【目次】
マスクのサイズ選びの指標とは?
みなさんは、ワンサイズの箱マスクを家族全員で使ったりしていませんか?せっかくマスクを着けても、適切なサイズでなければマスクと顔の間にすきまができ、大気中の有害なホコリが呼吸器に入ってきてしまいます。日本衛生材料工業連合会が推奨している“マスクのサイズの測り方”をぜひ実践してみてください。
関連記事
▶︎マスクの着用や手洗いに加えると効果的!医師が実践している〝ウイルスから身を守る方法〟
自分の顔に合ったマスクのサイズの測り方
1:親指と人差し指でL字形をつくる
2:指をL字形にしたまま、耳の付け根のいちばん高いところに親指の先端を当て、鼻の付け根から1cmくらい下のところに人差し指の先端を当てる
3:親指 から人差し指までの長さを測ると、マスクのサイズ選びの目安になる。
親指から人差し指までの長さが
9〜11㎝ 子ども用サイズがおすすめ
10.5〜12.5㎝ 小さめサイズがおすすめ
12〜14.5㎝ ふつうサイズがおすすめ
14㎝以上 大きめサイズがおすすめ
自分の顔に合うマスクのサイズがわかったら、目安をつけたマスクを購入して実際に着けてみましょう。鼻の高さや肉付きなどは人によって違うため、フィット感については着けてみるまでわかりません。着けてみてしっくりくるマスクがみつかったら、それがあなたのベストなマスクです。
『感染症時代のマスクの教科書』
マスク研究家 飯田裕貴子・内科医 眞鍋葉子/共著
小学館刊 A5判 128ページ 1,300円+税
マスク研究家
飯田裕貴子
株式会社環境管理センター アスベスト対策事業部 技術部長
労働衛生工学を専門とし、マスクやアスベスト等の粉じん対策で使用する呼吸用保護具研究に携わるマスク研究の第一人者。大阪府立大学大学院農学生命科学研究科(当時)修了後、食品添加物や原材料を扱う会社で細菌検査室研究員として勤務。その後、医療食品会社の衛生管理員や労働科学研究所の研究員、産業保健協会研究開発グループリーダーを経て、東京工業大学大学院博士後期課程を修了。2019年10月より現職に。内外からのマスク関係の問い合わせを一手に引き受けている。バラエティ番組『マツコの知らない世界』(TBS系)、情報番組『あさイチ』(NHK)にマスク研究家としても出演。著書『的確に選んで正しくつける「感染症時代のマスクの教科書」』(飯田裕貴子・眞鍋葉子/共著 小学館刊 1300円+税)。
構成
谷畑まゆみ
フリーエディター・ライター・キャリアコンサルタント/働く女性のインタビュー企画がライフワーク。カウンセラーやキャリアコンサルタントのスキルを活かして、YeLLのクラウドサポーターとしても活動中。先日はDomaniオンラインサロンで「「女の時間割。」の取材デモンストレーション&コツをレクチャー」するコンテンツを展開。サロンメンバーがレポートした当日の様子は「Domaniオンラインサロン公式note」にて公開中。
イラスト/木下綾乃 トップ画像・アイキャッチ/Shutterstock.
あわせて読みたい
▶︎手作り布マスクは不織布マスクよりもコスパがいい?悪い?【マスク研究家が答えます】
▶︎「ひも」の位置がマスクによって異なるのはどうして?【マスク研究家が答えます】