【燃え尽き症候群】になりやすい人の特徴とは? | Domani

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2021.02.04

【燃え尽き症候群】になりやすい人の特徴とは?

燃え尽き症候群は、情緒的エネルギーを使いすぎることで起こります。1人で頑張りすぎる性格や、本人のキャパシティを超えた仕事を強要される環境にある人は要注意です。燃え尽き症候群の主な症状と陥りやすい性格・環境、具体的な回復方法を解説します。

【目次】
燃え尽き症候群とは?
主な症状は3点
どのような人がなりやすい?
燃え尽き症候群に陥りやすい環境
燃え尽きてしまった状態からの回復方法

燃え尽き症候群とは?

今まで物事に対して全力で取り組めていたにもかかわらず、突如ぷっつりと糸が切れたように、気力が湧かなくなった経験はありませんか?もしかしたら、気が付かないうちに「燃え尽き症候群」に陥ってしまったのかもしれません。燃え尽き症候群とはどんなものなのか、確認してみましょう。

燃え尽き症候群とは症状性格特徴なりやすい環境回復方法治す方法付き合い方

(C)Shutterstock.com

ある日突然、意欲を失ってしまうこと

燃え尽き症候群は別名「バーンアウト」とも呼ばれています。その名の通り、「燃え尽きてしまったように意欲を失ってしまう」という症状です。普段から意欲が不足していたわけではなく、むしろ人一倍努力をしていた人に、ある日突然起こります。心身共に周りが見て分かるほどに疲れ切ってしまい、その無気力さから仕事やプライベートに影響が出てしまい、重症化すれば退職や長期の休職を余儀なくされることもあります。

(出典:バーンアウトシンドローム | e-ヘルスネット(厚生労働省))

主な症状は3点

燃え尽き症候群になると、心身にさまざまな異常があらわれます。あらわれる症状には個人差がありますが、中でも代表的な症状を三つのステップに分けて解説します。今まさに、自分自身や周囲の人に燃え尽き症候群の疑いがある人は、当てはまるものがないか確認してみましょう。

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情緒的消耗感

他人に対して誠実かつ丁寧に接し、信頼関係を構築する必要のある仕事は、情緒的エネルギーを消耗します。人に対して思いやりを持った行動をするために、いわば自分の心を削っている場合があるのです。特に、医療従事者や介護職、サービス業など人と接する仕事を行う人に見られる症状です。人に気を配ることに疲れ切り、ストレスを抱えた状態が続きます。

脱人格化

情緒的消耗感があると、人間はそれ以上に消耗しないよう言動を変え、心を守ろうとする働きがあらわれます。具体的には、これまでのような人に配慮した丁寧な言動をセーブするようになる、「脱人格化」という行動を取るようになるのです。この状況になると、相手の気持ちを無視したり、威圧的な態度を取ったりするようになり、人としての温かみを感じられないふるまいが目立つようになります。

個人的達成感の低下

脱人格化があらわれるようになると、周囲からの評価は著しく低下します。特に、情緒的エネルギーを使った行動が本人の評価に直結する、営業やサービス業に従事している場合は大きな打撃です。サービスの質の低下によって、思うように成績を出せなくなると個人的達成感が低下します。今まで高評価を得ていた人ほど、その差に大きなダメージを受け、仕事のやりがいを失ったり、自己肯定感を低下させたりするのです。個人的達成感が低下した状態が長く続くと、同じ環境に居続けることに苦痛を感じるようになり、休職や離職を余儀なくされます。

(出典:バーンアウトシンドローム | e-ヘルスネット(厚生労働省))

どのような人がなりやすい?

燃え尽き症候群は誰にでも起こりうる症状です。特に、意欲的・真面目など、社会的には評価の高い人がなりやすいといえます。では具体的にいうとどのような性格の人が燃え尽き症候群になりやすいのか、代表的な性格を三つ挙げました。

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完璧を求める人

何事においても常に100%を求めてしまうような完璧主義者は、燃え尽き症候群に陥ってしまう可能性が高めです。「完璧に仕上げなければならない」と自分を追い込みすぎて、自分自身の心に重圧をかけてしまいます。完璧な結果を出すことができれば達成感は得られますが、同時に次の目標がより高くなります。そして、その目標を完璧に達成できなかったときに自分を責めてしまい、ある日突然、限界を迎えてしまうのです。

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頑張りすぎる人

「頑張り屋さん」だと周囲からよく言われる人も要注意です。あらゆることに全力投球してしまうがゆえに、自分のキャパシティを超えてもなお、頑張り続けてしまいます。うまくいかないことがあっても、「自分の頑張りが足りないせいだ」と責任を感じ、さらに頑張り続けてしまうのです。そうやって自分を追い込み続け、燃え尽き症候群を発症してしまいます。

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周囲に助けを求められない人

自分が困っているとき周囲に助けを求められない人は、すべてを自分で抱え込んでしまうため、燃え尽き症候群に陥りやすいです。辛いときに助けて欲しいと言えない性格の場合、何か困ったことがあっても「自分が何とかすればいい」「1人で何とかしなければ」と思い込んでしまいます。また、自分と同等の立場や能力のある人が周囲におらず、自分のみに周囲の期待が集中している状態の人も注意が必要です。「自分の代わりは誰もいない」という責任感がプレッシャーに変わっていき、燃え尽き症候群になりやすい状況をつくりだしてしまいます。

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燃え尽き症候群に陥りやすい環境

燃え尽き症候群になりやすい状況を生みだす原因は、本人の性格ばかりではありません。身の回りの環境や職場の環境なども燃え尽き症候群を引き起こす原因となるのです。では具体的に人は、どのような環境にいると燃え尽き症候群に陥りやすくなるのでしょうか。

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(C)Shutterstock.com

人と直接かかわるシーン

燃え尽き症候群に陥りやすいのは、他人と対面して直接関わることが多い環境です。

職業としては以下の職種が挙げられます。

・医療や福祉、介護など人の命に関わる対応を求められる仕事
・デリケートな年代の子ども達と向き合う仕事
・営業や接客業のように、相手の要望に対応することが求められる仕事

 

直接人と関わる仕事は、成果や評価を数字で表すことが難しいため、どこまで対応をすればいいのかという判断がなかなかできません。際限なくレベルの高いサービスを求められ続けると、いずれ限界を超えてしまいます。対人関係の仕事に自ら進んで就く人は、責任感の強く心優しい人が多いため、よけいに燃え尽き症候群になりやすいのです。

過重労働を強いられる

過重労働を求められる職場でも燃え尽き症候群になってしまう可能性があります。本来の業務範囲を超えた雑用を押し付けられたり、一つの仕事をしている途中で並行的に他の仕事を任せられたりと、過重労働の種類はさまざまです。いずれにせよ、自身のキャパシティを超えた仕事環境は心身に良いわけがありません。

さらに、仕事量が増えすぎると残業や休日出勤が増えたり、仕事を家に持ち帰ったりするようになり、十分な休みを確保することができなくなります。体力が回復しないまま過重労働を続けることで精神的にも疲弊し、限界を超えたときに燃え尽き症候群が起こるのです。

報酬が労働に見合わない

精神的・肉体的に厳しい仕事をしているにもかかわらず、得られる報酬が割りに合わないとそれも燃え尽き症候群に陥るきっかけの一つになり得ます。十分な給料とやりがいは、本人の勤労意欲を支えるために必要不可欠です。どちらにも不満が出る状態では、何のために頑張っているのか分からなくなり、気力を見失ってしまいます。努力の見返りに対する不満は疲労となり、最終的に燃え尽き症候群につながってしまうのです。

燃え尽きてしまった状態からの回復方法

燃え尽き症候群に陥ることを未然に防ぐことが第一ですが、それでも症状が出てしまった場合はどうすればよいのでしょうか。燃え尽き症候群は、適切な対応を取れば回復が見込めます。具体的には、以下の四つの行動を試してみましょう。

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自分の努力を認める

燃え尽き症候群になってしまったことは自身にとって辛いことですが、考え方を変えてみると「自分の限界まで努力してやり切った」ということでもあります。素直に「自分の努力を認めて褒めてあげる」ことが大切です。これまでは何でも完璧にやろうとし、「まだ努力が足りない」と自分を必要以上に追い込んでいたのですから、疲れて傷ついた自分を労ってあげましょう。特に、周囲の人からの称賛や報酬といった分かりやすい評価を得られない環境にいる場合、自分を評価してあげられるのは自分自身だけなのです。

周囲に相談する

1人で苦しみを抱えていると、燃え尽き症候群を悪化させてしまうかもしれません。そんなときは「信頼できる周囲の人に相談」しましょう。職場の上司・同僚・家族・友人などに、自分が置かれている状況を打ち明けるのです。周囲からの意見やアドバイスを受けることで、「自分を追い詰めすぎていた」「あそこまで完璧にやる必要はなかったかも」と、我に返ることもあります。自分の苦しさを誰かに話すだけでもストレスは緩和されますが、上司に相談することで何らかの対策を取ってもらえる可能性もあります。ただし、信頼関係のない上司では相談をしても状況を悪化させてしまう恐れがあるため、相談相手は慎重に選びましょう。

十分な休養をとる

燃え尽き症候群から回復するには、原因となった環境から一度離れ「十分な休養をとる」ことが大切です。生活スタイルによって難しいケースもありますが、「期限を設けず、気力が回復するまで休養する」と割り切れる状態をつくれるのが理想です。長期休暇を取れる環境だと好ましいですが、難しい場合は数日だけでも心身を休ませる時間を確保できるよう相談・調整してみましょう。パソコンやスマホは手に取らないようにし、さまざまな情報をシャットアウトします。自身がきちんとリラックスできる環境で、ストレスの原因から心身を解放するのです。

何か新しいことをしてみる

今までチャレンジしたことのない新しい何かを始めて「気分をリフレッシュさせる」ことも、燃え尽き症候群からの回復に効果的です。無理のない範囲で、自分が楽しく取り組めるものを探します。新しい趣味を始めてみたり、散歩やジョギングなど体を動かす習慣を持つのもおすすめです。新しいことといっても難しく考える必要はなく、通勤経路や通勤手段を変えるといった些細なことで構いません。大切なのは、同じことの繰り返しだった日常に変化をつけることです。新しいことをすれば視野が広がり、燃え尽き症候群から抜け出すきっかけになります。

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