【ショート】シンプルなスリークコンパクトヘア
強く辛口な印象に転びがちなストレートのセンターパートですが、毛先にパーマで丸みをプラスするだけでこんなにレディな印象に。フロントはリップライン、サイドは耳たぶがギリギリ隠れる長さの前下がりグラデーションに。面長さんは前髪を長め&ワイドめにしておくとGOOD。目のラインから耳にかけ表面と内側にもレイヤーを入れ、センター分けしたときに髪が溜まりがちな部分の毛量も調整します。
分け目がぱっくり割れないよう、スタイリングは根元をこすりながらドライするのがポイントです。オイル少量を薄く手のひらに伸ばし、オールバッグにしながら根元付近までなじませます。最後、手ぐしでざっくりとセンター分けにしたら完成です。
【ショート】メリハリシルエットの大人ヘア
顔周りの動きと襟足のコンパクトさでメリハリをつくった、大人っぽいショートヘア。ふんわり感は毛先パーマで表現。23mmのロッドで、耳上のセクションに毛先を1回転巻きゆるい動きをつけます。トップはプリカールで根元にボリュームをプラス。前髪は頬に沿わせるようにカットします。
スタイリングは髪を軽く濡らしブローした後、スタイリング剤を全体に揉み込みましょう。前髪をセンター分けにして指先でつまみ、束感を出したら完成です。
【ミディアム】かき上げアンニュイヘア
長めの前髪をセンター分けし、サイドバングにつなげたひし形シルエット。全体を鎖骨下でワンレングスに、前髪は鼻下〜リップラインに設定してサイドバングから顔周りに流れるようつなぎましょう。顔周りを中心にレイヤーを入れて。
セットはコテを使ってハチ下の毛先だけを外ハネに、ハチ上の表面は中間に動きがつくよう1回転のリバースにしましょう。濡れ感が出るスタイリング剤を手に広げ、髪の内側からなじませます。表面は手ぐしで塗布し、ひし形シルエットになるよう整えたら完成です。
【ボブ】色っぽこなれヘア
薄めの前髪でざっくりかき上げることで、軽やかな束っぽさができ大人っぽいおしゃれムードに。全体はあご下でパツッとカットし、前髪は鼻ラインで顔周りになじむようつなげ、ひし形シルエットをつくりやすくします。
セットはストレートアイロンで毛先を外ハネに、前髪は軽く内巻きのワンカールにしましょう。ざっくりほぐしたら、かき上げるようにオイルまたはバームを塗布して完成です。
【ロング】韓国風のナチュラルヘア
ナチュラルかつ韓国っぽさを感じられる、大人の人気スタイル。カットはバスト下でローレイヤーに、前髪は目の下あたりに設定し顔周りはレイヤーでつなげましょう。毛量調整で全体の重さを軽減します。
セットは巻きの取れにくいベース剤をつけたら、前髪を太めのマジックカーラーで内巻きにします。36mmの太めのコテで全体を波ウェーブにしたら、顔周りは縦にアイロンを入れ外側へすべらせてから毛先を内巻きに。前髪のカーラーを外してセンターで分け、再度顔周りを巻いたら完成です。
【Q&A】センター分けがうまくいかない! 悩み別対処法
お悩み1:トップがペタンとしてしまう
センター分けをするとトップがつぶれてなんだか貧相に見える… という方は、ボリュームが出るジグザグの分け目にしてみましょう。センター分けとは言っても、分け目をまっすぐにしなければいけないという決まりはありません。
前髪を真ん中あたりで分けたら、コームの柄の部分を使ってまっすぐではなく波打つように後ろまで分けていきます。
どうしてもうまくできないという方は、手でとかすように分け目をジグザグにつくれるコームを使ってみましょう。コームを差し込み、毛流れとは逆の方向に向かってとかすだけでふんわりとしたトップがつくれます。
▲ダイソー「ふんわり分け目コーム」
お悩み2:顔が大きくのっぺり見えてしまう
ただ分けただけでは立体感がなく、顔がのっぺり見えてしまう… そんな方は、髪の表面をふんわり巻いてみましょう。頬にはらりとかかる毛束が輪郭をぼかしてくれるので、センター分けでは顔が大きく見える… という方にも有効です。
32mmのコテを使って、毛先全体を外側にワンカールさせます。表面は毛先をゆるく内巻きにし、立体感を出して。このとき頭頂部の毛束を垂直に持ち上げて内巻きにすると、よりきれいなカールがつくれます。
顔周りは耳上あたりから外巻きにしましょう。最後は、クリームバターをパール1粒分手のひらに伸ばし、髪の内側からなじませツヤと束感を仕込んで完成です。
お悩み3:クセが出てうまく分けられない
前髪のクセが強く、思わぬ場所でパックリ割れてしまってセンター分けがうまくできない… という方は、まずしっかりクセをとるところからはじめましょう。
いきなり前髪を真ん中で分けるのではなく、一度水やスプレーを使って前髪を濡らします。表面だけではなく、地肌までしっかり濡らしてクセをとることがポイント。その後ブローで髪を乾かしますが、このときも髪の根元からドライヤーの風を当てましょう。
前から大胆に風を当てて真ん中で無理やり分け目をつけるのではなく、ここでは生え際を左右に手でかきながら乾かしていきます。右端は左側、左端は右側のように、髪を中心に集めるように乾かすと前髪割れを防げます。
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