キャパオーバー
・キャパシティーを超えたとき (30代・静岡県・子ども1人)
1日は24時間と決まっています。その中でこなせる量は決まっています、それ以上のことをしようとすると、すべてが中途半端になってしまうのではないでしょうか。
さまざまな要因が挙がりましたが、それでも集中しなくてはならないときはあります! そんなときはどうしたらいいのか?を吉野さんにお聞きしました。
集中するためにやるべきこと3つ
1:整理整頓をする
脳に与える情報は視覚からが9割であるという事は、それだけ余計な視覚情報が入ることにより、集中力が阻害されます。そのため、机の上を綺麗にしておくなどして、余計なものが目に入らないようにしておきましょう
2:適度な休憩を取る
効果的な休憩法をふたつご紹介します。ひとつ目は【ポモドーロテクニック】といわれる25分集中したら、5分休憩。これを4回ほど繰り返したら、次は15分ほどの長めの休憩をすることです。
2つ目は【ウルトラディアンリズム】と呼ばれる、90分単位に訪れる人間のリズムを利用して、人が集中できる90分に1度、20分の休憩を取るというものです。このような人体のサイクルに合わせた休憩方法は、集中力維持に非常に効果的です。
3:睡眠時間の確保
睡眠時間が減ると思考能力が低下し、判断力が鈍ってきます。ワシントン州立大学とペンシルバニア大学の研究結果では、6時間の睡眠を2週間続けると、2日間の徹夜と同じ状態になる。とも言われています。睡眠時間はしっかり確保したいですね。
4:必要な栄養をしっかりとる
脳のエネルギー源となるブドウ糖を含む炭水化物や、そのブドウ糖を脳で代謝させるためのビタミンB郡。これらの栄養をしっかりとることがとても大切です。
【体験談】集中できないときの有効な対処方法とは?
読者の皆さんが実践している、集中できないときの有効な対処法をご紹介。調査の結果、「向き合う派」と「放置派」に分かれました。
<向き合う派>
・リフレッシュを挟む
・お茶する
「いつも家事を集中して出来ないので、スマホでゲームを1回やったら5個片付ける、お皿を洗う、トイレ掃除をするなどと自分でルールを作って動いています」「動いて気分転換する」など、リフレッシュして再度取り組もうとする人や、 「コーヒーを飲む」「温かい紅茶で一度落ち着かせる」などお茶をして気分転換を図る人も。
・気合い
・ひとつづつ終わらせる
・やることを絞る
「無理矢理やる」 「自分を奮い立たせる」といった気合い型、「ひとつづつ着実に前に進む」「手をつけられるところからやる」といったひとつづつ終わらせる確実型、「やる範囲を狭めてみる」「やる量を減らす」といったやることを絞る一点集中型。やり方は違えど、やらなくてはならないことが確実に終わっていきますよね。
<放置派>
・寝る
・諦める
「とりあえず寝る」「一旦寝てみる」など、睡眠に走る人や、「諦めが肝心」「無理はしない」といった諦め体制の人もいました。
・何もしない
・考えない
「もう何もしない」「辞める」など行動しない人や、「やらなくてはならないこと、それ自体を考えるのを辞める」といった何も考えない時間をとる人も。どちらも目の前にあることは見てみないふり、諦め状態なのかもしれませんね。
集中力を高めるには、まずは自分の状態を把握
「自分は今どうして集中できないのか」に気付くかどうかが重要なのかもしれません。デスク周りが乱雑なのか、睡眠不足なのか、それともお腹が空いているのか…適した対応が集中力アップにつながりそうです。
取材・文/福島孝代
写真/(C)Shutterstock,com
心理カウンセラー
吉野麻衣子
「SMART BRIDAL」代表/MBA婚活心理カウンセラー/モデル「MBA(経営学)・心理学・AI・オンライン」を融合させた、科学的根拠(エビデンス)に基づいた、戦略的婚活が可能な結婚相談所を経営。43歳で14歳年下3高男子と再婚。MBAと心理カウンセラーの資格をもち、さまざまな企業で経営側に立って部下を指導した経験と、多くの婚活&キャリア指導の経験を活かし、多くの独身男女の婚活を支援中。
▶︎HP
▶︎ブログ(毎日更新中)
▶︎公式LINE
▶︎You Tube (3か月で結婚を目指すチャンネル)
▼あわせて読みたい