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2024.04.24

「人生の転機」とは?何度か訪れる?前兆や対処法を解説

 

転職・別れ・引っ越しなど、人生ではさまざまな変化が起こります。人生の転機に関する特徴や前兆を事前に知っておくと、判断をするときのヒントにできるかもしれません。決断時に役立てられる、考え方や対処法を紹介します。

人生の転機って?

多くの人は、人生において新たな環境に変わるきっかけを何度か迎えます。人生の転機となるきっかけや、訪れやすい年齢について紹介します。

森の中で岐路に立つ女性

(C)Shutterstock.com

環境が変わる主なきっかけ

人生の転機とは、「これまで生活してきた環境から、新しい環境に一変するようなきっかけ」のことです。生きていく中で誰にでも一度は訪れるものであり、多くの人が通る道。人生の転機は、きっかけが訪れそうなタイミングを自分で意識できる場合と、「あれが人生の転機だった」と後から気づく場合の2パターンに大きく分けられます。

また、自分の意志に関係なく、自分の身や周囲に起こった出来事が発端になるケースと、「人生を変えたい」という自分の意志によりきっかけを作るケースがある場合も。周囲の影響によるものか、または自らつくり出したものか、どちらがきっかけであったとしても、そのきっかけによって今後の生活に何かしらの変化が起こります。そういった転機が訪れたときに、知っておきたい考え方や取るべき行動を理解しておくと、生活に変化があったときでも臨機応変に対応しやすくなるはずです。

人生の転機が訪れやすい年齢

人生の転機は、人生の節目となる年齢に訪れやすい傾向があります。主な年齢は、18歳・22歳・23歳・30歳・60歳。例えば、一般的には18歳で高校を卒業、その後大学へ進学した場合は22歳で卒業した後、社会人1年めで23歳を迎えます。これらの年齢は、自立して今後の人生の方針を決めるタイミングです。30歳頃になると、転職や結婚を考える人も多いでしょう。60歳は一般的に定年退職を迎える年齢です。

男女ともに、前厄・本厄・後厄と3年続く厄年でも、人生の転機が訪れやすいそう。男性の本厄は25歳・42歳・61歳女性の本厄は19歳・33歳・37歳といわれていますが、地域や宗派によって違いはあるそう。中でも男性の42歳と女性の33歳は「大厄」で、注意する年齢とされています。

【質問】人生の転機だったと思う出来事はがありますか?

これまでに、人生の転機だと思う出来事があったかどうか、女性100人にリサーチしてみました。

【質問】人生の転機だったと思う出来事はがありますか? 調査結果

・1度はあった…18.5%
・何度かあった…44.5%
・人生の転機はない…37%

※アンケートは30~45歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数119名。

人生の転機が「1度はあった」「何度かあった」をあわせると63%の人が人生の転機を経験したと回答しました。みなさんの人生の転機はどんなことがきっかけだったのでしょうか。体験談で教えていただきました。

人生の転機【体験談】

・結婚と転職を同時にした時。名前も職場も住所も変わるので、生まれ変わった気分になった(30代・神奈川県)

・25歳の時に転職して一人暮らしを始めたこと。それまでは一生地元に住むつもりだったのが、東京に来て今の職場についたおかげで夫と出会えて出産もできた(40代・東京都)

・転職活動の時。 結婚前は保育の仕事をしていたが、結婚を機に転職。 2人の子どもを出産後、紆余曲折あり、転職活動をして、事務の仕事から保育の仕事に戻る事になった。今まで事務で培ってきたものが、現在も活かされている(40代・大阪府)

・出産と離婚。子供を産んだらこれまでの価値観がひっくり返った。離婚して1人で子供を育てながら働きながら生きていくなんて無理だと思っていたけれど、思い切って飛び込んでみたらなんとかなったし新しい世界が広がった(30代・千葉県)

・大学の推薦入試の日にちを間違えていて試験を受けられなかったこと。そのおかげなのか、一般入試まで必死に勉強したかいあってランクが上の大学に合格できたこと(40代・埼玉県)

・突然父が亡くなったこと。持病もなく、会社で倒れそのまま亡くなってしまった。母を1人にしておけず、その時付き合っていた人と急遽結婚し母と同居することになった(40代・愛知県)

人生の転機はいつ?前兆を紹介

人生の転機を迎える前に、前兆があるケースも。どのような出来事が関係するのでしょうか。

アンニュイな表情の女性

(C)Shutterstock.com

自分の成長を実感する

周囲の人や仕事内容に対して満足度の変化を感じ始めたり、いつも会話している人と話が合わなくなってきたら、自分が成長している証拠です。さまざまなことへの意識が一段階上がり、違和感を覚えるようになったときは、転機が訪れる可能性があります。周囲の人や仕事に物足りなさを感じ、自分の成長に合う次のステージへ進みたいと思うのは、成長過程において自然なこと。今までと違うタイプの人たちと新たな人間関係を構築したり、思い切って職場を変えてみると、人生を好転できるかもしれません。

好きなものへの関心が薄れる

昔から熱中していたことだったのにいつのまにか興味がなくなっていた、という出来事があったときも人生の転機となる可能性が。自分の内面に変化があると、それまで好きだったものへの興味や関心にも変化が訪れる場合があります。しかし、それは決して悪いことではなく、人生において誰にでも起こり得る自然な心境の変化です。

ただし、心境の変化によって熱中できるものがなくなると人生に退屈を感じ始めたり、ストレス発散の方法を失ってしまうと心身に支障をきたす恐れもあります。好きなものなどに時間を費やすことができる趣味は、精神的なバランスの調整のためにも一つはもっておきたいもの。これまで熱中していたものに関心がなくなったときは、気になるものやこれまでやってみたかったことなどを思い返して、試してみると今の自分に合う趣味に出会えるでしょう。

どん底と感じるような出来事が起こる

人生では、「大切な人との別れ」「ケガや病気」「事業の失敗やリストラ」など、どん底に感じるような出来事が起こることがあります。例えば、大きなケガをして生活に支障をきたすようになってしまうと、これまでと全く同じ生活を送るのは難しくなります。仕事や生活環境を大きく変えなければなりません。しかし、その出来事を経験したことによって自分の考え方が変わり、これからの人生に改めて向き合うきっかけに繋がることもあるのです。

長い間、その出来事を考え続けるのは自分自身が一番つらいはず。これらのつらい出来事を糧に、「今の状況をプラスに好転することはできないか」という方向に変換できるよう意識してみると、これまで気づけなかったことや知らなかった情報が入ってきたり新たな自分の居場所を見つけられたりなど、人生の転機となるチャンスに変えられるきっかけともなるのではないでしょうか。

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