素直だから
素直に他人の意見を聞けることも、自然体な人の魅力的なところです。良いと思ったことは褒める・感謝の気持ちをストレートに伝える・自分に非があることは認めるなど、自分にも他人にも素直に接することができます。
生きていると他人と合わせなければいけないシチュエーションは多いものです。とくに職場のような場所では、自分の意思を通しにくいことも少なくありません。しかし、自然体な人はどのような状況でも自分に素直でいることを止めない傾向に。やらなければいけないこと・合わせなければいけないことをわきまえたうえで、自分が本当にやりたいことを我慢しない姿勢が、周囲の目に魅力的に映るのではないでしょうか。
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自然体でいるメリットも
自然体でいることには、魅力だけでなくメリットもあります。一体どのようなメリットがあるのでしょうか。大きく二つのポイントを解説します。
ポジティブに過ごせる
自分に素直に過ごしていると、不満を感じる機会が減るため前向きでいられます。心に余裕が生まれ、活き活きと活動することができるのです。「次はあんなことをしてみたい」「こんな自分を目指したい」と夢や願望を抱きやすく、人生をポジティブに生きられることもメリットといえます。
一方、本来の自分を封じ込めるように過ごしていると、「本当はこうしたいのに」という不満や憤りを感じやすいものです。常に気持ちがスッキリせず、ネガティブな感情がたまり、思い悩むことも少なくありません。今の自分に息苦しさを感じているのであれば、自然体な人のように本来の自分を解放することが必要です。
ストレスがたまらない
自分に素直に生きていると、我慢することが減り、ストレスを感じることが減ります。言いたいことは言う・他人の意見に必要以上に合わせない・嫌なことは断るなど、自分の意志に素直になることで、人間関係においても不要なストレスを感じにくくなります。
ストレスがたまらなくなると、自由な気持ちで過ごせるものです。肩に余計な力が入ることがないため、「今度はあれをやってみよう」と好奇心旺盛になり、何事も楽しめるようになるかもしれません。「ありのままの自分」を認めることで、「こんな自分は嫌だ」と感じる機会が減り、今よりもずっと自分のことが好きになれるはずです。
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自然体でいられるようになる方法
自然体でいると自分が楽なだけでなく、周囲からの信頼も高まりがちです。人前で委縮や緊張をしてしまいがちな人は、自然体でいられる方法を身につけておくことが大切です。自然体でいられるようになる方法を三つ紹介します。
まずは自分を理解する
自然体でいるためには、自分がどのような人間かを理解する必要があります。自分が好きなもの・嫌いなもの・できること・できないことなど、今の自分を形作っているものを知ることが自然体でいるための第一歩です。流行っているから好き・みんなが否定するから嫌いになるなど、周囲の意見は関係ありません。大切なのは「自分はどうしたいのか」です。自分が何者か考えたことがなかった場合は、頭のなかだけで考えると混乱することがあります。紙に書き出す・家族や友人の意見を聞くなど客観的に自分をとらえていく作業もおすすめです。
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無理をしてまで頑張らない
自分の持っている力以上に頑張ろうとすると、良い結果を得られないだけでなく、大きなストレスがたまってしまいます。結果として「自分にはできなかった」と自信も失ってしまい、自分らしく振る舞うことを難しく感じてしまうのです。ときには無理だと感じたことは断ることが必要になります。スケジュール的に難しいこと・自分の今の実力ではできないと感じたことは、無理せず断る勇気を持ちましょうたとえ大きなチャンスが訪れたとしても、無理をしすぎて自分がつぶれてしまっては意味がありません。他人からの評価よりも自分自身を大切にすることが、自然体でいるための秘訣でもあります。
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周りに流されない
「周りと同じでないと不安」と感じることもあるのではないでしょうか。とくに女性はグループで行動する機会がいまだに多く、周囲と足並みをそろえないと悪目立ちしてしまうこともあります。しかし、周りに流されて決めると、自分自身を見失ってしまうものです。「本当はこうしたかった」と後悔を抱えることもあるかもしれません。自然体でいるためには、周りに流されない意思を持つことが大事です。周りが選んだものが正解ではなく、自分が選んだものが正解だと思えば、選択や決断に迷うこともありません。
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