味噌大さじ1は何グラム？味噌以外の主な調味料の重さの目安も紹介

味噌大さじ1は何グラム？

「大さじ」「小さじ」は日本の家庭料理で最もよく使われる単位です。正しく理解しておくと、レシピ通りの味付けができるだけでなく、分量を調整するときにも役立ちます。はじめに、味噌やその他の調味料における、大さじ・小さじの重さを紹介します。

大さじ1は約18グラム、小さじ1は約6グラム

味噌大さじ1は約18グラム、小さじ1は約6グラムが目安です。味噌の種類によって多少の差はありますが、一般的にはこの数値を基準にするとよいでしょう。

小さじは大さじのおよそ1/3であり、それは味噌以外の調味料でも同じです。大さじ1が約15mlであれば小さじ1は約5mlとなり、グラム換算でも大さじの3分の1が目安となります。

調味料別の大さじ1・小さじ1の重さの目安

味噌以外でよく使う調味料の大さじ1・小さじ1の重さをまとめました。

サラダ油・ごま油：大さじ1=約12グラム、小さじ1=約4グラム

マヨネーズ：大さじ1=約14グラム、小さじ1=約4.5グラム

ケチャップ：大さじ1=約18グラム、小さじ1=約6グラム

酒・酢・水・牛乳：大さじ1=約15グラム、小さじ1=約5グラム

しょうゆ・みりん：大さじ1=約18グラム、小さじ1=約6グラム

上白糖：大さじ1=約9～10グラム、小さじ1=約3グラム

グラニュー糖：大さじ1=約12～13グラム、小さじ1=約4グラム

精製塩：大さじ1=約18グラム、小さじ1=約6グラム

粗塩：大さじ1=約15グラム、小さじ1=約5グラム

薄力粉・片栗粉：大さじ1=約9グラム、小さじ1=約3グラム

いりごま：大さじ1=約9グラム、小さじ1=約3グラム

調味料の種類や商品によって重さが変わりやすく、また計量の仕方によっても差が出るため、あくまで目安として活用しましょう。

計量スプーンしかない場合の重さの求め方

計量スプーンしかない場合でも、大さじ・小さじそれぞれの分量さえわかっていれば、おおよその重さを量ることが可能です。

たとえば味噌50グラムをはかりたい場合、大さじ1杯分（約18グラム）と小さじ数杯を組み合わせることでほぼ近い値になります。小さじ5杯で約30グラムをはかり、大さじ1杯分を合わせれば約48グラム。これに少しだけ味噌を足せば、約50グラムとなるでしょう。

味噌に関するよくある疑問をピックアップ

味噌のはかり方を確認したあとは、味噌を使って料理を作る際に抱きがちな疑問と回答についても確認しておきましょう。

味噌大さじ1あたりのカロリーと塩分は？

ひとえに味噌といっても、種類はさまざま。ということで、各味噌について大さじ1当たりのカロリーと塩分の目安をまとめました。目的に合わせて適した味噌を選んでください。

・白味噌：39kcal、塩分約1.1グラム
甘みがあり香りもまろやか。熟成期間が短いため塩分が低め。

・赤味噌：33kcal、塩分約2.3グラム
熟成によりコクと香りが強い。濃い味が好きな方におすすめ。

・合わせ味噌：35kcal、塩分約2.2グラム
赤味噌と白味噌、または複数の種類をブレンドしたもの。バランスの良い風味。

・麦味噌：36kcal、塩分約1.9グラム
麦こうじを使用しており、甘みや香りが強め。九州や四国の一部などでよく消費される。

・豆味噌：39kcal、塩分約2.0グラム
大豆と塩で作られ濃厚で渋みがある。東海地方で主流。調味用にも利用される。

なお、カロリーと塩分はメーカーや商品によって前後しますので、参考値として活用しましょう。

冷蔵保存の味噌は重さが変わる？

味噌は熟成が進む過程で水分が抜けたり、吸湿するなどして重さが変わることがあります。特に冷蔵保存をすると乾燥しやすく、スプーン1杯当たりの重さが軽くなる可能性もあるようです。つまり計量スプーンを使っても、味噌の保存状況により実際の重さは異なることがある、という点に注意しておく必要があります。

ちなみに、熟成によって表面に「味噌だまり」（濃い色の水分）が染み出ている場合は軽くかき混ぜ、重さや状態を均一にしてから使うことが推奨されています。

味噌汁に入れる味噌の分量の目安は？

味噌はすり切り大さじ1杯でおよそ18グラムとなり、これが一般的な味噌汁1人分（200ml程度）を作るのにちょうどよい分量だと言われています。

ただし、味噌の種類やだしの濃さ、好みの味加減によって適量は変わります。たとえば、米味噌を使う際はやや控えめの大さじ1弱（約16グラム）が適していますし、薄味に仕上げたいときや塩分を控えたいときには大さじ半分から3分の2程度で十分なケースもあるでしょう。

一方で、コクをしっかり感じたい場合には大さじ1杯よりもやや多めに盛って使うと、濃厚で力強い味わいに仕上がります。

「味噌大さじ1=味噌汁1人分」が基本の目安ではあるものの、実際には家庭の味や健康面での配慮に応じて増減させることが大切です。

まとめ

大さじ1・小さじ1の重さの目安は、調味料ごとにある程度決まっています。家庭によくある塩や上白糖、しょうゆ・酒・みりんなどの重さを覚えておくと、調理がもっとスムーズに進むでしょう。本記事で目安を把握し、日頃の料理に役立ててみてください。

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