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LIFESTYLE暮らし

2019.12.06

初心者さんも安心!【多肉植物の育て方】コツを丁寧に解説します

ぽってりとした姿がかわいらしい多肉植物は、インテリアとしても人気があります。しかし初めて育てる人にとっては、上手に育てられるかなどの不安もあるのではないでしょうか。多肉植物を育てるための日々のお手入れ方法やコツを紹介します。

愛らしいフォルムが魅力の多肉植物

多肉植物とは、乾燥地域に育ち、葉や茎などに水をためられる植物のことを指します。ぷっくりとした葉が特徴的で、比較的育てやすい品種が多いです。さまざまな種類がある多肉植物について、人気のポイントを紹介します。

(C)Shutterstock.com

室内インテリアにぴったり

葉や茎に多くの水を含む多肉植物は、愛らしいフォルムで人気があります。小さめのサイズが多いため、室内インテリアにぴったりです。同じ室内インテリアとして人気のある観葉植物に比べると、水やりの回数も少なく、手間がかかりません。

多肉植物は、上に伸びるタイプ・横に広がるタイプ・その場で育つタイプ・垂れるタイプなど、それぞれ育ち方が違います。育ち方によって器との組み合わせを考えるのも、楽しめるポイントです。

(C)Shutterstock.com

寄せ植えのアレンジも人気

多肉植物は数多くの種類がありますが、それらを組み合わせて寄せ植えも可能です。寄せ植えで、さまざまな色や種類を組み合わせることで、単体で楽しむのとは違った魅力が出てきます。

同一色で統一感を持たせたアレンジや、グラデーションのアレンジなど、色の選び方一つで大きく印象が変わるでしょう。また、鉢やブリキ缶などを使ったアレンジだけでなく、透明なボウルを使用したテラリウムや、ミズゴケを使ったリースタイプのアレンジも可能です。

かわいいアレンジも大人っぽいアレンジも自在なため、部屋の雰囲気に合わせて楽しめます。成長するにしたがって、最初に寄せ植えをした時とは違った姿が見られるのも、多肉植物の寄せ植えの大きな魅力です。

(C)Shutterstock.com

初心者が育てやすい種類は?

多肉植物は手間がかからないことから、育てやすいものが多いとされていますが、多くの種類があり、その中でも違いがあります。特に初心者が育てやすいのは、どんな種類なのでしょうか。

ぷっくりとかわいいベンケイソウ科

ベンケイソウ科は、ぷっくりとして肉厚な葉や茎が特徴のかわいらしい多肉植物です。一般に多肉植物と聞いて思い浮かべる形のものが多いかもしれませんが、ベンケイソウ科の中にも多くの種類があります。

例えばクラッスラ属の「愛星(あいぼし)」は、三角の葉が特徴です。日の当たる場所で育てることで、春にはピンク色の花が、秋には葉の先が赤く紅葉するのが見られます。

セダム属の「薄化粧(うすげしょう)」は、暑さや寒さにも強く、初心者にも育てやすい品種です。そのほか、低木のようになる「カネノナルキ」もベンケイソウ科に属しています。

(C)Shutterstock.com

グリーンネックレスをはじめとするキク科

「グリーンネックレス」は、ころんとした球が数珠状につながっていて、まるでネックレスのように見える植物です。キク科セネキオ属に属しています。

キク科のセネキオ属やオトンナ属には多肉植物がたくさんあり、それらはキクのような花をつけるのが特徴です。

グリーンネックレスは、風通しがよく、日当たりのよい場所を好むため、室内だけでなく戸外でも育てやすいと言われています。ただし、夏の強い日差しや、冬の寒さには弱いため、必要に応じて木陰や屋内に移動して育てましょう。

(C)Shutterstock.com

エアプランツなどのパイナップル科

土がいらない植物としてよく知られているのが、パイナップル科の「エアプランツ」です。一般的な植物が根から水分を取り入れるのに対し、エアプランツは葉などから効率よく水分を吸収して成長します。土が不要なため、インテリアとして利用しやすいのが魅力の一つです。

なお、葉から水分を吸収するという性質から、水やりをしなくてよいと思われることも多いですが、そうではありません。状況を見ながら、霧吹きなどでしっかり濡らして水やりをしてあげることで、元気に育てられます。

(C)Shutterstock.com

多肉植物を育てるのに必要なもの

育てる際には比較的手間がかかりませんが、そろえておきたいものもあります。多肉植物の栽培に必要なグッズを紹介しましょう。

ミニガーデンツール

多肉植物はサイズが小さい品種も多いため、普通のガーデンツールでは大きすぎて、扱いづらい可能性があります。適切な大きさのツールを使えば、植物を傷つけることもないため、小さいガーデンツールを用意しておくと便利です。

ガーデンツールにもさまざまな種類がありますが、ミニスコップは最初に植える時や植え替えの際などにも使います。ミニサイズのハサミやピンセット、小さめのじょうろや土入れなども、必要に応じて用意しましょう。

(C)Shutterstock.com

多肉植物用の土と鉢底石

多肉植物を育てるには、それに合った土が必要です。多肉植物は主に乾燥した地域で生息しているため、観葉植物で用いられるような湿った土ではなく、水がたまりにくい土を利用しましょう。

排水性のよいサボテン用や多肉植物用の土が販売されているため、それを利用すればOKです。赤玉土や鹿沼土など排水性と保水性のバランスのよい土をブレンドして使うこともできますが、配合には注意しましょう。

栽培する器の底には軽石などを入れることで、排水性と通気性を高め、根腐れなどを防ぐ効果があります。これを鉢底石と呼びますが、下に石を入れておくことで、重心が低くなり、鉢が倒れづらくなるのもメリットの一つです。

(C)Shutterstock.com

こだわりの鉢や器

多肉植物を栽培する際には、使用する鉢や器にもこだわってみましょう。見た目も重要ですが、多肉植物を育てるためには必要な条件があります。

基本的には、底に穴が空いている器を選びましょう。根腐れしやすい多肉植物は、水はけがよいことがとても重要なため、穴が空いていると安心です。穴が空いていない器の場合、穴を自分で空けるか、水やりの量に注意しましょう。

また、通気性がよく、熱を通しにくい素材を選ぶのがおすすめです。プラスチックなど熱を通しやすく蒸れやすい素材は避け、素焼きなどの通気性のよい素材を選びましょう。

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日々のお手入れと育て方のコツ

多肉植物は乾燥した地域の植物のため、育て方にもポイントがあります。日々のお手入れ方法と、育て方のコツを紹介します。

夏場と冬場に適した水やりを

多肉植物の水やりは、土が乾いて、葉にハリがなくなってきた時がタイミングです。鉢底から流れ出るくらいまで、たっぷりと水やりをしましょう。

なお、夏など気温の高い時期は、夕方~夜の涼しくなってきた時間帯に水やりをします。これは、朝や昼などに水やりをして気温が上がり、高温になって株が蒸れてしまうことを防ぐためです。

逆に冬など寒い季節には、比較的暖かい日中に水やりをし、その後は風通しのよい場所で乾燥させましょう。気温が下がっている早朝や夜間に水やりをすると、水が乾かないままの状態が続き、根腐れを起こす可能性があるため、注意が必要です。

もちろん、種類によって必要なお世話の頻度は異なります。特に冬は休眠状態に入る多肉植物も多いため、様子を見て加減することが大切です。

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日当たりに注意する

置き場所の日当たりも、重要なポイントです。日の当たりやすい屋外やベランダの他、屋内であれば窓辺など日光がよく当たる場所を選びましょう。色が薄くなったり、元気がなくなったりしているなら、しっかり日光に当ててあげることで回復します。

ただし、夏の直射日光には要注意です。直射日光に長く当たっていると、「葉焼け」が起こる可能性があります。葉が日光で焼けてしまうと元に戻らなくなるため、日差しが強い時期は、明るい日陰に移動させましょう。

害虫から多肉植物を守るには

植物を育てる際には、害虫による被害も気になるところです。よくつく害虫としては、カイガラムシ・ハダニ・ナメクジ・ネジラミなどが挙げられます。

(C)Shutterstock.com

ナメクジは湿潤な環境を好みますが、カイガラムシやネジラミなどは乾燥を好む害虫です。害虫がつくのを予防するには、通気性のよい環境にした上で、乾燥しすぎないように注意しましょう。

また、もし害虫を見つけた時には、即退治することが大切です。害虫対策の専用スプレーを活用したり、ピンセットやブラシで取り除いたりして、繁殖しないように対策しましょう。

植え替えについて知っておこう

多肉植物を元気に、美しく育てるためには、タイミングを見て植え替えをする必要があります。では、植え替えが必要になるのはどんなタイミングなのでしょうか。植え替え時期の見極め方や、必要な道具などを見ていきましょう。

いつ植え替える?時期や目安

植え替え時期にはいくつかの目安がありますが、まず覚えておきたいのが、成長によるものです。成長すると、鉢底から根が出てきてしまったり、苗が鉢いっぱいになってしまうことがあります。このように鉢のサイズに比べて大きく成長してしまった時には、適切な大きさの鉢に植え替えましょう。

大きさには問題がなくても、1~2年に1回は植え替えをするのがおすすめです。ずっと同じ土を使用していると、土が次第に細かくなることで水はけが悪くなります。根腐れなどのトラブルを起こさないよう、環境をリフレッシュしてあげることが大切なのです。

植え替える時期は春や秋にし、真夏や真冬などは避けましょう。種類ごとに成長期がありますが、その前に植え替えると、植え替えによるダメージが回復しやすいため、おすすめです。なお、土が濡れていると根を傷めることもあるため、土が乾いているかチェックしてから植え替えましょう。

植え替えに必要なもの

多肉植物の植え替えをする際には、鉢・鉢底石・多肉植物用の土を用意しましょう。新しい鉢は現在の苗より一回り大きなサイズを目安に選べばOKです。

道具類は、ミニスコップ・ハサミなどの道具の他、割りばしやピンセットなどを用意しておくと、スムーズに植え替えできます。ハサミは根などを切るために使用しますが、切り口から雑菌が入ることを防ぐため、火や熱湯などを使って殺菌消毒しておきましょう。

(C)Shutterstock.com

また、あらかじめ新聞紙やビニールシートを広げ、その上で作業すると便利です。

準備ができたら植え替えに挑戦

植え替えをする際は、まず多肉植物を鉢から抜き、根に絡まった土をほぐして取り除いていきましょう。その後、長く伸びすぎた根や古くなった根をハサミで切って整えます。

根が乾いていなければ、風通しのよい日陰で半日~2日程度乾かしましょう。湿ったままの状態で植え替えをすると、根腐れの原因になるため、注意が必要です。

根が乾いた状態になったら、浅く土を入れた鉢に移し替え、苗を手で押さえながら、周囲に土を入れていきます。土を入れながら、時々割りばしを土に差し込んで上下に動かし、土の中の空洞をなくしておきましょう。

そして、植え替え後すぐは、水やりをしないのが重要なポイントです。多肉植物は切り口が濡れると傷むことが多いため、風通しのよい場所に置き、4日~1週間程度経ってから、たっぷり水をあげるようにしましょう。

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