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【質問】あなたは「逃げ癖がある」と自分で思いますか?
まずはワーママ100人に、自身に逃げ癖があると思うかをアンケート。「よく当てはまる」と回答した人は10.8%、「当てはまる」35.8%、「ほとんど当てはまらない」35%、「当てはまらない」18.4%となりました。多かれ少なかれ「逃げ癖」があると認識している人は約半数という結果に。
「よく当てはまる」…10.8%
「当てはまる」…35.8%
「ほとんど当てはまらない」…35%
「当てはまらない」…18.4%
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
心理カウンセラーが解説「逃げ癖はあって当然!?」その真相とは
「心理学的な角度から言うと、『逃げ癖はあって当然』のものです。人は自分にとってマイナスと感じるものに対し、防衛反応が働き、回避行動を起こします。この回避行動が、危険予知に繋がり、今の人類が生き残っている要素のひとつでもあります。そのため『自分の心身、生命を脅かすものである』と無意識でも認識すると逃げるのは当然のことなのです」と話すのは、心理カウンセラー・吉野麻衣子さん。
となると、「逃げ癖」はそのままにしてもよいもの?
「しかし、その中でも逃げて得になるものと、逆に良くないものとあります。しっかり自分の中で『脅かすものではなく、それをする事で自分にとってプラスとなる』と認識をさせる作業をしましょう」(吉野さん)。
では、どう認識していけばよいのでしょうか。
「1. それをしなかった場合、短期的or長期的に不幸が待ち受けているか 2. それをしなかった場合、短期的or長期的に幸せが待ち受けているか 3. それをした場合、短期的or長期的に不幸が待ち受けているか 4. それをした場合、短期的or長期的に幸せが待ち受けているか そして最後に、1〜4を見返して『では、今何をするべきか』を冷静に考える。これをする事により、自分の中でそれは『危険回避ではない』と認識し、脳内で無意識に発している危険アラートが消える様になるため、逃げ癖が少しずつなくなってきます」(吉野さん)。
【体験談】逃げ癖のある人に見られる特徴とは?
続いては「逃げ癖がある」と自覚している人たちに、自身のどんなところに「逃げ癖」を感じるのか聞いてみました。