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2021.09.04

離乳食初期〜中期はどれくらい食べるの?回数や量を増やすタイミングは?

生まれてからしばらくの間ミルクや母乳だけを飲んでいた赤ちゃんも、成長すると離乳食を食べるようになります。では、離乳食の初期はどのくらいの量を食べるのでしょうか?離乳食の量や回数、進め方についてご紹介します。

【目次】
離乳食初期は食べ物に興味を示す時期
開始1カ月目の与える量と増やし方
1カ月を過ぎたら1日2回食へ進もう
ママたちの離乳食の量の悩みは?

離乳食初期は食べ物に興味を示す時期

赤ちゃんが成長し、離乳食を始める時期のことを「離乳初期」と呼びます。では、それはいつ頃のことを指すのでしょうか?離乳食を始める目安や、その時期の見極め方をご紹介します。

離乳食 初期 量

(C)Shutterstock.com

生後5カ月から6カ月が目安

離乳食を始める時期は、生後5~6カ月と考えましょう。個人差はありますが、この時期になると首が据わり、支えがあれば座れるようになってきます。

大人がごはんを食べている様子を見てもぐもぐと口を動かしたり、よだれが出たり食べ物に興味を示すようになったら、離乳食を始めるタイミングです。赤ちゃんの唇に指やスプーンを当て、嫌がらないかどうかを確認しながら進めます。

参考:5~6カ月|べビママ離乳食手帖|野菜のチカラをもっと知る|JAグループ

開始1カ月目の与える量と増やし方

離乳食は、赤ちゃんの様子を見て段階的に進めていきます。開始1カ月頃に与える量と、増やし方を見ていきましょう。

離乳食 初期 量

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1日1回食からスタート

離乳食は1日1回食からスタートし、母乳や育児ミルクは子どもの欲しがる量を与えます。赤ちゃんの体調がよく、機嫌がよいときを見計らって、授乳時間のうち1回を、離乳食を与えてから授乳する方式にします。

離乳食をあげるのはなるべく午前中で、毎日同じような時間にするのがおすすめです。決まった時間に離乳食をあげることで、赤ちゃんのリズムが整ってきます。食物アレルギーなどの心配もあるため、万が一調子が悪くなったときに受診できるよう、病院が開いている時間に与えましょう。

スプーン1杯の全粥のつぶしたもの

離乳食は、スプーン1杯のつぶした全粥から始めます。全粥とは、米1に対し水5〜6の割合で炊いたお粥です。炊いたごはんから作る場合は、ごはん30gに対して水1カップの分量で作れます。できたものをさらにすりつぶし、なめらかなペースト状にして与えましょう。

離乳食としてお粥が推奨されるのは、食物アレルギーの心配が少ないためです。しかし、生まれて始めて母乳やミルク以外を口にするため、最初は嫌がるかもしれません。飲み込む、舌ざわりや味に慣れるのを目的にして、焦らず徐々に慣らしていくようにしましょう。この時期の離乳食は1日1回与えて、母乳・育児ミルクは子どもの欲する量を与えます。

慣れてきたらすりつぶした野菜

1週間ほどたってお粥に慣れてきたら、すりつぶした野菜をプラスします。初めて与える野菜は、お粥と同じようにスプーン1杯の量からスタートしましょう。

1歳頃までは、加熱したものを与えるのが基本です。しっかり加熱して柔らかくし、つぶしてなめらかにすると、飲み込みやすくなります。ニンジンなど生のまますりおろせる野菜は、すりおろしてから電子レンジなどで加熱しても構いません。

初期におすすめの野菜は、ニンジン・ダイコン・カブ・ホウレンソウ・カボチャ・ジャガイモなどで、果物もリンゴ・バナナなどすりおろしてあげます。種類は毎日変えるのではなく、2~3日は同じ食材を与えて慣らし、少しずつ種類や量を増やしていきましょう。

離乳食が進むに従って豆腐や魚にも挑戦

順調に離乳食が進み野菜が飲み込めるようになってきたら、3~4週目頃をめどに豆腐や白身魚にも挑戦しましょう。最初は柔らかい絹ごし豆腐を、スプーン1杯から始めるのがおすすめです。

初期に与える魚としては、赤身や青魚ではなく、低脂肪な白身魚を選びます。特におすすめなのがヒラメ・カレイ・タイ・シラスなどです。身が柔らかくほぐれやすいものや、丸ごと食べられるものがよいでしょう。小骨が多い魚は、骨を取りきれない可能性があるため、注意が必要です。

タラは手に入りやすい魚ですが、湿疹やアレルギーなどの心配があるため中期以降に与えましょう。魚を与えるときには、皮や骨は取り除いてとろみを付けたり、お粥に混ぜたりすると飲み込みやすくなります。

参考:離乳食初期(5・6か月) | 御殿場市子育て支援サイト

1カ月を過ぎたら1日2回食へ進もう

離乳食を始めて1カ月が過ぎ、お粥や野菜を順調に飲み込めるようになってきたら、1日の回数を2回に増やしましょう。2回食にする際の時間や量の目安など、離乳食中期の進め方を紹介します。

離乳食 初期 量

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食事の時間

生活リズムをつけていく2回食では、午前と午後に1回ずつ離乳食を与えます。1回目と2回目の食事の時間は、最低でも4時間以上空けて、毎日なるべく同じ時間にあげるようにしましょう。例えば午前10時と午後2時にあげるなどして、食事のリズムを作っていきます。

1回食のときと同じように、機嫌のよい時間に食べさせるように心掛けましょう。消化のことを考え、目覚めて機嫌のよいときの午後に離乳食を与えるのもポイントです。

2回食の量の目安

1回目の量はこれまでと同様で大丈夫ですが、2回目は1回目よりも量が減るようになります。初めて食べる食品は1/3程度の量から始め、慣れてきたら徐々に増やしていきましょう。

1回当たりの食事量の目安は、主食の全粥50~80g、副菜の野菜や果物20~30g、その他として魚や肉類10~15g程度です。魚や肉の代わりに豆腐30~40gや、乳製品50~70g、卵黄1個程度を与えてもよいでしょう。赤ちゃんが食べたがるようであれば、量を増やしても構いません。ただし、胃腸に負担を掛けないよう、肉や魚などのタンパク質ではなくお粥や野菜を増やしましょう。

この時期はまだ離乳食だけでなく、母乳やミルクからも多くの栄養を取っている時期のため、離乳食の後にも1日3回授乳するのが基本です。

少しずつ食材の種類も増やす

1回目と2回目では、種類や栄養素が重ならないように献立を工夫して、徐々に食材の種類を増やしていきましょう。食物アレルギーなど心配がある食材を与えるときには病院が開いている日の午前中にし、午後は食べ慣れた食材にするようにしましょう。

この時期になると、卵やプレーンヨーグルトなども与えることができます。ただし、アレルギー予防のため、ごく少量から始めましょう。卵はしっかり加熱して黄身を裏ごしし、耳かき1杯分程度の少量を与えて様子を見るなど、慎重に進めます。

また、新しい食材を与えるのは、1日に付き1種類が基本です。複数の新しい食材を一度に与えると、食物アレルギーなどの特定がしづらくなるため、気を付けましょう。

ママたちの離乳食の量の悩みは?

子育て中はいろいろな悩みがありますが、離乳食の量でも悩むことがあります。離乳食の量について、ママたちはどんな悩みを持っているのでしょうか?

離乳食 初期 量

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食べる量が増えない

月齢の目安に沿って進めようとしても、「なかなか食べる量が増えない」と悩むママも少なくありません。赤ちゃんが食べたがらないのには、さまざまな理由があります。

まだ新しい食材の味に慣れないのかもしれませんし、スプーンの感触になじめないケースもあるでしょう。いつもと違う場所で雰囲気を変えてみたり、スプーンの形や素材を変えてみたりすることで、解決する可能性もあります。

基本的には、さまざまな味に徐々に慣れていくことが目的のため、食べる量があまり増えなくても、無理に食べさせる必要はありません。離乳食の時間におなかが空いていないケースもあるため、授乳時間を調整するなどして、リズムを整えてみるとよいでしょう。子どもの様子をみながら、無理させないことも大切です。

もしかして食べ過ぎかも

赤ちゃんが思っているよりも食べると感じた場合、食べ過ぎが気になってしまうかもしれません。新しい食材はスプーン1杯からですが、それ以降は赤ちゃんの様子を見ながら、欲しがるときには量を増やしても大丈夫です。

しかし、離乳食は母乳やミルクに比べて消化に時間が掛かります。その分胃腸にも負担があるため、食べた後の体調には気を付けましょう。例えば、食後に嘔吐してしまうようなことがあれば、食べ過ぎだと考えられます。

どんどん食べてしまう場合は、少しずつ水分量を減らして固めにします。ただし、水分不足になる可能性があるため、別にスープなどを加えて水分と量を補うなどの対策をしましょう。

食べる量が少し多くても、元気なしるしです。体重や体調に注意して、楽しく食べるように心掛けましょう。

写真/Shutterstock.com

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監修

白石弘美

人間総合科学大学人間科学部健康栄養学科 学科長教授。大学では、「栄養療法論」「臨床栄養学実習」「栄養アセスメント論」などを担当。

▶︎人間総合科学大学

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