【目次】
「顔ヨガ」で表情筋を鍛えたDomanist3人の効果はどうだったのか!?
表情筋を使う機会が減ってしまったことであらわれる、顔の「たるみ」や「ほうれい線」…。これまで顔ヨガインストラクター・小島和子先生の指導のもと、エクササイズを重ねてきましたが、今回は、実際に指導を受けたDomanist(Domaniを代表する読者モデル)の木村めぐみさん、谷口智恵子さん、土谷真澄さんの3人に、20代、30代から変化した「顔つき」「表情」の変化について討論していただきながら、エクササイズをやってみた感想を振り返っていただきました。そしてエクササイズは自宅でも…。その効果はいかに!?
アラフォー世代が気になる「ほっぺのたるみ」「ほうれい線」「下がった口角」
土谷真澄さん(以下、T):エクササイズの前に鏡で見た10年後の私の顔。あれはかなり衝撃的でしたよね(笑)?
木村めぐみさん(以下、K):「鏡を下から当てたときに写る顔は10年後の顔」だと言われ、もう、絶句! 見事に目尻も口角もたるんでいました(笑)。
谷口智恵子さん(以下、C):確かにアラフォーに向かうに連れ、たるんだ頬とスーと入ったほうれい線、下がってきて不機嫌そうに見える口角は、鏡を見るたび気になっていました。
K:あと最近、表情がパッとしなくなった気が…。20代や30代前半の頃よりもハツラツ感がなくなったかも!?
T:わかります〜! だからと言って、頑張って笑顔をつくろうとすると今度は不自然な表情になるという負のスパイラル…。小島先生の話を伺って、この元気のない顔の原因は〝頬のふっくら感〟が足りないから、というのは納得でした!
C:顔がのっぺりしたような気がしていたのも、原因は頬の筋肉の衰え。先生に教わった〝びっくりスマイル〟を自宅でも継続したいと思います。
▲ 土谷真澄さん(T) 写真左/レクチャー直前、写真右/レクチャー直後。頬の筋肉を使って笑うようになり、クールだった土谷さんの印象が、優しく親しみのある印象へ。
▲ 谷口智恵子さん(T) 写真左/レクチャー直前、写真右/レクチャー直後。〝おいしい顔〟のエクササイズで鍛えた口周りの筋肉をしっかり使い、唇から前歯8本がのぞく端正な笑顔に。
▲ 木村めぐみさん(K) 左の写真/レクチャー直前、右の写真/レクチャー直後。「外仕事中に、遠くからでも生き生きとして見えるようなハツラツ感が欲しい! 」と言っていた木村さん。〝くちゃくちゃぱっ体操〟で、凝り固まっていた頬をほぐし、笑顔も和やか。
笑顔をつくるのって実は難しい! まずは鏡を見て自分の笑顔を見直すべし!
T:仕事でPC作業しているとき、画面に反射した自分の顔を見てショックを受けた経験はありませんか? 気がつくと眉間にシワが寄って、しかめっ面に…。
K:私も仕事に集中しはじめると真剣な表情になってしまいますが、周りの人から見るとそれがイライラして見えるようで勘違いされちゃうんですよね(涙)。
T:今回、鏡を見ながらレッスンを受けましたが、自分では笑っているつもりが、想像しているよりも笑っておらず、自分のイメージと違いました。鏡を見て自分の表情をチェックするのって大事ですね!
C:特に私たち世代は上司がいて、後輩もいる、中間管理職という立場。しっかりしないといけないし、だからといって「怖い先輩」とは思われたくない、難しい世代ですよね。
K:相手を信頼させる・説得するには、言葉だけでなく、表情のつくり方も大事。「顔ヨガ」って、顔のたるみなどを解消するだけでなく、そういったアラフォー特有の仕事の悩みにも答えてくれるという点で、奥が深い!
▲ 土谷真澄さん(T) 写真左/レクチャーを受けてから10日後、写真右/レクチャーを受けてから20日後。穏やかな内面と違い、クールに見られがちだった土谷さん。「笑顔をつくろうとするとぎこちなくなる…」と悩んでいたものの、レクチャーを受けて20日後には、ナチュラルな笑顔をものにしていました。やわらかく変化した目の表情にも注目!(撮影/本人)
目元の悩みはさまざま。でも眼輪筋さえ鍛えれば、どれも解決しちゃう!?
C:私の場合は「困り顔」に見えるのが悩み。他人からなぜか「大丈夫? 」と聞かれたり…。
T:小柄な谷口さんの場合、「か弱い」印象もあってさらに心配されやすいのかもしれないですね。でも毎回心配されるのは気分が落ちますね。
C:そうなんです。瞼を上げようとすると同時に額も上がってしまい、それで眉尻が下がってしまうのが「困り顔」の原因らしいのですが、 先生から「このままだと額に深いシワが入る」と言われ、前のめりで眼輪筋を鍛えるエクササイズに耳を傾けました(笑)。
▲谷口智恵子さん(T) 写真左/レクチャーを受けてから10日後、写真右/レクチャーを受けてから20日後。瞼を上げると額が連動して動いてしまう谷口さん。〝おでこロック〟で額が上がるのを抑え、眼輪筋を使って目元を開けるエクササイズを続けたのだとか。より目元の印象もアップ! 「表情筋の使い方を覚え、困り顔も早く卒業します! 」(撮影/本人)
K:あれはどきっとする話でした! 私は先生から「瞬きの回数が多いから、写真撮影のときに目を閉じたりしていない?」って聞かれました。心当たりあります…(笑)。
T: 私も気づくと目が虚ろに見えるので眼輪筋を鍛えたいと思います!
K:みなさんの話を聞くと、目元の悩みはさまざまなパターンがありますね。
▲ 木村めぐみさん(K) 写真左/レクチャーを受けてから10日後、写真右/レクチャーを受けてから20日後。眼輪筋が弱く、笑うと頬が上がるのと一緒に下瞼を閉じる癖があった木村さん。眼輪筋のエクササイズの回数を特に増やすようにし、結果、以前よりも左右の目の大きさも等しくなったのだとか。(撮影/本人)
顔全体の急激な衰えに驚く人が多いアラフォー世代。まずはしっかり鏡で現在の自分の表情をチェックしてみましょう! 忙しくて全エクササイズを毎日続けられない人は、まずはいちばん気になる部位から「顔ヨガ」をはじめてみるのも良いかもしれませんね♪
撮影/黒石あみ 構成/望月琴海