近づくようになりました。日常のトレーニング方法も教えていただいたので、これからしっかりと整えていきたいと思います。目指せ、むくみ知らずの美しいカラダ!
一日の終わりは、季節ごとに違った味わいを楽しめるお食事を
この日は伊勢海老、あわび、金目鯛に加え、和牛と伊豆の恵みを堪能するスペシャルコース「黄金~KOGANE~」をいただきました。ぎっしりと並んだお品書きを見ただけで、もうワクワク。子どもたちも大人もテンションが上がります。
広々とした個室だから、子連れでもゆっくりと食事が楽しめる
子どもたちも小学校高学年となると、塾に習い事と忙しい日々を過ごしているので、久しぶりに家族そろって話ができるのはとっても貴重な時間。つかず離れず接客も素晴らしく、おもてなしとはこういうことだな、と再確認しました。
伊豆半島でとれた新鮮な地魚盛りに舌鼓
金目鯛のお刺身など、東京では決して味わうことができないであろう新鮮なお造り。ご飯にもお酒にもぴったりの美味しさ。
これより量は少なめではありますが、子どもにも立派なお造りがでてきて、ハイレベルのお食事にただただ感動しました。とても美味しかったようで、子どもたちがこの時点でご飯を3杯もおかわりしていました。
高級食材である、あわびも!
昆布と酒・大根で2時間以上蒸しあげた「あわび」。ふっくらとやわらかいこと。ついついお酒が進みます。
メインは伊豆稲取産、金目鯛の漁師煮
牛ロース肉と伊勢海老入りのオリジナルブイヤベース。これだけでも十分、満足なのですがコースの終盤には、一尾丸ごと豪快に仕上げた郷土の逸品「金目鯛の漁師煮」が登場!
静岡といえばお茶!
海を眺めながらお部屋の露天風呂へ
筆者が宿泊したのは、海が見える露天風呂付き客室【檜の湯舟】。日々、慌ただしく過ごしているワーママにとって、星空を眺めながらひとりでゆっくり入れるお風呂は何よりの贅沢。身も心も心地よく、リラックスムードに。
しかも、こちらの温泉は、コラーゲン生成の活性化を促すことから化粧品や入浴剤にも取り入れられている「硫酸塩泉」や保湿効果の高い「メタケイ酸」が豊富に含まれていて、美肌を保つのだとか。お風呂上がりの肌が驚くほどしっとり、つるつる。これ、控え目にいって最高じゃありませんか。
ちなみに大浴場は「みかん風呂」やぐり茶とほうじ茶をブレンドした「お茶風呂」など、お風呂の種類がたくさんあり、温泉好きにはたまらないラインナップ。子ども用のおもちゃやバスグッズも用意されており、小さな子連れにもキッズフレンドリーな空間でしたよ。
光の降り注ぐダイニングで「まごわやさしい」朝ごはん
朝風呂に入ってから頂く朝ごはん。釜炊きごはん、源泉を使用した地野菜の温泉蒸し、具沢山の食べるお味噌汁など、体に優しいものばかり。それはそれは豪華でした! 子どももいつも以上に食べる、食べる。それだけでも、ここに来て良かったなと。旅の楽しみは食事ともいいますが、間違いなく「熱川プリンス」はNo.1だと思います。
自然の魅力を感じることができる伊豆
チェックアウト後に車を走らせ、伊豆の観光名所である修禅寺へ。
修禅寺の山門には両脇に木が植えられており、自然が参拝者を出迎えてくれます。どこを切り取っても絵になる。その美しさたるや。
ここ数年は海外に行きたい欲が高まっていましたが、温泉に入って旬の食材をいただき、美しい風景を眺める。やっぱり、日本はいいなぁと。欲張りなワーママの願いを叶えてくれる「熱川プリンスホテル」。子連れ旅に訪れてみては、ぜひいかがでしょうか。
*今回紹介したのは、滞在時(2022年11月)の情報になります。
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