女の子必携!生理や体の悩みにやさしく答える1冊
女の子なら、1度は経験するであろう生理や体の成長の悩み。そんなお悩みに、わかりやすい漫画で答える本が発売されました!その名も『産婦人科医宗美玄先生の 生理だいじょうぶブック』。テレビでもおなじみの宗美玄先生が、悩み1つ1つに丁寧に答えます。これから生理を迎える女の子や生理の悩みを持つ女の子、そして女の子を持つ親に読んでほしい1冊です。今回、この本から生理にまつわる「あるある」なお悩みを解説!
お悩み:生理のときの血のかたまり…あれって大丈夫?
宗美玄先生が解説!「血のかたまりはよくあることです」
生理の血は、基本的にはサラサラしているの。でも、血の量が多いときにはかたまりになって出てくることもあるのよ。あとは、膣の中に血がたまったまま長時間たってしまったときにも、かたまってしまうことがあるわね。
病気になったのかなぁと心配になっちゃう。
よくあることだから、そんなに気にしなくてもいいわよ。小さなかたまりがときどき血にまざっている程度なら、平気平気〜。
血の様子をチェックして、心配なときは病院へ
ただし、親指の先くらいの大きなかたまりが出るようなら気をつけて。過多月経という症状がうたがわれるから、婦人科で相談したほうがいいわ。
そういう場合には、体内の鉄分が不足して、貧血になっていることも多いの。すると、つかれやすくなったり、めまいや立ちくらみが起こりやすくなったりするよ。貧血の症状というのは、少しずつじわじわと進行するから気がつきにくいの。大きなかたまりが出るときには、いつも以上に体調の変化に気配りしてみてね。
りょうかい!大きなかたまりを見つけたら貧血をうたがってみるよ。
そうね。あとは、貧血のほかに子宮筋腫などの病気の可能性もあるの。大きなかたまりを見て心配になったときには、病院へ。
それから、かたまりが小さくても数がやたらと多いときは要注意。ナプキンが1時間もたないくらいに血とかたまりが多いときは、病気がひそんでいる可能性が高いわ。
そうなんだぁ。ナプキンを交換するときに、血とかたまりの様子をチェックすることが大切だね。
(『産婦人科医宗美玄先生の 生理だいじょうぶブック』より一部抜粋)
なかなか人に相談しづらく、悩んでしまうことも多い生理や体の悩み。『生理だいじょうぶブック』では、ほかにも生理の仕組みやナプキンの選び方といった基本的な情報から、生理の“新常識”まで幅広く解説されています。1人で抱え込んでしまう前に、女の子にぜひ渡したい1冊です。
日本でもっとも有名な産婦人科医・宗美玄先生による、世界一わかりやすい生理本。生理のしくみ、女性の体のメカニズム、ナプキンの選び方などの基本情報だけでなく、「生理痛はガマンしない」「モレ対策の最終兵器・おむつ型ナプキン」「ピルを有効活用しよう」など生理の新常識も収録。プライベートゾーンやLGBTなど一歩踏み込んだ性の話も網羅。購入はこちら
産婦人科女医
宗美玄
医学博士・性科学者。日本周産期・新生児学会会員。日本性科学会会員。『女医が教える本当に気持ちいいセックス』(ブックマン社) が50万部超の大ヒット。現在は、産婦人科医としての仕事を主軸に、メディアなどでも活躍。フジテレビ「とくダネ!」木曜日レギュラーコメンテーター。