■佐伯エミーさん流! すっきり立体眉をつくる全プロセス
プロセス1. スクリューブラシで付着しているベースメイクをオフ
「眉毛のなかに入り込んでいる下地やファンデーションをスクリューブラシで取ります。眉頭から眉尻まで、ブラシを左右に動かして払い取るようにしっかりオフしたら、眉頭から眉尻へ毛流れを整えます」
プロセス.2 フェイスパウダーをつける
「フェイスパウダーをつけると眉毛の中がサラサラになり、アイブロウの色がキレイにつきます。ブラシにフェイスパウダーを含ませ、手の甲でトントンとなじませてから眉毛に塗布。眉頭から眉尻までブラシをクルクル動かしてフェイスパウダーをつけたら、最後に毛流れを整えます」
プロセス3. アイブロウパウダーを薄平ブラシでつける
「眉の形と色味を整えるためにアイブロウパウダーを使います。アイブロウペンシルを使う人も多いですが、ペンシルで描くときの筆圧が強いと眉毛が抜けてしまうことがあるのでパウダーがおすすめ。アイブロウブラシは薄く平たいブラシを使うと、細かい部分までキレイに描けます。眉頭は抜かし、眉の上と下を描き足して形を整えます。ブラシで一気に線を描くのではなく、5mm程度の線をちょこちょこと描くようにしましょう。眉全体にパウダーをつけるときもブラシでちょこちょことつけます。今っぽい眉にするなら“ストレートで、眉山はなだらかなアーチ形”ですが、自分の眉に自然に沿う形でもOKです。ただし、長すぎる眉尻は古臭く見えるので要注意。眉尻は、口角→目尻の延長線上よりも少し内側に収めるのが今っぽい眉にするコツです」
プロセス4. アイブロウリキッドで毛を描き足す
「毛が少なくて地肌が見える部分はアイブロウリキッドで描き足します。ここもペンシルではなくリキッドがおすすめです。眉頭を描くときは上向き、眉山までは横向き、眉尻は斜め下向きと毛の向きに合わせます。2〜3mm幅でちょこちょこ描くと、自然に増毛したように見えます。眉頭を描きすぎると『海苔眉』になるので気をつけましょう」
プロセス5. アイブロウマスカラで毛にハリコシをつける
「立体感のためにも自眉のハリコシをアップさせます。マスカラを塗るときの向きも大切です。眉頭から眉山へ横向きにつけるのは毛が寝てしまうのでNG!眉頭は上向き、眉山までは横向き、眉尻は斜め下にと、ブラシを細かく動かすことを心がけて。とくに大人は眉頭がポイントで、40代になるとまぶたが重く見えがちですが、眉頭を上向きにしっかり立てることで解消できます」
■大人は美眉に仕上がるアイテムにもこだわるべき!
アイブロウブラシは「毛先の厚み1mm以下」の良質なものがおすすめ
▲(右)毛丈(長さ)が4.8mmがと短いので細かい部分まで繊細に描けます。日本の伝統色の朱色を施した筆の軸は、末広がりになっていて握りやすく、手にスッとなじむ独自のデザインです。白鳳堂 化粧筆 S163HS ¥3,410
(左)毛先が限りなく薄いけれど、しっかりとコシのあるブラシ。眉を埋めるもの線を描くのも思いのままにできます。ブラシの反対側にスクリューブラシがセットされていて便利。ディオール バックステージ アイブロウ ブラシ ダブル ¥4,400
アイブロウマスカラは細く短い毛まで拾うミニサイズを!
▲(右)うぶ毛の1本1本までキャッチする超極細ブラシ。みずみずしくなめらかなマスカラ液で、ダマや束になりません。また、カラーバリエーションが豊富で40代にうれしいダークカラー(写真:004番)まで揃います。アディクション アイブロウマスカラ マイクロ 全6色 各¥3,080
(左)極小サイズに加え、先に向かって細くなるツリー形のブラシで眉頭や眉尻などの毛まで根本からしっかり立たせることができます。眉毛を固めないやわらかい質感とお湯オフの手軽さも魅力。デジャヴュ アイブロウカラー 全4色 各¥880
【眉頭が薄い】薄眉さんの描き足し方
薄い眉毛をナチュラルな美人眉に仕上げるコツをご紹介!
■押さえておきたい4ステップ
step1:眉全体をブラシでとかす
まずはスクリューブラシを使って眉をとかします。眉頭〜眉山にかけては上向き、眉山〜眉尻にかけては毛流れに沿ってとかしていきましょう。ブラシの根元をカスタマイズして、45°弱に角度をつけると眉のカーブにピタリと沿い、小回りも利きます。
step2:パウダーで眉の枠を作る
次に眉中〜眉尻にかけて、眉の底辺となる線をひきます。眉頭は筆を立てるとGOOD。パウダーは二度づけせずに、最初にブラシにとった分を全体に広げて。眉山から眉尻に毛がない人、または薄い人は、このステップをアイブロウリキッドで仕上げるとさらに美しい仕上がりに。
step3:ペンシルで眉の隙間を埋める
眉山は毛流れに合わせて1本単位で描き足していって。底辺は眉尻に向けてストレートに近い緩やかなラウンドの線を書きましょう。小指を頬に置いて軸にすると描きやすくなります。毛が薄いところから描き始め、力を抜きながらペン先を動かしていきましょう。
step4:マスカラを使って全体をとかす
眉頭から眉尻にかけて、下から上にとき上げ眉全体の色を整えていきます。マスカラが地肌につかないように、ブラシの先を軽くティッシュで拭き取ってからつけて。
完成!
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