捨てるときは使い切ってから
丁寧な暮らしに少しの贅沢は欠かせませんが、無駄遣いと贅沢は異なるものです。消耗品は使い切ってから捨てたり、いらなくなった物はフリマアプリで売ったりして、物の寿命を大切にする、もしくは役目を果たさせることを心がけましょう。
他にも服やタオルなどが古びたら雑巾にしたり、リサイクルできる古紙や空き瓶はしっかり分別したりします。エコを意識することでお金や物の無駄遣いが減り、本当に欲しいものや役立つものが判断できるようになるのです。
丁寧な生活をしようと一気に断捨離をしすぎると、後で損をしたような気持ちになりがちです。物を捨てる前にこれ以上の使い道はないのか、必要とする人はいないのか意識することで、今後の無駄な買い物を減らすことにつながります。
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日々の料理にひと工夫
「人を良くする事と書いて食事」と耳にしたことはありませんか?丁寧な暮らしを実践する人の多くが意識している言葉の一つです。自分や家族がより健康で気持ちの良い、丁寧な暮らしを送るためにできる日々の料理のひと工夫をご紹介します。
土鍋で炊きたてごはんを堪能
【土鍋】は万能調理器具! おすすめの土鍋や土鍋レシピ(まとめ)
最近は簡単においしいごはんが炊ける電気炊飯器が手に入る時代です。長時間保温してもおいしさが保たれる炊飯器が数多く開発・販売されています。しかし、ときには火加減を見ながら土鍋でごはんを炊いてみてはいかがでしょうか。
土鍋で上手にごはんを炊くコツは、といだお米を20分以上水に浸してから火にかけることと、炊きあがった後同じく20分以上かけて蒸らすことです。時間と手間・心配りが必要な土鍋での炊飯ですが、ふっくらつやつやの炊きたてごはんの甘みと香ばしさを味わえます。
休日は家族でおやつ作り
泥だんご作り感覚で、子どもと一緒に簡単に焼ける! スノーボールクッキー
普段は仕事や育児に追われ、おやつは市販品の家庭が大多数です。子どもがまだ小さい家庭では、そのことを気にする人もいます。家族の揃う休日には、家族みんなでおやつ作りに挑戦しましょう。
レシピサイトなどで検索すると、おやつ作りに不慣れな人や子どもでも簡単においしく作れるおやつのレシピをいくつも見かけます。ホットケーキミックスを使ったカップケーキやパウンドケーキ、寒天を使ったゼリーなどは失敗が少なくおすすめです。最近人気のフルーツサンドもレシピや材料はシンプルですが、華やかに仕上がります。SNSに投稿したりお友達におすそ分けしたりすれば素敵な思い出になりそうです。
空間づくりや少しの手間を楽しもう
〝出しっぱなし〟が素敵なヴィンテージな家【おしゃれな人の暮らす部屋 Vol.5】
丁寧な暮らしに多くの人が憧れるのは、スタイリッシュなインテリアに囲まれ、ゆとりある生活を楽しむ様子を思い描くからかもしれません。少しの工夫でこのような優雅な暮らしを味わうことができるとしたら、ぜひ実践したいですよね。
丁寧な暮らしに近づく空間づくりや時間の使い方を紹介します。
花やグリーンで彩りを添える
初心者さんも安心!【多肉植物の育て方】コツを丁寧に解説します
飲食店やおしゃれなショップなどに行くと必ずと言っていいほど花や観葉植物などのグリーンが飾られています。自宅でも花やグリーンがあることで、雰囲気が出て彩りが生まれるものです。忙しい生活の中でも、植物を目にすると癒されることがあります。心穏やかに丁寧な暮らしを実践するには花やグリーンが持つ爽やかさを生活に取り入れるのが早道です。
最近は生花店だけでなく、雑貨や洋服などのショップでも育てやすい観葉植物やハーブなどが販売されています。お気に入りのショップで丁寧な暮らしの相棒となりそうな植物を探してみましょう。
ゆったりとしたティータイムを
余裕のある1日を実現!朝活をまずは5日間試してみてわかったこと
ワーキングマザーの多くは、家にいる間中せわしなく家事や育児に追われています。しかし、あえてゆったりとした気持ちになれるよう、隙間時間にティータイムを楽しみましょう。
特別なお菓子と少し贅沢なお茶をゆっくり味わうのが理想的ですが、5分程度の短い時間、いつものコーヒーや紅茶を座って味わうだけでもよいのです。自分のためだけにゆっくりできる時間をつくることで、心にも体にもゆとりが生まれます。特に家族が起き出す前の早朝にこうした時間をつくると、1日を気持ちよくスタートできます。
たまには手書きで気持ちを伝えてみる
インターネットの普及に伴い、お礼や御祝いの言葉、季節の挨拶などもSNSやメールで済ませる人がほとんどです。こうしたツールは現代の生活には欠かせないものですが、ときには手紙やカードを使って直筆でメッセージを送ってはいかがでしょうか。心をこめて文字を綴ることは心の整理に効果がありますし、何よりもあなたの気持ちがすっと伝わります。
息苦しくなったら基本に立ち返る
丁寧な暮らしを心がける人の多くは、心や生活にゆとりを持つために便利さより日々の満足感を重視しているものです。しかし、丁寧な暮らしを意識しすぎるあまり、全ての家事に手間や時間をかけたり、全ての出来事に心を砕いたりしすぎて息苦しくなる人もいます。
息苦しさを感じながらでは丁寧な暮らしを続けるのは容易ではありません。少しでも「丁寧な暮らし」に縛られていると感じられたら、生活の中で向き合う部分は1番大切にしたい基本の部分だけに潔く絞りましょう。こうした自分の心の声に敏感でいることが「丁寧に生きる」ことにつながります。
無理せず等身大でいることが大事
丁寧な暮らしを実践して長く継続するためには、普段流れの中で何となくこなしている家事や育児、人づきあいなどにしっかり向き合いましょう。日々のこまごましたことにも手間や時間をかけることで、生活や気持ちに余裕が生まれます。
しかし、理想の暮らしのためにルールに縛られても、やがて無理が生じる可能性が高いです。生活のどの部分の優先順位を大切にしたいか、等身大の自分に問いかけながら丁寧な暮らしを実践しましょう。
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