唇の色が悪くなる原因とは
原因1:血行不良
唇の色が悪い原因として、「血行不良」が関係している可能性があると言われています。寒いときなどに血液の循環が悪くなり、唇の色がくすんだり紫色になったりするよう。
また、さまざまな体の不調を引き起こすと言われているストレスも大きく関係しているのだとか。ストレスは胃や内臓機能を低下させることがあるため、血行不良や代謝の悪化などを引き起こし、唇の不調にもつながりかねないそう。
原因2:日焼けによるくすみ
唇は日焼けすると乾燥や荒れを起こし、それによりくすみやすくもなってしまうと言われています。紫外線を受けてくすんだ唇は、せっかくのリップメイクもリップ本来の発色を妨げてしまう原因に…!
原因3:摩擦などによる色素沈着
例えばクレンジング時など、ゴシゴシと唇を擦るなどして色素沈着を起こしてしまうことで、唇の色が悪くなっている可能性もあるのだそう。
皮膚科医の小柳衣吏子医師によると、唇を「舐める」「かむ」「ギューっととじる」などという行為も、唇への刺激になるのだとか。これらの行為は唇荒れを悪化させる原因となり、唇が荒れることでさらに気になり思わず舐めてしまうという、負のスパイラルに陥ってしまうそう。
きれいな唇を復活させる方法
唇の荒れを改善する
【症状に合わせたリップを使用するのが大事!】
まず大切なのはリップ選び。自分の唇の状態に合ったアイテムを選びましょう。
乾燥しがちな唇:化粧品、薬用リップ
割れがちな唇:薬用リップ
ひび割れ、ただれ、口唇炎、口角炎:医薬品リップ
「乾燥しがちなときは、化粧品リップや薬用リップなど自分の唇に合うものを使いましょう。唇が割れがちなときは、薬用リップを選び、塗ったときにスースーしない、刺激の少ないものがおすすめです。ひび割れやただれがあるときは、治療効果のある『医薬品』と表記のあるものを選びましょう」(皮膚科医・小柳衣吏子先生)
唇の日焼けを防ぐにはUV効果のあるリップを
【くすみ防止のために唇も日焼けを防いで!】
唇のくすみに悩んでいる人は、原因が紫外線の可能性も。UVカット効果のあるリップを試してみるのもいいかもしれません。
リップのクレンジングはコットンを使って
【口紅は唇に刺激を与えず丁寧に落とすことが大事】
リップメイクのクレンジングは疎かにされがちですが、口紅が残ったままだと荒れや乾燥の原因になってしまいます。また、ゴシゴシと強く擦るのも、摩擦で唇を刺激してしまうので注意したいところ。
クレンジング剤を含ませたコットンを二つ折りにして、口紅を優しく拭き取れば、口角や縦ジワなどの口紅が残りやすい部分もキレイにオフできます。
リップマッサージで血行を促進させる
【小柳医師より4ブロック リップマッサージを伝授!】
「唇を4ブロックに分けて、1ブロックずつリップクリームを縦に円を描くようにマッサージしながら塗ると、塗りムラがなく、血行促進にもつながります。塗るときは荒れやすい口角を意識してください。特に症状が気になるときは、夜寝る前にスペシャルケアをするのがおすすめです。リップクリームの量を意識し、指でなじませるようにマッサージしましょう」(小柳先生)
1. スティックタイプ
唇を上下4ブロックに分ける
唇の縦ジワにそって塗っていく
さらに中央から広角に向け、だ円を描くように塗っていく
2. チューブタイプ
クリームを出しながら、先端を唇に直接当てて塗る
縦ジワにそってだ円を描きながら口角へ向かって塗っていく
3. ジャータイプ
清潔な薬指に適量とる
指で優しくなじませるように塗る
「正しいリップケアを行うことで、唇荒れの改善とともに唇の血色も良くなります。これにより、見た目の印象が明るくなります」(小柳先生)
血色を取り戻す集中リップケア
プライマーと美容液で乾燥から保護
メイク前後のケアに、おやすみ前のスペシャルケアに、プライマーと唇専用の美容液を使ってケアしてあげましょう。使うのはこの2つ!
▲左からセルヴォーク リッププライマー、リップセラム 各3,080円(税込)
唇の荒れや乾燥を防ぎ、ボリュームアップを叶えてくれるトータルケアシリーズ。メイク前後に使えばツヤやしなやかさを与えてくれる。
まずはプライマーをひと塗り。マット以上ツヤ未満の質感で高い保湿力を誇るテクスチャーが、体温でとろけてしっかり密着。天然由来成分100%・無香料の安心処方なのも嬉しい。続いてリップセラムでケア。植物オイルが浸透し、唇の水分量にアプローチしてボリュームアップ!
「確かに、『リッププライマー』でケアしてから『リップセラム』をひと塗りするだけで、心なしかぷっくりした柔らかな口元になる気が(自分調べ)。無着色だから、マスクが汚れる心配もなく、ストレスフリー。まだ使って数週間ですが、欠かせない存在となっています」(エディター・川口ゆかりさん)