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思わぬ出合いに感謝するほどのお役立ちアイテム
ある日ふと、温度計を買い替えようと思い立ち(長年100均のものを使ってました)Amazonにていろいろ調べていたのですが…そこで目に留まったのが、お値段8,000円ほどと、温湿度計にしてはやたら高価格なのにベストセラーだったこちら。
SwitchBot CO2センサー(温湿度計)
なぜ値が張るのか? それはズバリ〝室内のCO2濃度が測れるから〟です。
CO2濃度とは、二酸化炭素が1立方メートルにどのくらい含まれているかを示した割合のこと(単位は「ppm」)。コロナ禍における感染対策などで、耳にした方も多いのではと思います。
この数値が高くなりすぎると、眠気や息苦しさをはじめ、吐き気・頭痛・めまいなど、健康に悪影響を及ぼす可能性があるのだとか。そういえば換気もあまりしないし、部屋にいると異様に眠かったり、寝ているときに頭が痛くて目が覚めるのって、これが関係しているのかも? と思い、さっそく購入してみることに。
届いたものを開封すると、簡単な説明書やUSBケーブルが同梱されていました。
USB接続または単3電池2本で動きますが、電池駆動だとCO2濃度の計測は30分に1回(ただ、本体上部のスイッチを押せばすぐ測定可能です)。USB接続ならば常時計測してくれます。どうやら音声や点滅による換気アラート機能もあるようですが、おそらくビックリするので音声は消しました。
取り出してみると、ボディが想像よりずっとかわいいことに驚き。
縦7.9cm×横9.2cmと小さめで、マットなホワイトに丸みを帯びたフォルム。インテリアを選ばず、どこでもなじみそう。これはうれしい誤算でした。
カバー部分がカパッと開き、こんな感じで立てることができますよ。
いざ測定! 我が家のCO2濃度はいかに
いよいよ、セットしてあった電池の絶縁体を引き抜いてCO2濃度を測定します。
少し待ったあと、数値が出ました。
なんと、1578ppm! バッチリ『要換気』を示す赤いバーの下に▲マークが現れています。
撮影場所は窓際なのですが…なんということでしょう。調べてみると、眠気が出るには十分な数値のようです。確かにこのとき、部屋は結構寒かったのに、モヤがかかったかのごとく頭がボーっとしていました…。
急いで窓を開け、ワクワクのせいか5分も待てず再測定してみると…
すごい、めちゃくちゃ下がっています。風が強めな日だったので春の香りが入り込み、心身も部屋の中も、まるっとリフレッシュ。スッキリ! というほかありません。
また、就寝時の頭痛についてですが、起きたときの数値が2000ppmを超えていたため、その影響がありそうな予感。ただ、防犯・防虫面などから窓を開けて寝るのは難しいので、なんとか策を考えている最中です。
換気効果に本気で驚いたのはこのあとだった
実はリモート作業中は割と気を張っていることもあって、換気後の感想は「頭がクリアになった」くらいでした。しかしこれ、休日にやってみると効果絶大。今まで、予定がない日はひたすら座ってまどろんでいたのに、換気をしてみたら一時的にシャキッと動けるようになったんです。
しばらくするとまた眠くなるものの、スッキリ動ける瞬間があるだけで本当にありがたい。その間に外に出て、買い物や散歩などを済ませられるようになりましたから。
以前は換気って「こもってるな」までいかないとやる気がしなかったのに、今や1000ppmを超えるとサッと窓を開けている自分がいます。タイミングが可視化されたことで、躊躇なく行えるのが大きいみたいです。
そんなこんなで、SwitchBotを使っていない私でも生活に欠かせないアイテムとなったCO2センサー。使っている方ならスマートスピーカーと連携するなどして、もっと活用できるのではないでしょうか?
ぜひ、みなさんも快適な換気ライフを体験してみてください!
※記事の内容は個人の感想です。

ファッションにおける大好物は、きれい色アイテムと柄物。ゲームとゲーム配信・野球(鷹)が寝食を忘れるほど好きで、家でそれらを楽しむ時間が活力の源。唯一のアクティブ(?)な趣味はひとりカラオケ。
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