相手にやきもちを焼くかどうか
相手が知らない女性と楽しく笑い合っている場面を見て、やきもちを焼くようなら、それは恋愛感情かもしれません。
やきもちを焼くということは、「相手を独占したい」「自分だけを見てほしい」「注意が自分からそれるのが我慢できない」というような気持ちがあるから。
別の女性に特別な気持ちを抱いているのかもしれない、という不安は、恋愛感情があるからこそ、湧き上がるのではないでしょうか。
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「この人」でなければダメかどうか
優しい言葉をかけてくれたり、自分の話をたくさん聞いてくれたり。
「この人のこと好きかも」と思っても、その相手が彼じゃなくてもよかったのだとしたら、それは恋愛感情ではないかもしれません。
相手に触れたいと思うかどうか
本来なら愛情を感じない相手に「触れたい」とはあまり思わないものです。
愛情や大切に思う気持ちがあるからこそ触れたくなるもので、恋愛感情なく心を許していないような相手には「触れたい」「スキンシップをとりたい」とはなかなか思えません。
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男女とも恋愛感情は3年でなくなる?
恋愛感情には「ドーパミン」が関係している?
心理カウンセラーの吉野麻衣子さんによると、「好き」や「愛している」などという感情には「ドーパミン」という物質が関係していて、通常そのドーパミンは3年しか分泌が続かないのだそう。
「『好き』『愛してる』という感情は3年で消え、4年目から離婚が多くなるという話を聞いた方も多いと思います。『好き』という感情をコントロールするのは『ドーパミン』という物質ですが、3年しか分泌が続かないからなのです。
オスは自分の遺伝子を多く残そうとすることから、多くのメスと性交をし、子孫を残そうとするのは本能。それに対してメスは、自分が産み落とした生き物を死に守ろうとするし、自分の許容範囲外の数を生み育てようとしない。そこに、ドーパミン分泌が減ることが重なり、夫への恋愛感情や体の接触から遠ざかるのは、普通のことなのです。」(吉野さん)
現在のパートナーに恋愛感情を感じなくなってしまった人もいるかもしれませんが、それは決しておかしいことではないのだそう。
恋愛感情のある恋人から家族というシステムに変化していく私たち生命体は、感情の変化を克服しながらも家族を維持していくために、「旅行に出かける」「お互いに新しい友人関係を作る」「同じ映画を見る」などの共通の新鮮な体験をし、パートナーの新しい一面を見つけながら新鮮さを保つ努力が必要なのかもしれません。
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