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2019.08.18

「この人の子どもを産みたい」と思った彼は〇〇依存症だった…!?【彼女たちの卒婚ストーリー 秋穂さんの場合vol.1】

結婚した夫婦の3組に1組は離婚するといわれている今、周囲にも離婚して子どもを育てているワーママはいるのでは? とはいえ、みんながどんな事情で離婚に至っているのか、細かい経緯を聞く機会はあまりありません。ふつうのワーママが結婚を卒業する=卒婚するまでには、どんな出来事があって、何を感じて決意したのか。シリーズ第2弾、秋穂さんのストーリーをお届けします。

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「東大卒の、頭がよくてかっこよくて気さくな彼」に、恋人が何年もいなかった理由

デザイン会社で働く秋穂さんは現在38歳。離婚して小学1年生になる娘とふたり暮らしを始めたのは3年前のこと。

「20代の終わりごろ、すごく年上で仕事はできるけど友達はいない、暗~い感じの人とつきあっていたんです(笑)。でもあまりに粘着質なのに懲りて別れ、『次につきあうなら思慮深くなくていいから、同年代で、とにかく明るい人!』と女友達に頼んで紹介してもらったのが、元夫でした。東大卒の経営者で、見た目もさわやか! なのに何年も彼女がいないと聞いて『なんで?』とは思ったんですが…。

私はどちらかというと社交的じゃなくて、仕事のパーティなんかも大嫌い。SNSなんて『だれに何を言ってるの!?』と思っちゃうタイプで、コミュニケーションが苦手なんです。一方彼は、社交的で友達も多く、いつもパワフルで前向き。私にはないものをいっぱいもっていました」

秋穂さんがそんな彼に惹かれてつきあい始めるのに時間はかからなかった。けれど、彼の難点に気づくのも早くて…。

ラスベガス旅行中に音信不通! でも災害時の支えになったのも彼だった 

「つきあって2~3か月たったころ、一緒にラスベガスに旅行に行ったんです。そうしたら丸2日間、連絡が全くとれなくなって…失踪したかと思いました。ようやく連絡がとれて状況を聞いたら、その間ずーっと、ごはんも食べずにテーブルにかじりついて、賭けてたんですよ。ギャンブルが好きなのは薄々気づいてはいたものの、ここまでとは…。『どうりで女性が寄り付かなかったわけだ』と私もサーッと冷めて、お別れしました。

でもそれからまた半年くらいたって東日本大震災が起きたとき、揺れてすぐに連絡をくれたのが彼だったんです。『家族よりもだれよりも、君を心配した』と言われて…グラっと来ちゃいました。つきあっている人もいなかったし心細かったし、それからまた連絡をとるようになったんです」

授かり婚を機に、もうギャンブルは一生しないと誓ったのに…

秋穂さんが「この人との子どもがほしい」と考え始めたのはそのころから。

「ギャンブルで培われた勘なのかもしれませんが、『こっちの道は危ないけど、こっちの道は大丈夫』みたいな鼻が利くというか、『この人と一緒にいたら生き延びられる』と思わせてくれるような不思議なパワーをもった人なんです。私は当時、『これからどんな時代になっても、彼となら子育てできる気がする』『彼と私の特性を合わせたらどんな子になるんだろう…? 私たちの子どもに会ってみたい』という、野生の勘みたいなものを強く感じました。

そう思っていたら数か月後には授かって(笑)。その勢いのまま『えいや!』で籍を入れました。

子どもが生まれたとき、彼は『幸せにする! もう一生、ギャンブルはやらない!』と誓ってくれました。ですが…」(次に続く)

取材・文/酒井亜希子(スタッフ・オン)

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