気になる耳鳴り…できることなら治したい…
多くの日本人を悩ませる耳鳴り。ふとした瞬間に訪れる「キーン」という不快な音に、ついイライラ…。とはいえ、「すぐおさまるだろう」とすっかり諦めてしまっている方も多いはず。でも、その耳鳴り、ほったらかしにすると危ないかも!?
専門医が解説!耳鳴りの原因とは?
▲関谷芳正先生(耳鼻咽喉科専門医 補聴器相談医)
「ほとんどの場合、耳鳴りの背景には難聴がある」と解説するのは、耳鼻科医の関谷芳正先生。
「そもそも耳鳴りの発生には、
1:脳がより音を聞くために感度を上げてたことで過剰反応してしまう説
2:構造的な変化が起きて脳自体が音を作り出してしまう説
の2つの説が有力視されています。改善が難しいとうつ病などの心の病につながることも。ストレスが悪化を招くこともあるので、耳鳴りは早期の対応が肝心です」と関谷先生。
音なので、てっきり耳の調子が悪いのかな?と思ってましたが、脳が原因の可能性があるんですね…!
耳鳴りの治療には、どんな種類が?
補聴器
「主な治療法は音響療法、心理療法、薬物療法の3つがあります。しかし、難聴かつ耳鳴りがひどい場合、補聴器を使用することが第一の選択です。なぜなら、耳鳴りの大半は難聴を伴っているからです。補聴器で音を大きくすることで、脳が音の感度を上げる必要がなくなり、耳鳴りの回路が抑制されるのです。」
なるほど…!先ほどの1の説に基づいた治療法ですね!関谷先生曰く、すぐに症状が改善されるわけではなく、長期的に症状が薄らいでいく、とのこと。最近は補聴器のデザインも増えてきているので、女性にとっては以前と比べるてハードルは低くなっているかも。
アプリ
補聴器メーカーの日本法人・GNヒアリングジャパン株式会社は耳鳴り緩和アプリ「リサウンド・リリーフ アプリ」(基本無料)を開発。
耳鳴りの治療法の一つ「音響療法」はかすかなノイズを聞くことにより、耳鳴り音を気にならなくし症状を改善する治療法。この際に耳鳴りに被せる音を利用する「サウンドセラピー」を手軽にできるのが「リサウンド・リリーフ・アプリ」・様々なセラピー音源を耳鳴りと一緒に聴くことで、耳鳴りを緩和させる効果があるとのこと♪
特筆すべきは、多様な音源ソース。小鳥のさえずりや波の音など、セラピー音源を数十種類採用。気に入った音で気持ちをリラックスさせることも可能です◎
また、耳鳴りに関する知識や瞑想や呼吸法のアドバイスも提供してくれるとのこと。しっかりと知識をつけることで、耳鳴りに対するストレスが緩和されるかも!
さらに有料プログラム「マイプラン」では、耳鳴りを克服するための綿密な個別プランが解放されます。1週間のフリートライアルがありますので、まずは試してみることができます(8日目からは課金となります)。
日常生活に突如訪れる耳鳴り。これを機会に、正しい知識と早急な治療でストレスから解放されてみてはいかがでしょうか?