「好き」と「愛してる」の違いは!?
「好き」と「愛してる」は違った意味が込められた言葉です。それぞれの違いのポイントは以下のとおりです。
「好き」は対象を気に入ること
「好き」は対象に心が惹かれ、気に入ることを指す言葉です。「好」の漢字は女と子で構成され、母が子をお世話している様子を表す漢字だといわれています。その由来からもとは「良好であること」という意味でしたが、後に「良いと思うこと」という意味に変化したと言われています。
また、「自分の思うままに振る舞うこと」という意味も含まれています。
「愛してる」は対象を慈しむこと
それに対して「愛してる」は、対象をかわいがり、慈しむという意味です。強く惹かれる気持ちや性愛の対象として相手を慕うこと、精神的に打ち込むこと、愛情を注ぐことなども含まれています。
キリスト教における神への愛も「愛している」の意味であり、母性愛などの言葉もあるように、「愛」とは深い気持ちが込められた言葉です。
女性に対して「愛してる」と言わない4つの心理
長年付き合っているのに、なぜか「愛してる」という言葉を避けて「好き」としか伝えない男性もいますよね。
実は、欧米の男性に比べると日本の男性は女性に「愛してる」と伝えない傾向にあると言われています。女性に対して「愛してる」と言わない4つの心理は以下のとおりです。
1.言えるほど責任が持てないと感じている
2.言うのが恥ずかしい
3.重すぎると思われたくない
4.もう伝わっていると思っている
それぞれチェックしていきましょう。
1.言えるほど責任が持てないと感じている
「愛してる」と言わない1つ目の心理は、まだそう言えるほど責任が持てないと感じているからです。男性は「愛してる」という言葉の持つ責任や重みを感じています。
そのため責任感が強い男性ほど、その言葉をなかなか言えないようになるのです。結婚やそれに近い覚悟・準備が整わないうちには「愛してる」と軽々しく言いません。
2.言うのが恥ずかしい
「愛してる」と言わない2つ目の心理は、相手にそう伝えることが恥ずかしいと感じているからです。欧米人と比較して日本人が「愛してる」と言わない大きな理由の1つと考えられます。
欧米では身近に感じられる表現ですが、日本ではなかなか伝えることがない言葉です。気持ちの大きさによる違いではなく、文化的な差だといえるでしょう。
たとえ責任を取るつもりがあっても、シャイな男性は言いづらいようです。
3.重すぎると思われたくない
「愛してる」と言わない3つ目の心理は、重すぎると思われたくないからです。この場合は、「愛してる」という言葉を大げさ過ぎるかもしれないと感じています。恋人への気持ちは大きくても、その言葉を恋人に伝えて重すぎる人だと思われるのは嫌だと感じている、ナイーブな男性に見られる心理です。
また、「愛してる」という言葉自体にピンときていない場合もあります。