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2023.02.25

独占欲が強い人の特徴や心理とは?原因や上手な付き合い方も紹介

 

独占欲が強い人とは、付き合っていくのが難しいと感じる人もいるでしょう。独占欲が強い人とどのように向かい合うべきか、またあらかじめ独占欲が強い人を見分ける方法などについて解説します。

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独占欲とは

独占欲が強いパートナーのために、仕事や私生活に支障をきたして困るという人もいるのではないでしょうか。また逆に、「自分が相手を束縛していないか」が心配になる人もいるでしょう。

独占欲

(C)Shutterstock.com

独占欲について深く見ていく前に、まずは言葉の意味について明確に把握しておきましょう。

独占欲の意味

独占欲とは、特定の相手や物を独り占めしたいという欲求のことです。これは老若男女関係なく誰でも持つ欲求です。

「兄弟や群れの中で餌をより多くもらいたい」「愛情をより注いでもらって安全性を確保したい」といったように、動物が親に対して独占欲を発揮するのはよくあることです。独占欲は生きるための原動力であるものの、人間社会において強すぎる独占欲はトラブルを起こすことがあります。

独占欲が生まれる原因とは?

そもそも「相手を独占したい」という気持ちはどこから生まれるものなのでしょうか。独占欲の強さは、環境や過去の体験にも起因するといわれています。どういうことなのか、具体的に解説します。

独占欲

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過去のトラウマ的体験

過去の苦い経験が、独占欲を強くしている場合があります。

例えば、恋人やパートナーに浮気され、捨てられた経験により、相手のことを信じられなくなっているというケースです。心に傷を負うほどの経験によって相手が信用できなくなり、束縛が強くなってしまうことがあります。相手の行動を逐一把握しておきたい、相手が異性と接するのを過度なレベルでやめさせたいといった態度につながることもあるでしょう。

愛情から

小さい頃のコミュニティ形成のプロセスが関係する場合もあるようです。両親が忙しく、あまり構ってもらえなかったという体験から愛情に飢えてしまい、独占欲が強くなってしまうこともありえます。

こうした幼少期を過ごすと、大人になっても「愛する人を独占したい」「自分だけを見てもらいたい」という気持ちが強くなってしまうのです。

相手には自分が必要という思い込み

「この人には自分が必要だ」という思い込みが、独占欲に転化してしまうこともあります。「相手は自分がいなければ何もできない人間だ」「自分がなんとかしてあげなければ」という気持ちが強く出てしまい、相手をコントロールしようと過干渉をしてしまうのです。

一見すると「相手から信頼を得ている」という自信の表れのように思えますが、実は真逆で「相手が自分を必要と思い込むことで、自分の存在価値を承認している」というパターンも存在します。

相手を独占したい、拘束したいという気持ちは、束縛していなければ相手がどこかに行ってしまうのではないかという不安の表れでもあるのです。

独占欲が強い人には、どんな特徴がみられるの?

独占欲が強い人は、次のような性格が見られる傾向にあります。

独占欲

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感情的になりやすい

相手に迷惑をかけてしまうほど独占欲が強いということは、「自身の感情や欲求がコントロールできていない」とも言えます。感情的になりやすい人ほど、独占欲が強くなる傾向も見られるようです。

例えば、ささいなことですぐ大声を出してしまったり、物に当たったりすることがあります。こうした行動によって相手を萎縮させ、自分のコントロール下に置こうという行動を無意識に選択しているケースもあります。

プライドが高い

プライドが高い人は承認欲求が強く、自己肯定感が高い人でもあります。それは「自分を否定されるのを嫌う」と言い換えることもできます。

パートナーが自分以外の異性と親しくしたり、自分のことをあまり見ないという行動は、プライドをとても傷つけられることなのです。そのため、自分に目を向けるべき、自分をもっと肯定すべきという思考が、独占欲につながります。

歪んだプライドを持つ人は、パートナーのことを所有物のように扱うこともあります。自分の手元に置いておきたい、そばにいて当然という思い込みが、束縛につながってしまうのです。

自分の好みを押し付ける

相手と自分の好きな物を共有したいというのは自然な感情です。自分と同じ趣味や考えを共有してもらうことは、相互理解を深めるとともに、相手と過ごす時間と密度が増すということでもあります。

一般的な感覚であれば、相手が嫌がっているものまで押しつけようとは思わないでしょう。しかし、独占欲が強くなりすぎてしまうと、相手の好みにかかわらず、自分の好き嫌いや趣味、価値観を押しつけてしまうことがあるのです。

こうした好みの押しつけは、パートナーとのトラブルに発展することも多くあります。

支配欲や嫉妬心が強い

独占欲が強い人ほど、支配欲や嫉妬心が強い傾向にあります。独占欲が強い人ほど自他の境界が曖昧になりがちで、相手も自分の一部のように扱ってしまうのです。相手を自分の完全な監視下においたり、把握していないと気が済まなくなってきます。

そのように「相手が自分の支配下にある」ということが、独占欲の強い人達にとっては一種の安心感につながります。そのため、想定外の行動を取られたり、自分の所有物であるパートナーが他の誰かと親しくしたりするのを嫌います。

そういった傾向から、独占欲が強い人は嫉妬心が強く、まったく問題にならない行動や何気ない仕事上の会話にすら、嫉妬することがあり得るのです。

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行動を把握したがる

相手の行動を何かと把握したがる特徴もあるでしょう。メールやLINEの履歴を見たり、SNSをチェックしたりといったことを頻繁に行うのです。

パートナーが外出するときも、外出先や時間をいちいち把握しなければ気が済まないようになります。独占欲が強い人にはしばしば、こうして相手の行動を全て把握しようとする傾向が見られるのです。

そして、自分が把握していない行動や気に入らない行動があると、不機嫌になったり声を荒らげたりすることもあります。

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独占欲が強い人の心理

独占欲が強すぎる場合、対人関係や生活においてトラブルをきたすことがあります。なぜ、それほどに強い独占欲を抱いてしまうのでしょうか。その心理に迫りましょう。

強い独占欲を抱いてしまう心理
  1. 相手を信じきれない
  2. 自分の所有物
  3. 愛情を確認したい
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