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2020.09.13

白湯ってそもそもどんなもの?体におすすめの飲み方とアレンジも

 

白湯はダイエットや美容に効果があるといわれています。赤ちゃんも飲めるので、家族で白湯を習慣づけたい人もいるのでは。しかし、そもそも白湯とは何でしょうか?白湯の定義や温度、作り方のほか、白湯をはちみつなどでアレンジする方法も紹介します。

【目次】
そもそも白湯って何?
白湯を飲むとどんな変化が得られる?
白湯を飲むタイミングや飲む量の目安
白湯の基本の作り方

そもそも白湯って何?

さまざまな美容・健康法があるなか「白湯」を飲む習慣がひそかなブームといわれています。白湯は、特別な道具や時間・お金が不要なので、始めやすく続けやすいのかもしれません。

白湯とは

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しかし、そもそも「白湯とは何か」を説明できる人は少ないのではないでしょうか。白湯の定義やよく聞かれる疑問点について解説します。

水を沸騰させたもの

白湯とは、「水を沸かしただけで何も混ぜていない湯」です。一般的に「10~15分以上、沸騰させ続けた湯」のことを指すようです。

白湯の元となる水は、水道水でもミネラルウォーターでも構いません。「沸騰によって不純物が限りなく消滅したもの」であればよいでしょう。特に水道水で白湯を作る場合は、15分以上沸騰させるとカルキ臭さなどが抜けて飲みやすくなります。

また、沸騰直後の白湯は熱過ぎるので、無理して飲んでも白湯のメリットを得られない可能性があります。50℃前後まで冷ましてから飲むのが一般的です。50℃前後の水分は、体内に吸収されやすく、最適な温度ともいわれています。

白湯とは

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お湯との違いって?

お湯は40℃以上の水のことです。白湯も一種のお湯ですが、一度沸騰させた水に限られています。「沸騰させたか」または「沸騰以外の方法でその温度まで熱したものなのか」によって白湯と呼べるものと、ただのお湯に分けるのがわかりやすいです。

最近は浄水器や電子レンジで温めたお湯を白湯として飲む場合もあります。

赤ちゃんにも白湯を飲ませるべき?

生後2カ月を過ぎたくらいの赤ちゃんには、白湯を与えてもいいといわれています。離乳食を始める前や夏の暑い時期には「積極的に白湯を飲ませるべき」という意見もあるようです。

白湯は、赤ちゃんの「慣れ親しんだミルクや母乳以外の飲食物を口にする練習台」として、もしくは「整腸」や「水分補給」に良いとされています。ただし、あくまで「飲ませてよい」という位置づけであり、必ずしも飲ませないといけないわけではありません。

また、赤ちゃんに白湯を与えるときには、温度は35~37℃程度、いわゆる人肌くらいまで冷ましましょう。赤ちゃんに与えられる温度の白湯は「湯ざまし」とも呼ばれます。

白湯を飲むとどんな変化が得られる?

白湯のメリットや効果について、テレビや雑誌などでたびたび取りあげられています。モデルや女優、医師などが白湯をおすすめするのを耳にしたことがあるかもしれません。

白湯とは

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しかし、実際白湯を飲む習慣がないと「白湯で体がどれほど変化するのか」つかめないものです。白湯を飲む習慣がある人の多くが語る変化について解説します。

美容や冷え性に

50℃前後の白湯を飲むことで、血管や血液が温められ、血のめぐりがよくなるのを感じたという体験談があります。汗腺が開いたり、体内温度が上がったりして「老廃物の排出」を促し、美肌に近づくことができるといわれています。

結果的に内臓も温められるため、胃腸が活発になり便秘が解消することもあるようです。胃腸からくる肌トラブルの減少も期待できるかもしれません。

また、血流や内臓の動きが改善されれば自律神経も整うことがあり、結果として肩こりや冷え症が快方に向かう可能性があります。

ダイエット効果も?

白湯が習慣になり、便秘で悩んでいた人の便通がよくなればダイエットにも役立つかもしれません。お腹に便がたまらなくなれば、その分体重は減るものです。

また、血流と胃腸の動きが活発化することで基礎代謝の改善にも役立つでしょう。白湯を飲み続けることでダイエットだけでなく、太りづらい体作りにもつなげることが期待できます。

白湯を飲むタイミングや飲む量の目安

白湯は飲み続けられれば、美容や健康に一定の効果がありそうです。習慣として取り入れるなら、効率的な飲み方をしたいですね。

白湯とは

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白湯を飲む際、コツはあるのでしょうか?白湯を飲むタイミングや量の目安を紹介します。

起きてすぐがおすすめ

白湯を飲むタイミングとして最適なのは、1日の始まりの起床直後です。しかも、朝食と一緒ではなく、白湯単独で時間をかけて少量ずつ飲むのが良いといわれています。

グイッと一気に飲むのは、寝起きの体を無理に起こしてしまうので禁物です。ゆっくり白湯を飲むことで、消化機能や血流が徐々に目覚め、正常に働くようになります。

その後も、のどが渇いたときに意識的に白湯を飲みましょう。ただし、食後30分以内に白湯を飲むと水分の過剰摂取になりかねません。消化機能が低下する恐れもあり、避けるのが無難です。

飲みすぎには注意

白湯は飲むタイミングだけでなく、1日の摂取量にも注意が必要です。「1日、700~800ml」を限度にしましょう。

白湯は体内に吸収されやすいため、飲み過ぎると「むくみ」につながる可能性があります。就寝前に飲むのも、夜中にトイレに目覚めることになるかもしれないので避けた方がよいようです。

白湯の基本の作り方

最近は、電子レンジで水を沸騰させたり浄水器の熱湯を利用したりして白湯を作る人も増えています。しかし、一般的な白湯の作り方も覚えておくとよいでしょう。改めて白湯の基本の作り方を説明します。

白湯とは

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お湯を沸かして適正温度まで冷ます

白湯の作り方は、シンプルです。まず、蓋付きのやかんや鍋などに水を張り、火にかけます沸騰しはじめたら、蓋を取り、そのまま10~15分程度沸騰させ続けます十分沸騰させたら火を止めて、白湯の適正温度といわれる50℃くらいまで冷ますだけです。

料理用の温度計を持ってない家庭もあります。50℃程度とはどのくらいの熱さなのか、目安が知りたいですよね。

自動販売機のあたたかい飲み物は、だいたい50℃くらいに設定されています。カップなど、白湯を注いだ容器の表面を触っても火傷をしないくらいの温度になったら、適温まで冷めたサインとされています。

気を付けたいのは、沸騰して不純物が抜けた湯は、その分日持ちしなくなる点。早めに飲みきるようにしましょう。

はちみつやレモンを入れたアレンジ方法

白湯をそのまま飲むのもよいですが、習慣にしたいなら「飽きがこないようアレンジ」するのもおすすめです。白湯に茶葉などを加えてしまうともはや白湯ではなくなるため、風味や味が楽しめる程度のアレンジにとどめましょう。

白湯のアレンジとしては、はちみつやレモンをプラスするのがおすすめです。はちみつは100~150mlほどの白湯に対して、ティースプーン一杯分を加えるとちょうどよい甘みになります。はちみつには、美容や健康に良いとされる作用が多くあるので、白湯に加えることで相乗効果が期待できるようです。特に、むくみが気になる人は試してみてはいかがでしょうか。

レモンを白湯に加える時は、同じく100~150mlほどの白湯にレモン汁を2、3滴プラスします。もちろん、好みによってレモンスライスを入れたり、レモン汁をもっと多く入れてもOKです。ほんの少し塩を加えるとコクが出て飲みやすくなります。クエン酸に塩分が加わり、さっぱりとした飲みごごちは夏の塩分補給にも役立つでしょう。

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上手に作るポイントはある?

簡単に作れる白湯ですが、上手に作るポイントはあるのでしょうか?白湯作りの工程は、沸騰させ続ける時間が長いため、かなりの水量が蒸発します。火にかける前の水は、実際に作りたい量より多めにすることが大切です。

また、一度作った白湯を何度も沸かし直すと、本来の白湯の機能が落ちるといわれています。白湯を飲みたいときに毎回10~15分程度火の番ができる人以外は、一度に多めの白湯を作り、保温機能付きのボトルなどで保管するようにしましょう。

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