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WORK 雑学

2025.12.10

履歴書に貼る写真のサイズは決まっている?間違えたときの対処法も

初めて、もしくは久しぶりに履歴書を書くとき…写真のサイズがわからない、なんてこともあるかもしれません。本記事では、一般的な履歴書用の写真サイズや、サイズを間違ってしまったときの対処法を紹介します。そのほか、サイズ違いがNGとされる理由や写真についての注意点も確認しましょう。

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一般的な履歴書の写真サイズ

履歴書の写真
(c)Adobe Stock

履歴書を作成するときに顔写真を貼りつける必要がありますが、サイズは決まっているのでしょうか? まずは、一般的な写真サイズについて解説します。

縦40mm×横30mmが一般的

履歴書の写真サイズは、特別な指定がない限り縦40mm×横30mmが基本となっています。証明写真やスピード写真でも、履歴書用を選択すると通常は縦40mm×横30mmになるでしょう。

履歴書によっては、写真サイズについて「縦36〜40mm、横24〜30mm」などの許容範囲を記載している場合もあります。ただし、ほとんどの場合は「縦40mm×横30mm」の写真が使用されています。

自分で撮影・印刷する場合は、縦40mm×横30mmに合わせて写真を制作するのが一般的です。

パソコンでは縦横比を4対3に設定する

パソコンやWeb提出の場合、写真はデータ化されています。その場合は縦横比を4対3に合わせましょう。

応募先によっては縦横比だけでなく、ピクセルを指定されていることもあります。Web応募の場合、縦560×横420ピクセルに設定されていることが多いようですが、企業によってサイズが異なる可能性もあるため、ルールをしっかり読み込みましょう。

データで提出する場合でも、証明写真やスピード写真の履歴書用データを使用したほうが、縦横比やピクセルの設定もしやすくスムーズです。

履歴書の写真サイズを間違えたときの対処法

証明写真機のイラスト
(c)Adobe Stock

もし写真のサイズを間違えた場合や、手元にある写真のサイズが違うときにはどうすればよいのでしょうか? 基本的なポイントと対処法を紹介します。

履歴書の写真サイズを間違えたときの対処法
  1. 基本的には撮影し直す
  2. データが残っているならサイズ変更をする

基本的には撮影し直す

履歴書用以外のサイズで撮影・カットしてしまった場合、撮影をやり直すのが基本です。

証明写真やスピード写真は複数枚印刷されるため、撮り直しが不要な場合もありますが、合うサイズの写真が残っていないときには再度撮影します。

ほかの用途に使う写真を履歴書用としてカットすると、不自然な印象になるためおすすめできません。また、履歴書用よりも小さいサイズの写真は枠が見えてしまい、サイズ間違いがすぐにわかってしまいます。

データが残っているならサイズ変更をする

証明写真やスピード写真、自作の写真ならば、データが残っていることがあります。データがあれば、拡大・縮小の処理だけで済むこともあるため確認してみてください。

証明写真なら写真館へ問い合わせれば状況がわかりますし、スピード写真ならスマホにダウンロードデータが残っていることもあるでしょう。

ただしデータが残っていても、拡大や縮小によって画質が劣化する場合は、再撮影を検討する必要があります。

サイズ違いの履歴書写真がNGとされる理由

書類を見ながら候補者の顔を思い浮かべて考える採用担当者のイラスト
(c)Adobe Stock

「履歴書の写真サイズが違っても、本人確認はできるのだから問題ないのでは?」と感じる人もいるかもしれません。しかし、状況によっては好ましくないと捉えられてしまう可能性もあります。サイズ違いがNGとなる主な理由を確認していきましょう。

「いい加減な性格」と判断される可能性がある

履歴書には基本的に写真の枠があり、サイズも決まっています。にもかかわらず指定外の写真を使うと、いい加減な性格の人だと判断されてしまう可能性があるでしょう。

そういった規定を守れない人に対して、採用担当者が「ルールを守れない」「ミスが多いのかもしれない」という印象を抱いたとしても不自然ではありません。

写真のサイズのみが採否に影響するとは限りませんが、印象を悪くするかもしれない行動は避けたほうが無難です。

志望度が低い印象を与えるおそれがある

通常、志望度と熱意が高い場合、印象を良くするためにきちんとした写真を用意するものです。証明写真やスピード写真を利用し、「履歴書用」を選んで撮影していれば、サイズを間違えることはほとんどありません。

実際には、単にサイズを間違えただけでも、古い写真や他の目的で撮影した写真を使い回したのではないかと疑われるおそれがあります。

履歴書の写真サイズはしっかり確認し、適切なサイズの写真を貼り付けましょう。

履歴書の写真に関する注意点

赤い三角の中に白いビックリマークが書かれた注意のイメージ3d画像
(c)Adobe Stock

履歴書の写真を用意する際、サイズ以外にも注意しておきたい点がいくつかあります。採用担当者に違和感を与えないためにも、基本的な注意事項をチェックしましょう。

なるべく撮影から3カ月以内のものを使用する

履歴書の写真は、なるべく撮影から3カ月以内のものが望ましいとされています。古い写真では、本人確認が難しくなる場合があるためです。自分では変わっていないと思っても、他人が見ると判別できない可能性もあるので、最新の写真を用意したほうが間違いありません。

厳密に3カ月以内にこだわる必要はないものの、メガネや髪色などに大きな変化があり、本人の識別が難しい場合は撮り直すことをおすすめします。

清潔感のある服装・髪型で撮影する

履歴書に貼る写真は、採用担当者がチェックします。基本的には、清潔感のある服装・髪型で撮影しましょう。

特に、就職活動やスーツで面接を受けるような場合にはスーツでの撮影が基本です。身だしなみを整え、髪型もきちんとすることで印象アップが狙えます。

なお、写真撮影のときだけでなく、面接時も同様に清潔感を重視することが大切です。

まとめ

  1. 履歴書用の一般的な写真サイズは縦40mm×横30mmである

  2. 写真サイズを間違えたときは、原則として撮り直すこと

  3. 写真サイズを間違えたまま提出すると、印象を悪くする可能性がある

履歴書の写真は、基本的にサイズが決まっています。このサイズに合わせるのが原則ですが、特別な指示がないかどうかを事前に確認しておきましょう。写真だけで採用・不採用が決まるわけではないものの、規定を守って採用担当者に良い印象を与えるために、写真や面接当日の身だしなみには十分注意することが大切です。

メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock

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Domani編集部

Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
https://domani.shogakukan.co.jp/

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