【2色グラデーション】のメイク手順
2色のカラーでグラデーションを作るときも、3色グラデーションと同様、目のキワにいくにつれ濃いカラーをのせていきます。塗布する位置と順番は、薄めのカラーをアイホール全体に広げた後、アイホールにのせた色よりも濃いカラーを二重幅に入れます。
【1色グラデーション】のメイク術
実は1色でもグラデーションは作れます。まずはアイシャドウをアイホール全体に薄めに、広く伸ばします。その後、同じアイシャドウを二重幅に重ね、濃淡グラデーションを作ります。淡いカラーのアイシャドウも、二重幅の濃度を上げることで腫れぼったさを回避できるのです。
【軽やかツヤまぶた】のメイク術
沈んで見えがちなブラウンメイクは、ツヤを仕込んで軽やかに見せるのがおすすめです。まずはベージュカラーをアイホール全体に広げ、その後マットなブラウンカラーを同様にアイホール全体に重ねます。最後、パールカラーをまぶた中央部分の二重幅から上に向かってジグザグにオン。華やかさがありながらも軽やかな仕上がりが叶います。
【テクニック】仕上がりと持ちが変わるメイク術
【パンダ目防止】アイラインを目尻から先に延長させない
スキンケアやベースメイクの油分が残りやすく、取れがちなアイライナー。そもそも目元はまばたきで動かすことが多いパーツなので、取れにくいアイテムを使ってもラインが消えてしまうことが多いのです。
そこでラインが消えてしまう・パンダ目を避けるためのテクニックとして、アイラインは延長せず目尻までにすることをおすすめします。アイラインはまつ毛の間や目のキワのみにオン。粘膜部分にも入れないのがパンダ目防止のコツです。
【パンダ目防止】マスカラ塗布後はまつ毛を押さえて
ビューラーをしても、マスカラを塗った直後はまつ毛が下がりやすくなるもの。まつ毛が下がった状態でマスカラが乾くと、まばたきのたび下まぶたとこすれ、ポロポロとマスカラのかけらが落ちてしまう原因に。
そこで、マスカラを塗ったらそれで終了… ではなく、マスカラの柄の部分を使って乾くまでまつ毛を持ち上げ固定してみましょう。
マスカラの柄の部分をまつ毛の根元に当て、グッと上に持ち上げて10秒キープ。10秒で足りないようなら、もう少し時間を増やして持ち上げましょう。持ち上げる部分はまつ毛の中央と目尻のみでOK。目頭を持ち上げたい人は、コームを使いましょう。
【発色アップ・崩れ防止】アイシャドウベースで肌を整える
アイシャドウベースはアイシャドウをのせる土台を作ってくれるアイテム。まぶたのシワや表面の凸凹をなめらかに整え、発色を高めてくれる効果も期待できます。
アイシャドウを直接肌にのせる前に、指先に少量取り手元で一度ならしてまぶたにのせていきましょう。目頭から目尻に向かって指先でまぶたを少し引っ張るようにしてのばし、下まぶたのちりめんジワが気になる部分にも、外側から内側に向かってシワを埋めるような気持ちでなじませて。
【発色アップ】リキッドアイテムは指でのせる
リキッドやクリームなどテクスチャーが液体に近いアイシャドウは、指でトントンとなじませて。伸ばさずに、置くようつけるのが発色をよくするコツ。
下まぶたにはチップを使って目尻から2/3までの幅に細く入れて。下にも色をのせることで目の丸みが強調され、やわらかい印象になります。
【一重・奥二重向け】下まぶたもメイクする
腫れぼったくなりやすい一重や奥二重さんは、アイシャドウを幅広に入れること、下まぶたにもセットで色をのせることで、目を大きく見せることが可能。クリアな発色の赤みカラーなら、目力もしっかりアップします。ピンクを思い切ってアイホール全体に入れたら、スモーキーピンクを上の目のキワにチップでオン。最後は同じカラーを下まぶたに細く入れて際立たせて。
【デカ目】マスカラ後のまつ毛はコームでとかす
マスカラを塗ったら、最後はコームでとかして。こうしてダマをなくすことで、繊細な仕上がりが叶います。
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