【目次】
・そもそも「恋愛感情」の意味って?
・恋愛感情かどうかわからないときの判断方法
・男女とも恋愛感情は3年でなくなる?
そもそも「恋愛感情」の意味って?
恋をしたときに発生する感情
恋愛感情とは一般的に「恋をしたときに発生する感情」のことを言われます。
・異性として素敵だと感じる
・肉体的、精神的な接触を持ちたいと思う
・気持ちの高揚感
などの感情を表すことが多いようです。
恋愛感情かどうかわからないときの判断方法
相手にドキドキするかどうか
これは恋愛感情なのか?と迷ったら、相手に対して「ドキドキするかどうか」を考えてみましょう。
その人を見たり、その人に触れたりするとドキドキしてしまう、考えただけでドキドキする、嬉しくなる、という瞬間的に湧き上がる気持ちになるなら、それは恋愛感情かもしれません。
相手に好かれたいという気持ちが強いか
基本的に恋愛感情は「自分本位」。「相手の特別な存在になりたい」「この人に好かれたい」という気持ちが優先されるものです。
一方、好きという気持ちがあっても、激しい感情の高ぶりや、相手から見た自分を気にする気持ちがないようなら、それは恋愛感情ではなく、「友人として好意がある」のかもしれません。
相手にやきもちを焼くかどうか
(C)Shutterstock.com
相手が知らない女性と楽しく笑い合っている場面を見て、やきもちを焼くようなら、それは恋愛感情かもしれません。
やきもちを焼くということは、「相手を独占したい」「自分だけを見てほしい」「注意が自分からそれるのが我慢できない」というような気持ちがあるから。
別の女性に特別な気持ちを抱いているのかもしれない、という不安は、恋愛感情があるからこそ、湧き上がるのではないでしょうか。
「この人」でなければダメかどうか
優しい言葉をかけてくれたり、自分の話をたくさん聞いてくれたり。
「この人のこと好きかも」と思っても、その相手が彼じゃなくてもよかったのだとしたら、それは恋愛感情ではないかもしれません。
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相手に触れたいと思うかどうか
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本来なら愛情を感じない相手に「触れたい」とはあまり思わないものです。
愛情や大切に思う気持ちがあるからこそ触れたくなるもので、恋愛感情なく心を許していないような相手には「触れたい」「スキンシップをとりたい」とはなかなか思えません。
「スキンシップ」には、パートナーや家族との絆を深めるこんな効果があるなんて!
男女とも恋愛感情は3年でなくなる?
恋愛感情には「ドーパミン」が関係している?
心理カウンセラーの吉野麻衣子さんによると、「好き」や「愛している」などという感情には「ドーパミン」という物質が関係していて、通常そのドーパミンは3年しか分泌が続かないのだそう。
「『好き』『愛してる』という感情は3年で消え、4年目から離婚が多くなるという話を聞いた方も多いと思います。『好き』という感情をコントロールするのは『ドーパミン』という物質ですが、3年しか分泌が続かないからなのです。
オスは自分の遺伝子を多く残そうとすることから、多くのメスと性交をし、子孫を残そうとするのは本能。それに対してメスは、自分が産み落とした生き物を死に守ろうとするし、自分の許容範囲外の数を生み育てようとしない。そこに、ドーパミン分泌が減ることが重なり、夫への恋愛感情や体の接触から遠ざかるのは、普通のことなのです。」(吉野さん)
現在のパートナーに恋愛感情を感じなくなってしまった人もいるかもしれませんが、それは決しておかしいことではないのだそう。
恋愛感情のある恋人から家族というシステムに変化していく私たち生命体は、感情の変化を克服しながらも家族を維持していくために、「旅行に出かける」「お互いに新しい友人関係を作る」「同じ映画を見る」などの共通の新鮮な体験をし、パートナーの新しい一面を見つけながら新鮮さを保つ努力が必要なのかもしれません。
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