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BEAUTY シミ

2023.09.15

シミ・そばかすを消す方法って?|おすすめの治療法やセルフケア・予防のポイントまで解説

 

厄介な「しみ」や「そばかす」に悩んでいる人も多いはず。そこで今回は、皮膚科医監修のしみができる理由などの基本知識をはじめ、しみやそばかすのケアに効果が期待できるシートマスクの選び方や市販で買えるケアアイテムをご紹介します。しみ・そばかすのケアをはじめてみよう! という方はぜひチェックしてみてくださいね。

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しみは主に4種類! そばかすもそのひとつ

側から見れば、すべて似たり寄ったりのシミ。でもその種類は大まかに分けて4タイプもあるんです。野本真由美クリニック銀座の院長・野本真由美先生にご解説いただきました。

あなたはどれ?4つのしみタイプ
  1. 老人性色素斑
  2. 炎症後色素沈着
  3. 肝斑
  4. 雀卵斑 (そばかす)

老人性色素斑


外まわり、レジャーや日焼け止めの塗り忘れなど、日々のダメージが積もり積もってシミとなるのがこのタイプ。シミの中でもいちばん多いのがこれ。頬、こめかみや手の甲など、太陽の光があたりやすいところにでき、年齢を重ねるごとにどんどん濃くなり形までくっきりしてくるクセモノ。予防はとにもかくにも、日焼け止めの徹底! セルフケアには「ビタミンAとビタミンCを。」(野本先生)。

炎症後色素沈着

ニキビ、虫刺されやかぶれが跡となり、炎症の度合いによっては後々シミと化すのがこのタイプ。美白ケアの効果を感じやすいものの、いちばんはとにかく触りすぎないこと。抗炎症作用があるトラネキサム酸配合のクリームや内服薬などを使い続けることで徐々に薄くなるケースが多いとのこと。妊娠後期、身体中が痒くなり耐えられず掻きむしってしまった私の太ももには、今でもまだらな跡が… 。クリームを塗りながら地道にケアし続けています (トホホ、涙)。

肝斑

女性ホルモンの乱れやストレスはじわじわと肌に現れ、肝斑に。そう、頬骨のあたりに左右対称にできる、淡い褐色のボヤッとしたアレです。30〜40代後半の女性に多く、血管の炎症が原因となっているともいわれているんですよね。トラネキサム酸配合のクリームや内服薬などでケアするのが◎。また、レーザーでの治療は悪化するリスクがあるので、美容皮膚科でしっかりと相談を!

雀卵斑 (そばかす)

鼻から頬にかけて散在する小さな斑点は、色白の人に多く、『赤毛のアン』を思い出しますよね。紫外線を浴びることで数が増えたり濃くなったりし、思春期以後は薄くなることが多いものの、子どもの頃からきちんとUVケアをするのが大切! 10代の頃は私もそばかすがありましたが、いつの間にか薄くなり、そのうち老人性色素斑と混ざり見分けがつかなくなりました (汗)。「セルフケアには、ビタミンCやビタミンEの摂取がよいですよ! 」(野本先生)。

しみやそばかすはセルフのスキンケアで消すことは可能?

完全に消すことはできない

完全に消すことはできない
できてしまったしみやそばかす。これってセルフのスキンケアで消すことはできるのでしょうか?

美容皮膚科医の山屋雅美先生によると、セルフケアでシミを完全に消すことはできないそうです。セルフケアでできるのは「しみを薄くすること」「これ以上濃くしないこと」。

そのためこれからできるしみに対して、予防をすることが非常に大切になってきます。

しみ・そばかすを消す美容皮膚科のおすすめ施術

ピコトーニング

ピコトーニング
ピコトーニングとは出力の弱いレーザーを肌に当て、くすみや肝斑を改善するもの。しみ、そばかすなど色味の改善に効果的です。

ピコスポットで1ヶ所のみシミの治療を行った症例。

ピコトーニング
ピコトーニングは顔全体のトーンアップに、ピコスポットはしみやそばかすにピンポイントでアプローチすると言われています。

フォトフェイシャル

フォトフェイシャルとは刺激が少ない光でしみにアプローチする施術。ダウンタイムがなく、その日のうちにメイクをして帰宅できることで人気です。

フォトフェイシャル
「お顔全体の美白を目的とした施術ですが、繰り返すとシミもだんだん薄くなっていきます。レーザー治療の場合は、取りたいシミにピンポイントでアプローチすることができますが、術後、テープを貼ったり、色素沈着でシミの色が濃くなってしまう期間があります。また、紫外線対策が必須のため、春から夏の間は施術できないというデメリットも。その点、フォトフェイシャルは刺激も少なく1年中できるので、比較的気軽に試せるようです。メンテナンス感覚で、月に1回程いらっしゃる方が多いですね」(まいこ ホリスティック スキン クリニック 院長 山崎まいこ先生)

マッサージピール

マッサージピールとは肌のターンオーバーを促し、くすみやしみ、ニキビの原因に働きかけます。ピーリングの中でも刺激が少ない施術です。

マッサージピール
「これまでのピーリング治療とは異なり、剥脱を引き起こさずにシミを薄くしたり、ニキビ改善の促進などが期待できるので、肌により優しい治療法と言えます。また、肌が明るくなる〝コウジ酸〟が配合されているため、続けることでお顔全体の美白にも繋がります」(山崎先生)

Qスイッチルビーレーザー

「Qスイッチルビーレーザー」という黒い色素に反応する波長のレーザー光を照射し、シミの原因であるメラニンを破壊!

Qスイッチルビーレーザー
バチンという刺激(ゴムで弾かれたような感覚)がありましたが、我慢できない痛みではありません。正直「これでシミがなくなるの?」と疑問に思うくらい。その後はテープを貼って保護し過ごします。私のシミの位置はマスクでも多少隠しにくい位置ではありますが、それでも下の写真のようにほぼ目立ちません。

Qスイッチルビーレーザー
施術後、自宅ではかさぶたが取れるまでは炎症止めの軟膏プラステープでケア。そうこうすること数日… かさぶたができてきました。

Qスイッチルビーレーザー
かさぶたが自然にはがれる(←ここ重要です! 擦ったりしないようにとのことでした)まで、日々せっせとケアをしていきます。ズボラ代表のような私ですが、このケアに関してはしっかりと続けました。

先生からうかがったスキンケア方法
・大前提として肌は絶対にこすらない! (摩擦によるシワ、シミ対策)
・クレンジングや洗顔は時間をかければいいわけでない。1分以内に留める(摩擦対策)
・洗顔料はしっかり泡だてて肌にのせてプッシュする感覚で
・化粧水や乳液も押し込む感覚で。コットンは使わず手でケア
・朝は日焼け止めまでをスキンケアの一連の流れとする

摩擦は肌の敵! つい汚れがよく落ちそうだからとゴシゴシしたり必要以上に時間をかけたりしていたことは逆効果… 。日焼け止めに関しては「家の中にいるだけだから」「洗濯物を干す一瞬だから」と日焼け止めを塗っていない状態になっていませんか? まさにそういうことが〝チリツモ〟となってシミなどに繋がってしまいます。

擦らないように過ごした結果

Qスイッチルビーレーザー
かさぶたがない! 剥がれ落ちたようです。とはいえ赤み(これは新しい肌の生成によるものだそうです)があるので、テープは貼らずとも、処方されたレチノイン酸ゲルとハイドロキノン配合のクリームを塗って引き続きケアを続けます。また、処方のゲルとクリームは治療部分に塗って様子を見ながら他のシミが気になる箇所にも塗っていいとのことだったので、鼻のソバカスにも塗りました。

レーザー治療から約1ヶ月後の肌

Qスイッチルビーレーザー

Qスイッチルビーレーザー
このシミ治療を行ってから、「こすらない」「保湿はしっかり」「とにかく日焼け止め」という原則を守って日々過ごしたところ、本当に少しずつではありますが、気になっていた毛穴も目立たなくなってきたような… 。まさにきちんとしたケアをすれば「肌はこたえてくれる」ということを実感したアラフォーの今、実感したのでした。

しみ・そばかすを作らないケアを日頃から徹底して

一番大切なのは「紫外線対策」

一番大切なのは「紫外線対策」
しみを作らないために一番大切なことは「紫外線対策」。

紫外線はしみだけでなく、シワやたるみなどの原因にもなります。夏や外出時だけでなく、毎日日焼け止めを塗りましょう。日焼け止めを塗ることは、みなさんが思っている以上に大切なこと。朝のスキンケアは日焼け止めまで、というのを徹底しましょう。

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