【目次】
・薄毛を目立たなくするトップのふんわり感が出せるおすすめヘア&セット方法
・厚め前髪で分け目もカモフラージュ
・パーマの動きでふんわり見せる、エアリーボブ
・老け見えストップ!女性のための薄毛対策
薄毛を目立たなくするトップのふんわり感が出せるおすすめヘア&セット方法
大人かわいいミディアムヘア
鎖骨付近で重ためにカットしたミディアムスタイル。トップのふんわり感を復活させるスタイリング方法。
1. つぶれた前髪を一度濡らす
つぶれてしまった前髪は、しっかり濡らしてクセをとって。指先を頭皮へ差し込んで、くしゅくしゅと動かしながらなじませる。
2. ドライヤーでブローする
指を頭頂部に近い部分まで入れて、前髪をブロー。指を動かしながら温風を当てて、クセをしっかり取って。
3. 根元を立たせる
根元をふんわりと立ち上げるため、毛束を多めに持ち上げてドライヤーの熱を後ろから加えて。しっかり根元に風が当たるように。
4. カーラーを巻く
前髪を2段に分けたら細めのカーラーを巻き、5秒ほどドライヤーを当ててフィックス。しっかり冷ましてから外して。
完成!
分け目がふんわり際立って、ペタンコになりがちな髪もパッと華やいで見える!
厚め前髪で分け目などをカモフラージュ
面長さんも◎軽く巻いた流し前髪がキュート
ヘアスタイルのシルエットをひし形にすると、サイドに程よいボリュームが出て、首筋にかけてすっきりした印象になるため、顔の大きさをカバーする効果も。
\Sideはこんな感じ/
前髪をストレートアイロンで軽く巻くと、よりキュートな印象に仕上がります。120~140℃のストレートアイロンで前髪を挟み、毛先まで止めずにするんとアイロンをかけるのがポイントです。前髪全体を霧吹きで湿らせてから、ドライヤーで風を当てて前髪を流しておくと、よりクセがつけやすくなります。
パーマの動きでふんわり見せる、エアリーボブ
髪がペタンとしちゃう人にも◎スタイリング方法は?
髪が細く、ぺたんとしがちな人におすすめの髪型。ボブならパーマをかけてもロングよりダメージが少なく、ふんわり感も出しやすい。表面にレイヤーを入れ、傷みの少ない低音デジタルパーマでエアリーな毛流れを作って。
エアリーな髪をキープするスタイリング方法
1. 根元を持ち上げながら乾かす
根元がしっかり立ち上がるよう、髪を持ち上げながら毛先が湿っている程度まで乾かす。
2. シアバターをもみ込む
シアバターを少量手のひらで溶かしたら、毛先から手を入れ髪を持ち上げるようにしてもみ込む。
3. 前髪を流す
指先に残ったシアバターをほんの少し、隙間を作りながら前髪を流すようにつまんで仕上げる。
老け見えストップ!女性のための薄毛対策
同じ髪型でいるのも避けて
GARDEN Tokyo スタイリスト 津田恵さんによれば、ずっと同じ髪型でいると、分け目部分から薄くなっていくと言います。
「たとえば、ずっとひっつめ髪でいると、生え際が薄くなる、ということを、聞いたことはありませんか? これとまったく同様で、髪を結んだりしていなくても、同じ分け目をずっと続けていると、分け目部分が薄くなってくることが。アラフォーが老けて見える最大の要因=生え際や分け目が“薄くなる”を防ぐには、実は定期的にヘアスタイルを変えることも必要。また、30代を過ぎると女性は、ホルモンバランスやストレスの影響で、頭皮の毛穴がゆがみ、もとに戻りにくくなってきます。変なクセづけを防ぐためにも、ときどきヘアスタイルを変えることで、薄毛も予防することができます」(津田さん)
ついつい気づけば同じヘアスタイルになりがちですが、これではキレイの可能性をストップさせているだけでなく、薄毛になってしまうなんて…!新しいヘアにチャレンジするチャンスかもしれませんね!
ホルモンバランスや貧血
予防医療/栄養コンサルタントの細川モモさんによると、多くの女性が貧血であり、それが髪のボリュームをダウンさせる「びまん性脱毛」を招く可能性を高めると言います。
「日本女性が1日に必要とする鉄分は11mg、経血量が多い場合は16mgですが、働く女性では6.74mg(※1)、子育て中のママは821mg(※2)とかなり不足している状態。結果的に、400ccの献血ができない女性は約4割(※1)と多くの女性が貧血を抱えています。また、ヘモグロビンに異常がなくとも貯蔵鉄が枯渇している“隠れ貧血”は約3割おり、貧血ではなくとも鉄欠乏の女性は1,000万人と推測されています。貧血になると毛母細胞に酸素と栄養素が十分にゆき届かず、髪がボリュームダウンして地肌が見えてくるといった〈びまん性脱毛〉をまねく可能性が高まります。」(細川さん)
※1「「Will Conscious Marunouchi「まるのうち保健室」調査」Copyright© 2015 三菱地所株式会社・一般社団法人ラフデリAll Rights Reserved.」
※2「こどもすくよか白書」Copyright© 2019 一般社団法人ラブテリAll Rights Reserved.
頭皮環境を整える、毎日続けたい頭皮ケア
アラフォーに突入した瞬間、それまでと確実に「髪の質感や、量感が変わってきた・・・」。そんな声をよく耳にします。
まず、健康な髪を生やすための“土壌”となる「頭皮」をヘルシーに導くこと。頭皮と肌は「一枚皮」。スキンケアに手間とお金をかけるように、頭皮のケアにも時間とお金の投資がマスト。
カラカラに乾いた頭皮は、フケやかゆみを引き起こす原因となるだけでなく、健康的な髪が育ちにくい環境となってしまいます。頭皮に必要なのは、肌と同じく“潤い”。シャンプーの後は、保湿効果のある、洗い流さない頭皮用美容液を、全体に行き渡るよう直接頭皮になじませてから、マッサージしながらもみ込んで。毎日の習慣にすると、必ず頭皮は変わります。
\正しいスカルプケアの方法/
【STEP1】頭皮に直接美容液を塗布(写真左)
シャンプー後の湿った頭皮に、美容液を直接オン。髪の生え際や頭頂部を中心に、10か所ほどなじませる。
【STEP2】美容液をしっかりもみ込む(写真右)
指の腹を使って、美容液を頭皮に浸透させるイメージでマッサージを。顔のリフトアップ効果も期待できる。
大人の髪悩み対策にスカルプ美容液
頭皮を健やかに保ち、「抜け毛」「薄毛」「痩せ毛」といった髪の悩みの原因に多角的にアプローチするスカルプ美容液。これ1本で朝晩使える2 in 1です。
・女性ならではの髪の悩みにアプローチ
・しなやかな髪のために頭皮環境を整える
・ヘアスタイルも自由自在な髪へ
・頭皮のニオイ対策にも
▲RF28 スカルプエッセンス 100mL ¥5,280 (税込)
紫外線も大敵!髪と頭皮にUVケアを
紫外線が悪影響を及ぼすのは肌だけではありません。髪にも同じように悪影響があります。しかも髪に降り注ぐ量は肌の2~5倍とも言われています。夏に髪がパサつきやすいと感じているなら、それは紫外線によって発生した活性酸素によるダメージと考えられます。日焼けをすると頭皮が硬くなり、フケやかゆみが発生、頭皮環境の悪化を招きます。髪自体も乾燥して艶を失い、褪色が進行してしまうことも。外出時はいつもと分け目を変え、秋冬でも油断せず、髪を紫外線から守るアイテムを使用するのがベター。
肌と同じように髪もUV対策をしましょう。髪用のUVスプレーを10~15cmくらい離して全体的にスプレーすればOKです。肌の日焼け止めと一緒で、2~3時間おきにつけ直すと効果が持続しやすくなります。
\髪と頭皮のUVケア方法/
【STEP1】UVアイテムを髪全体につける(写真左)
特に紫外線を浴びやすい表面はしっかりと。スプレーの場合は、やや離して吹き付ける。
【STEP2】手ぐしでなじませる(写真右)
トップから毛先にまで行き渡るように、手ぐしでていねいになじませる。ミルクの場合はもみ込むようにして。