体内時計に合わせれば代謝が上がる!短時間で行えるプチ運動
朝
●起床後に大きく肩を回す
起床してすぐの時間のプチ運動は、体に活動開始のスイッチを入れてくれます。窓の外の光りを目に飛び込ませたら、そのまま両肩を大きくぐるぐると前後に回してみましょう。心地よく行える回数でOKです。褐色細胞が刺激されて代謝があがり、脂肪が燃えやすい体に導きます。
●仕事前にスクワットやラジオ体操
出勤前や、在宅ワークの開始前にもプチ運動を取り入れて。スクワットの筋トレ効果で、じわじわと筋肉量が増えて代謝が高まります。時間にゆとりがあるときは、ラジオ体操も行って全身の筋肉をバランスよく刺激して。
昼
●階段を積極的に利用する
13時から14時の間は、プチ運動で全身に軽く喝を入れてパフォーマンスをあげてみましょう。外でも家でもエレベーターやエスカレーターの利用をやめて、階段を積極利用。昼食後のプチ運動は午後の時間にリズムがつきます。
夜
●ゆっくり湯船につかる
●就寝前のストレッチ
夜ゆっくり湯船につかったり、寝る前にストレッチで体のケアをすることは、疲れた心身をゆるめてくれます。1日の疲労がとれて寝付きが良くなり、翌朝すっきり目覚められるので、次の日もよい循環がめぐります。
教えてくれたのは…
管理栄養士・健康運動指導士
小島美和子さん
(有)クオリティライフサービス 代表取締役、食コンディショニングプロデューサー。女子栄養大学卒業後、食品会社、大学病院などでの勤務を経て、現職に。ビジネスパーソンの食生活改善プログラムなどの企画開発を行う。〝時間栄養学〟をもとに食生活をコントロールし、安定した体と心のコンディションを手に入れるメソッド「食コンディショニング®︎」を提唱。著書に『1週間でお腹からスッキリやせる食べ方』、『1週間で体調がグンとよくなる食べ方』(共に三笠書房)など。食コンディショニングのオンラインセミナーなども開催。http://www.qls.co.jp/
取材・文
谷畑まゆみ
フリーエディター・ライター。『Domani』連載「女の時間割。」、日本財団パラリンピックサポートセンターWEBマガジン連載「パラアスリートを支える女性たち」等、働く女性のライフストーリー・インタビュー企画を担当しています。
※食コンディショニングは有限会社クオリティライフサービスの登録商標です。
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