【目次】
・ドライシャンプーの種類と選び方
・美髪のプロが実践するドライシャンプーを使ったヘアケア
・女性におすすめのドライシャンプー5選
ドライシャンプーの種類と選び方
そもそも、水のいらないドライシャンプーって?
ドライシャンプーの利用方法はとても簡単です。ドライシャンプーを手に取り、髪と頭皮にもみ込むようにつけていきます。頭皮をマッサージする感覚と言えば分かりやすいかも知れません。
髪に付いた汚れが浮き上がってきたら、乾いたタオルで頭部全体を拭き上げて洗髪の終了です。このように、湯や水を使わず髪や頭皮を清潔にし、すっきりとした気分を手にすることができます。
日本では、諸外国と比較して、ドライシャンプーの普及率がよいとは言えません。外国では、シャワーをしない日は、ドライシャンプーで済ます習慣の国もあるようです。
海外旅行や入院中、災害時にも便利
日本での日常生活では、湯や水が使えずにシャンプーできない状況は、思い浮かべにくいかもしれません。しかし、少し視野を広げると、ドライシャンプーの利点がよく理解できます。
ケガや病気で入院し、自由な歩行が難しい環境で、ドライシャンプーは大いに活躍してくれます。また、海外旅行に出かけた際に、バスルームが共用だったり水道が壊れていたりしたときにも便利です。
パーマやカラーリングをした直後に、ドライシャンプーを使う人もいます。施術後にすぐお湯で洗い流すと、効果を低減させてしまうようなケースで、ドライシャンプーを活用するのです。
さらに、日常生活の中でも活用できるシーンがあります。例えば、仕事後のデートなどで、頭部の匂いが気になることもあるでしょう。そのようなときは、レストルームでサッとドライシャンプーを使ってすっきりすることができます。
ドライシャンプーの選び方
災害時だけでなく、日常生活でもさまざまな利用ができるドライシャンプーには、いくつかのタイプがあります。それぞれの特徴や選択のポイントについて解説します。
スプレーや泡などのタイプを選ぶ
最も一般的なものが、ムースタイプとスプレータイプでしょう。ムースタイプは、容器から泡状となって出てきます。流れ落ちにくいので、手の平でのばしやすく、頭部全体に浸透させやすい面が利点です。
スプレータイプは、シュッと頭部に吹きかけて使います。所々に吹きかけた後、髪や頭皮に馴染ませましょう。時間がないときは、スプレーするだけでも効果を得られます。
その他に、パウダータイプもラインナップされています。ムースやスプレーなどに比べ、粉の力を用いるためドライ感が強いタイプです。しっかり汚れを取りたい人におすすめします。
急な場面なら、シートタイプも有効です。手の平や指にシートを広げ、頭皮や髪に当てて拭き取るように使います。大切なデートの前に短時間できれいにしたい時に役立ちます。
成分にこだわって選ぶ
ムースやスプレーなど質感の違い以外に、成分の違いにも目を向けてみましょう。シャンプー後の爽やかさを大切にする人も多いはず。爽快感を高めるためにメントールやエタノールなどが配合されたものも人気です。
頭皮への強い刺激は避けたい、という人もいるかも知れません。それならば、肌に優しく、保湿成分を配合したタイプを選ぶことをおすすめします。
近年は、オーガニック成分にこだわったドライシャンプーも店頭に並んでいます。頭皮や髪のコンディションが気になる人は、ぜひ試してみてください。
好きな匂いで選ぶ
匂いもとても大切なポイントです。少し個性も出したいという人には、フローラル系もおすすめです。華やかな香りは、異性へのアピールにも向いているのではないでしょうか。あくまでも清潔さを重視し、余分な香りを求めない人なら、無香料タイプもあります。好みに応じで、香りを選択しましょう。
頭臭ケアだけでなくリフレッシュにも♡【ドライシャンプー】おすすめ3選
美髪のプロが実践するドライシャンプーを使ったヘアケア
リフレッシュにもなる10秒美髪セルフケア
「私が日常的に行っている”ながら”ケアをご紹介します。仕事に、家事に、育児に、趣味に…常に時間が足りない私たちにとって、美容に向き合う時間は死守したいけれど短時間でおさめたいというのが正直なところ。でも安心して。短時間で美髪にアプローチできる方法はたくさんあるので、気負わず、手軽に取り入れてみましょう」(ヘアサロン 「AMATA」代表の美香さん)
仕事の合間にパウダーのドライシャンプーを地肌にオンしてリフレッシュ。毛髪にも栄養がいきます。
髪の曲がり角がやってきても、ケアでダメージを抑えることができます。そのケアは、簡単で手軽なんだけど、でも毎日続けてほしいこと。今からでも遅くない!ヘアロスを防いで、素敵に歳を重ねましょう。
何もしなくても美しい髪をキープできるのは10代まで。そしたら、アラフォーの髪はどうしたらいい?
女性におすすめのドライシャンプー5選
コーセー スティーブンノル ドライ シャンプー
スティーブンノルのブランド内でも隠れた名品が、こちらのドライシャンプー。秘密は、とうもろこしのデンプンからつくられた天然のパウダー。細かな穴がたくさん空いている構造で、この穴がしっかり皮脂を吸収。消臭や抗菌、保湿効果のあるこだわりの美容成分も配合されていて、地肌と髪のベタつきを瞬時にリセット。ヘアスタイルが崩れる原因となる余分な皮脂が取り除かれるので、地肌がすっきりして根元の立ち上がった抜け感スタイルに仕上がります。暑くて地肌が汗ばんでいるときに、ひんやりとした清涼感が抜群の心地よさ!
▲コーセー スティーブンノル ドライ シャンプー 80g ¥1,200(編集部調べ)
使い方
缶をよく振ってから使う。髪を小分けにしながら髪から15cmくらい離して根元に向かってシュッ。地肌全体にパウダーが行き渡るように指でなじませ、最後に手ぐしやブラシを根元から通して整えます。1か所に集中的にスプレーすると白くなることがあるので、缶を振りながら薄く均一にスプレーするのがコツ。
老け見えする根元のペタンコ感を解消して髪をツヤやかに! おまけに頭臭もなくなる神アイテム【ドライシャンプー スプレー編】
コーセーコスメポート フレッシュケア ドライシャンプーシート
コンパクトなシートタイプは、アウトドアやスポーツのあと、旅行中の機内など、水が使えない屋外のシーンで大活躍。消臭・殺菌効果の高い銀と緑茶エキスを配合し、髪と頭皮の汚れを落としながらニオイをケア。植物エキスにより潤いも保ちます。心癒されるほのかなラベンダーの香り。
▲コーセーコスメポート フレッシュケア ドライシャンプーシート 10枚入 ¥477(編集部調べ)
使い方
髪をかき分けて、頭皮を直接シートで拭きます。ゴシゴシと大きく動かしながら拭き取るのではなく、小刻みに動かした方がシートが傷みにくい!
目のあらいブラシにつけてとかすと、髪の汚れを拭き取ることもできます。
【美容ライターもどハマり中】サヨナラ頭皮の加齢臭! 水なしで使える「ドライシャンプー&シート」おすすめ3つ
ルネ フルトレール ナチュリア ドライシャンプー
フランスのヘアケアブランドからも、パウダーインのドライシャンプーがお目見え。乾燥した気候で毎日洗髪をしないという人が多いヨーロッパや北米では、ドライシャンプーが長年愛されているのだとか。こちらは、バジルやミントなどのエッセンシャルオイルが配合されており、フレッシュな香りがたまりません…! ライススターチ、コーンスターチ、クレイ成分などが皮脂をしっかり吸着し、根元を立ち上げてボリュームアップ。髪も適度にマットになるため、無造作な毛流れをつくりたいときにも使える一品。
▲ルネ フルトレール ナチュリア ドライシャンプー 92g ¥2,400(限定発売中)
使い方
缶をよく振ってから使用。髪を少しずつかき分けながら、地肌に向けてスプレーします。頭全体にスプレーしたら30秒放置。最後にブラシや手ぐしで毛流れを整えます。
老け見えする根元のペタンコ感を解消して髪をツヤやかに! おまけに頭臭もなくなる神アイテム【ドライシャンプー スプレー編】
資生堂 水のいらないシャンプー スプレータイプ
頭皮と髪全体にスプレーし、軽くマッサージした後、タオルなどでふきとります。 アウトドアや登山などの場面や断水時などの防災用品としても活躍するアイテムです。
KAMIKA カミカ クリアスカルプミスト
運動後やキャンプやフェスなどのレジャーで、すぐにシャワーを浴びることができないときにおすすめです。フレッシュなミントヴァーヴェナの香りです。