美白ケアは美白化粧品を使うことだけじゃない
日常的な「紫外線対策」も必須

(c)Adobe Stock
対処より予防。美白を妨げる原因は多々ありますが、一番の原因は紫外線ダメージの蓄積です。加齢とともに肌の新陳代謝が落ち、これまではどんどん排出できていたメラニンが、肌に蓄積されてしまいがち。また40代はホルモンバランスの変化により肌の保湿力が下がり、老化を加速させてしまいます。
これらがシミやくすみといった原因になってしまうのですが、美白コスメを使った対処だけでなく、ぜひ予防もセットで考えてみてください。
重要視したいのは「紫外線対策」。仮に1日中家にいる日でも、日焼け止めは必ず塗りましょう。窓からでも紫外線は入ってきます。マスクをして外出するときも、日焼け止めは塗ることを推奨します。また、こまめな塗り直しも必須です。
美白成分&保湿成分配合の化粧水をたっぷりと
トータルビューティアドバイザー水井真理子さんによると
「化粧水はコットンよりも手でつけるのが肌に優しくおすすめですが、問題は量。少量をパパッと広げて終わり、ではなく、手のひらをくぼませてたっぷりの量をとり、それを2回重ねづけ。いつもの3倍量を目安につけてみてください。しぼんだキメがふっくら、それに見違えるような透明感も出て、くすみも小ジワも吹き飛びます」
保湿成分がきちんと入った良質な化粧水を、たっぷりと。さらに美容液を重ねれば、肌の水分量はさらにアップ。
40代が美白化粧水を選ぶときの重要ポイント
「ビタミンC」化粧水が万能
美白に有効な成分は多々ありますが、何を使ったらいいのかわからない! という方におすすめされているのが「ビタミンC」が配合された化粧水です。
ビタミンCには抗酸化効果があり、濃くなったメラニンの色を薄くする美白効果だけでなく、コラーゲンをつくるサポートをしてハリや弾力をアップさせ、たるみ毛穴を改善したり、肌の生まれ変わりをサポートしてキメの整った健やかな状態に整えたりする効果も期待できます。
他にも過剰な皮脂を抑制するため、毛穴詰まりやテカリ、黒ずみ毛穴の予防にも効果的なのです。
「ナイアシンアミド」にも注目
「ナイアシンアミド」にも美白効果があります。
メラニンの生成を抑えてシミやそばかす、くすみを防ぐだけでなく、コラーゲンをつくりシワ改善やハリ密度のアップといった、アンチエイジング効果も期待できます。肌のバリア機能を高める効果もあるので、乾燥や肌荒れの予防にも効果的。
美白効果やシワ改善といった効果があるナイアシンアミドには、[医薬部外品]と書かれているので、化粧水のみならずコスメを選ぶ際はしっかりチェックしてくださいね。
保湿力のチェックも忘れずに
美白成分でシミをこれ以上増やさない努力も必要ですが、実は「保湿」も重要です。化粧水を選ぶ際は、保湿成分が配合されているかどうかもチェックし、肌にうるおいをしっかり補いましょう。
保湿効果の高い成分はグリセリンやヒアルロン酸、バリア機能をサポートしてくれるアミノ酸やセラミド、スクワランなどがおすすめです。
40代におすすめのプチプラ&デパコス美白化粧水
CNP Laboratory CNP プロP V ミスト
▲100ml ¥1,650
ビタミンC成分* 配合の、集中ケア向け化粧水。霧のように細かなミストで、スキンケア時はもちろん、乾燥を感じたときにメイクの上からひと吹きするのも◎ 肌にうるおいを与えながらくすみを払拭してくれる。
* アスコルビルリン酸Na、アスコルビルグルコシド(いずれも整肌成分)
モイスチュアマイルド ホワイト リンクルケア パーフェクトエッセンス
▲医薬部外品 230ml ¥1,400(編集部調べ)
化粧水だけでなく、美容液や乳液の1品3役を果たすアイテム。洗顔後はこれひとつでスキンケアが完了! 有効成分ナイアシンアミドが、メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐ。気になる目元や口元のシワ改善にも◎ さらに、モイストリフトペプチド*² 、ヒアルロン酸・コラーゲンGL*³ を配合し、紫外線や乾燥により弾力を失ってしまった肌の角層深くまでうるおいを溜め込む。もっちりハリ感をキープ。
*¹ メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
*² コラーゲン・トリペプチドF(保湿)配合
*³ GLは濃グリセリン