Q：夫のへそくり発見。黙っているべき？
答える人／井戸美枝さん（ファイナンシャルプランナー）
A：見ぬふりをしておきましょう。いざ離婚となったときに備えて
へそくりの存在は確認はしておくものの、あとは知らないフリして泳がせておくことをおすすめします。怒って取り上げてしまったら、それ以上増えないし、どこかでまた別に貯め始めることでしょう。問題は、もし離婚したとき。へそくりの存在をつかんでいるなら、それも夫婦で均等に分ける財産として入れることができるのです。そのためにも、へそくりが増えるのをじっくり見守っていきましょう。
ファイナンシャルプランナー
井戸美枝
CFP®、社会保険労務士。講演や執筆、テレビ、ラジオ出演などを通じ、生活に身近な経済問題をはじめ、年金・社会保障問題をわかりやすく解説。社会保障審議会企業年金部会委員。「難しいことでもわかりやすく」をモットーに数々の雑誌や新聞で執筆。近著に『100歳までお金に苦労しない定年夫婦になる！』（集英社）、『 大図解 届け出だけでもらえるお金』（プレジデント社）
●ご相談ごとは、domani2@shogakukan.co.jp までメールでどうぞ！ 件名に「働くアラフォー質問箱」と書いてお送りください。すべてのご相談にお答えできるとは限りません。あらかじめご了承ください。
