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EDUCATION 教育現場より

2021.03.01

休校にオンライン授業。初めてずくめのコロナ禍受験体験記

 

例年と違うコロナ禍で受験生を持つ母の皆さんは不安も多く、子供のサポートが大変だった方も多いのではないでしょうか。現在、中学3年生の娘を持つ母として、この1年経験したこと、感じたことを我が家の視点ではありますがご紹介させていただきます。

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激動の1年を過ごしたコロナ禍の高校受験。体験してみてどうだった?

昨年4月に中学3年生になった娘。『高校受験は本当に大変よ〜』と先輩ワーママから聞いていたので、ある程度心づもりはしていました。

新型コロナの感染拡大によって昨年から社会が大きく変化し、緊急事態宣言が発出された3月からは全国の小中学校が臨時休校に。そこから春休み明けも休校が続き、5月にようやく少人数に分けた数日間の登校日が設けられました。私の住む地域で学校が再開されたのは6月。通っている学習塾でも緊急事態宣言後すぐにオンライン授業に切り替わりました。ただでさえ初めての高校受験になのに、授業までオンライン化。親も子も戸惑うばかりで、受験はどうなってしまうのだろう…と不安に思ったことを覚えています。

6月に学校が再開された後は、とにかく娘の健康面を気遣いました。学校を数ヶ月休むなんてもちろん初めてな上に、ただでさえ精神的に負担がかかる受験生。母としてできることは、学校に行くペースを取り戻すまでは通塾も無理をさせず、疲れている日は休ませたり、お弁当に好きなものを入れたりと、些細なことですができる限りのサポートをしました。

学校行事もほとんど中止になってしまいましたが、体育祭は短縮で開催されることに。しかし、その練習中にちょっとした動作で怪我をしてしまい、しばらくの間体育の授業を休むことになってしまいました。自宅にこもっていた自粛期間中の3ヶ月間、運動不足であったことは確か。このような形で影響がでるのか…と実感しました。

その後、楽しみにしていた秋の修学旅行も中止になってしまい、仕方がないとは思いつつ、友達との大切な思い出を作る機会が減ってしまったことは本当に残念でした。

長引くコロナ禍で、オンライン学習にもすっかり慣れてきた様子の娘。通っていた集団学習塾にプラスしてオンラインの個別授業を受けたいと言うようになりました。コロナ禍で進んだ学習のオンライン化ですが、オンライン授業の方が塾に通う体力的な負担が少なく、結果良かったかな、と感じています。

▲学校見学の時のファッションは黒のセットアップで。

志望校を決めるにも学校見学はオンラインが主流。感染対策で見学できる人数を制限していた学校が多く、予約はすぐに埋まってしまう状況。我が家は2校に絞り、学校見学をした上で志望校を決定。そして2月、なんとか志望校に合格することができました。


親も子も不安を感じたコロナ禍の受験。母である私にとってもたくさんの気づきがあり、大きな経験となりました。そして親が思う以上に子どもは新しいことに順応し、自ら動き、失敗しながらでも強くなるのだと実感。これから子供達には、予想外の状況でも「なんとかなる!」と思える強い心を持ち、どんな状況も楽しめる大人に成長していって欲しいと願っています。

メイン・アイキャッチ画像©Shutterstock.com

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Domanist

境野香菜

思春期の子どもふたり(女児&男児)をもつ大阪在住のママ。昨年研修受託会社を設立し、代表を務める。自らも活動の幅を広げるべく、趣味だったヨガのインストラクターを目ざし、養成スクールに在学中。
IG:https://www.instagram.com/kanasstyle/

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