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仕事や家事など、「今、集中したい！」と思ってるのに、物事に集中できないときってありませんか？ 今回、ワーママの皆さんは「集中できない」と悩むことはあるのかを調査してみました。
【質問】物事に「集中できない」と悩むことはありますか？
「よく当てはまる」…10.9％
「当てはまる」…26.1％
「ほとんど当てはまらない」…41.2％
「当てはまらない」…21.8％
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名（未回答含む）。
「集中できない」と悩んだことがある人は全体の約4割りとなりました。では、どうして集中できなくなるのか？を心理カウンセラー・吉野麻衣子さんにお聞きしました。
心理カウンセラーが解説！「集中できない」その原因とは？
「脳に雑音が入ってしまうと、思考が阻害されてしまいます。これは聴覚はもちろんのこと、視覚からの情報も影響しています。特に視覚が与える影響は大きく、その9割以上も占めていると言われています。
それ以外にも【サーカディアンリズム】と呼ばれる生まれながらに持つ体内時計の影響だったり、【セルフハンディキャッピング】という、出来ない要因を外的条件に求めて現実から背を向けるといった心理的影響もあったりします」（吉野さん）。
では、実際にワーママの皆さんが「集中できない」原因と感じている要因についてみていきましょう。
【体験談】物事に集中できないその原因とは？
子ども
・ふたりの子どもの育児をしていると、自分のことはほとんど集中できない （30代・香川県・子ども2人）
・集中したくても子どもに邪魔されてできないことが多い （30代・大阪府・子ども2人）
子どもは親の都合なんて関係ありません。特に年齢が小さければ小さいほど、こちらの状況を把握してもらうのは難しく、やりたいことが一向に進まないことも。またコロナ禍でリモートワークを余儀なくされている家庭では、子どもの存在が集中の妨げになっている場合も考えられます。
睡眠不足
・睡眠が足りない、疲れが溜まっている （30代・千葉県・子ども1人）
・眠くてぼーっとしてしまう （30代・神奈川県・子ども2人）
睡眠が足りてないと、パフォーマンス力が低下します。集中したいと思っても、ぼーっとしてしまったり、気が散ってしまったりするのではないでしょうか。
生理前
・生理前で体調が悪いとき、集中力が切れてミスをしたりする（40代・宮崎県・子ども2人）
・生理前は眠気とダルさがMAXで、全ての行動がダル重になる （40代・東京都・子ども1人）
生理前は水分を体に溜めようとする作用で体がダルくなったり、眠気が増したり、気分が落ち込んだりと、体調に変化が出がちです。踏ん張りたくても踏ん張れない状態になるのかもしれませんね。
他のことを考えている
・やらなきゃいけないことがあるのに、他のことを考えたりする （40代・北海道・子ども1人）
・他に考え事があるときや寒いとき （30代・岡山県・子ども1人）
目の前のやるべきことから逃げてしまっている状態。気になることをいくつも抱えていると、頭の中でひとつにフォーカスできず、あっちこっち手をつけて、結局何も終わらなかったなんてことにもなりかねません。
疲れ
・疲れが溜まっていると、動きがスローになる （30代・大阪府・子ども2人）
・疲れが溜まっていたり、やること（仕事も家事も）が多いと集中力がかける傾向があります （40代・北海道・子ども1人）
疲れが蓄積されてしまうと、どうしても身体が重くなってしまいます。特にワーママはTo doリストも多く、慢性的な疲れを抱えているかもしれません。
音
・子どもたちがうるさくしているとき （40代・長野県・子ども3人）
・周りの雑音がひどいとき （30代・千葉県・子ども1人）
グッと集中するためには、ある程度静かな環境も必要なのではないでしょうか。特に子どもの声は感高く、ボリュームも大きめですよね。
スマホ
・スマホを触りすぎている。スマホでYouTubeを見漁っている（30代・京都府・子ども1人）
・集中しなきゃと思えば思うほど、携帯に手が伸びている （40代・東京都・子ども1人）
スマホにはSNSや動画、ゲームなど楽しいアプリがたくさん入っています。ついつい誘惑に負けてしまい、やるべきことが疎かになってしまうのではないでしょうか。
気が散る
・部屋の掃除をしなきゃと思いつつ、ついついテレビや携帯に気を取られてしまい、なかなか進まない事が多々ある （40代・神奈川県・子ども2人）
・やらなきゃと思うことは楽しいことではなく、別のことに気を取られてしまう （40代・岐阜県・子ども2人）
目の前にあることが「やらなきゃいけない」と強制的に思えば思うほど、嫌気がさしてしまい、結果気が散ってしまうのかもしれません。
