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LIFESTYLE 職場の悩み

2023.10.20

臨床心理士が紐解く〝生き急ぐ人〟の心理

せっかち

・性格がせっかち。待たされるのも、待たせるのも嫌い。とにかくポンポンポンと物事が運んでいかないと気が済まない (30代・東京都)

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生き急ぐ人に見られる特徴とは?

特徴としては「せっかち」「真面目」「向上心」など性格的なものが挙げられました。

せっかち

・いつもせっかち。「早く行こう」、「早くやらなきゃ」、なんでも「早く」がつくぐらい。 (30代・東京都)
・いつも何かにつイライラしている感じがあって、見ているこちらもイライラが伝染してきそうなくらいせっかち。(30代・福岡県)
・せっかち、早口、早食いが基本。(30代・埼玉県)
・せっかちで、早歩き。いつもズンズン大股で歩いていて、肩で風を切っている感じ。(40代・栃木県)

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真面目

・真面目なんだと思う。だから色々気にして、やることが増えちゃって、結果生き急ぐ感じかな。(40代・広島県)
・いつも万が一のことを考えて行動している。多分、真面目で失敗のないようにした結果が生き急いでいる風に見えるのかも。(40代・大阪府)
・真面目、心配性、ネガティブ思考。余計なことまで考えるから、ああでもない、こうでもないと余裕がなくなるんだと思う。(40代・神奈川県)

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忙しい

・いつも忙しくせかせかしている感じ。日々焦っていて、多分キャパオーバーなんじゃないかと思う (40代・北海道)
・休みなく働いていて、忙しすぎていつか心身ともに潰れてしまいそう (30代・香川県)

向上心

・現状に満足してないため、もっともっとという気持ちが強すぎて生き急いでいるのかも。 (30代・兵庫県)

将来への不安

・話を聞くと、将来の不安が大きいので、あれもこれもと手を出して切羽詰まった感じになっているよう。 (40代・兵庫県)

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仕事復帰が早い

・第一子の育休中に第二子を妊娠したのに、育休明けで仕事復帰していた。 (30代・東京都)

生き急いでしまう人はどうしたらいいのか、臨床心理士が解決

「もし、日々の忙しさに追われ、将来の不安から逃げるように走り続けているのなら、一度立ち止まって考えてみましょう。毎日の忙しさに追われても、将来の不安は実際に軽減されていますか?不安を感じながらも動き続けるだけで、本当にその不安は解消されるでしょうか?このような自問自答を通して、自分の生き方を再評価し、必要であれば調整することをおすすめします」(吉田さん)。

取材・文/福島孝代  写真/(C)Shutterstock.com

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臨床心理士

吉田美智子

東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らく生きる、働く、子育てするを応援中。

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