Q :目上の方へのお礼、メールだけではだめ?
答える人/土肥麻梨子さん(株式会社ディージーワン・取締役)
A:できるだけ直接会いに行く。できない場合はスピードが命
会食のお礼やビジネス上でお世話になった場合、特に関係性がまだ構築できていない間柄であるほど、直接お礼を伝えに行くようにしています。ただ、何度もそういう機会があって、毎回伺うのは迷惑になるケース、また地方からお越しになった方には、電話やメールで済ませます。どんな場合でも、メールは最低限送り、関係性がある方であればショートメールで短くひと言送ります。
メールなら、お会いした当日にお礼を送っておき、次の朝には見ていただけるタイミングがベスト。電話をするなら、やはり次の朝がいいのではないでしょうか。それ以降になってしまうのは、お礼としては×。早く対応することは、丁寧にすること以上に大事なことだと思います。
会食時は必ず手土産を持参しますが、相手の方がどんなものが好きなのかを事前に調査、ヒアリングして持って行くか、会食の後にも話題にできそうなもの(手に入りにくいスイーツ、包み紙やネーミングが面白いものなど)は必須条件。そうすることで、その後のお礼メールの内容に「気に入っていただけましたでしょうか」など、ひと言添えられて、印象に残るものにできます。
株式会社ディージーワン・取締役
土肥麻梨子さん
株式会社ベネフィット・ワン入社。営業事務、編集・企画、サービス提携・サービス開発を歴任し、最大時は全国に30人の部下を抱える。2017年9月に同社のグループ会社である株式会社ディージーワン創立。中小企業にも簡単にマーケティングが可能なビジネスプラットフォーム「DG1」WEBマーケティング責任者。趣味はホットヨガ、海外旅行、英会話。メンバーや後輩の悩み相談の相手になることが多い。
●ご相談ごとは、domani2@shogakukan.co.jp までメールでどうぞ! 件名に「働くアラフォー質問箱」と書いてお送りください。すべてのご相談にお答えできるとは限りません。あらかじめご了承ください。