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2023.08.16

「慈悲深い」人ってどんな人?慈悲深い人に見られる5つの特徴

 

慈悲深いという言葉からは、宗教的なイメージを抱く人もいるのでは。具体的にどのようなタイプの人を指すのか、慈悲深い人の特徴を紹介。慈悲という言葉の意味や、慈悲深いとされる国についても解説します。

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慈悲について知ろう

慈悲(じひ)」は、仏教用語を元に一般化した言葉です。意味の理解と併せて、似た言葉も覚えておきましょう。

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辞書的な意味と仏教用語としての慈悲

慈悲とは、相手をかわいがり、大切にし、かわいそうに思うことを意味する言葉です。自分よりも境遇が恵まれなかったり、立場が弱かったりするような相手に対し、何かをしてあげたくなる気持ちを含みます。例えば、親は自分の子どもが泣いていれば、悲しみを取り除いてあげたいという思いを抱くはずです。このような感情は、まさに慈悲と言えるでしょう。

慈悲という言葉は、仏教に由来しています。世の中における全ての人々に対し、苦しみから解放し楽を与えたいとする、仏や菩薩(ぼさつ)の心を表現した仏教用語です。特に、大乗仏教では、慈悲を持つことが覚り(さとり)を求める菩薩の大前提と言われており、智慧(ちえ)と並んで重視されています。

慈悲の類語

慈悲の類語としては、思いやりのある優しい心を意味する「温情」「厚意」や、相手の痛みを理解しようとする心を表す「情け」「同情」などが挙げられます。

仏教用語では、情けをかけることを指す「恵み」のほか、良い知らせを意味する「福音」や、宗教による究極的な救いを表す「救済」が、慈悲の類語です。

キリスト教の「アガペー(無償の愛)」も、慈悲と似た意味の言葉です。しかし、アガペーが全ての人に幸福を与えるのに対し、慈悲は苦しんでいる人に限定して救いを与えます

慈悲の対義語は「無慈悲」です。相手を思いやる心やあわれむ心がないことを意味し、「無慈悲な人」といわれる場合は、利己的・排他的な性格がイメージされます。「残忍」「冷酷」「邪険(じゃけん)」などが類語です。

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慈悲深いとは

では「慈悲深い」と言う場合、どのような意味になるのでしょうか。英語表現も併せて解説します。

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慈悲深いの意味

慈悲深いは、強い慈悲の心を持っている状態のことです。情け深く、他人をいつくしみあわれむ気持ちが深い状態を意味します。「慈悲深い僧侶」「慈悲深い性格」「慈悲深い振る舞い」のように、人・気持ち・行動などの前に付け、形容詞として使用される言葉です。

基本的に、慈悲深い人は、自分が苦労することをいとわず、他人のために尽くす行動をとります。損をしているように見えても、相手からの見返りは一切求めていません。他人の苦労を取り除くことに喜びを感じるため、常に自分のことを後回しにし、どんな苦労にも耐えうる強さを備えています。

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