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LIFESTYLE 雑学

2024.06.23

あなたの周りの〝めんどくさい人〟の特徴と対処法【100人に聞いた】《専門家監修》

言動が矛盾している

「言ったこととやっている行動が違う」(30代・千葉県・子ども2人)

自分の意見がない

「自分の考えを持っておらず、人に聞いてばかりいる」(40代・千葉県・子ども1人)
「優柔不断」(30代・沖縄県・子ども3人)

ルールを守れない

「ルールを守れない人。配慮がない」(40代・福岡県・子ども1人)
「自分勝手で約束を守らない」(40代・大阪府・子ども1人)

みなさんの体験談から、“めんどくさい人”のさまざまな特徴が浮かび上がりました。めんどくさい人には、強引な人もいれば、消極的な人もいるのですね。どのような性格でも、過度になると「なんだかめんどくさい人だな」と捉えられてしまうのでしょう。

めんどくさい人になってしまう原因

めんどくさい人になるのはどうしてでしょうか? ここでは原因を探ってみましょう。

怒りの意見

(c) Adobe Stock

完璧主義

中途半端なことが許せず、完璧を望む人は、他人にも高いレベルを求めがち。しかし、自分は完璧と考えるため、他人の意見やアイデアを受け入れることが難しいということも。口は出すが、相手を否定することが多いでしょう。その結果、こだわりが強いめんどくさい人と思われてしまうのです。

強い劣等感を抱いている

常に誰かと比べて自分を卑下する、ネガティブなことしか言わないという人は、強い劣等感を抱いていることが多いでしょう。ひがみから悪口を言う、ネチネチと相手に嫌味を言うなども、劣等感の表れかもしれません。

感情で物事を判断しがち

感情の起伏が激しく、過度に周りを責め立てたり、怒りを爆発させたりする人もめんどくさいですよね。暗い顔で終日落ち込み続ける人がいると、周りは不安になるでしょう。また、論理的に考えることや、合理的に判断することをせず、感情だけで物事を判断するのも考えものです。

【体験談】めんどくさい人との上手な付き合い方とは?

“めんどくさい人”とワーママの皆さんはどのように関わっているのでしょうか? アンケートで伺った、上手な付き合い方について紹介します。

植木鉢

(c) Adobe Stock

深く関わらない

「深掘りせず、気にしない」(30代・東京都・子ども1人)
「あまり親身になりすぎない。相談に対してアドバイスしても悩み続ける人が多いので、適当に接することにしています」(40代・千葉県・子ども1人)
「当たり障りなく会話も必要最低限にし、拒否するような空気にはしないように気をつけています」(40代・大阪府・子ども2人)
「仕事であれば、言われたとおりにやって終わりにする。ママ友であれば極力関わらないようにする」(30代・茨城県・子ども3人)
「必要最低限の付き合い」(40代・佐賀県・子ども4人)

聞き役に徹する

「できるだけ話は聞く。受容する」(30代・三重県・子ども1人)
「相手の意見に共感する」(40代・静岡県・子ども4人)
「素直に受け止めるようにする」(30代・東京都・子ども3人)

聞き流す

「聞き流す。真に受けない」(30代・兵庫県・子ども3人)
「曖昧に付き合う」(40代・香川県・子ども2人)

ネガティブな話題に乗らない

「愚痴を聞いても、他人には漏らさない」(30代・愛媛県・子ども4人)
「話を流す。悪口には乗らないで知らないふり」(40代・埼玉県・子ども1人)

気にしない

「あまり気にしない」(40代・愛知県・子ども2人)
「気にしないようにする」(40代・千葉県・子ども3人)

敢えて丁寧に接する

「敬語で話す」(40代・徳島県・子ども3人)
「少しでも目を付けられないように身だしなみや礼儀に気を付けている」(30代・静岡県・子ども1人)

話す内容に注意する

「あまり自分のことは話さない」(40代・新潟県・子ども2人)
「余計なことを喋らないようにする」(30代・千葉県・子ども2人)
「なるべく深い会話を振らないようにする」(30代・福岡県・子ども2人)

冷静になる

「3秒ルール。イラっとしても3秒耐えると少し客観的になれる」(30代・北海道・子ども2人)
「イラっとしても反論しない」(30代・神奈川県・子ども3人)
「相手と同じ土俵に立って喧嘩をしないように冷静になる。かといって自分を卑下して、間違ってもいないことを謝罪したりはしないこと」(40代・千葉県・子ども2人)

「深く関わらない」「聞き流す」など、積極的なコミュニケーションは避けるという意見が多く寄せられました。負担がかかりストレスを感じるなら、距離を取るのも一つです。

一方で、「聞き役に徹する」や「ネガティブな話題に乗らない」など、振り回されずにうまく立ち回るという意見もありましたね。どうしても関わらなければならないときは、距離をあけ、平常心で過ごしましょう。そうすることで、めんどくさい人のペースに巻き込まれることを避けられるかもしれません。

めんどくさいと思われている状況から抜け出す方法

もし、自分が「めんどくさい」と思われていたら、どうすればいいでしょうか? 抜け出る方法を見ていきましょう。いくつかピックアップしました。

自分はめんどくさい人間と受け入れる

まずは、自分が「めんどくさい人間」だと思われていることを受け入れましょう。落ち込んで立ち直れないかもしれません。しかし、本当にめんどくさい人間から抜け出たいなら、現状を受け入れることが重要です。

一人で抱えきれないと感じたら、信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。人に話すことで、気持ちの整理がつきやすくなり、考え方がまとまりますよ。カウンセラーなど、専門家に頼ってみるのもおすすめです。

被害者意識を捨てる

「自分はいつも被害者だ」と思っていませんか? その被害者意識が、めんどくさい人間と周りに思わせているのかも。自分の中に「悪いのは私じゃない」「誰かのせいでこの結果になった」のような考えがあるなら、それを手放すのがいいですね。

被害者意識を捨てるには、「問題にフォーカスしすぎない」「自分を褒める」「他人のせいにしない」ことが有効です。思い当たることがある人は、この3つを意識しながら、日々を過ごしてみてください。徐々に何かが変わるはずです。

厳しいアドバイスほど、大切にする

あなたの周りに、厳しいアドバイスをしてくれる人はいませんか? 厳しいことを言われると、反論したり、拗ねたくなりますよね。

でも、考えてみてください。厳しいことを相手に直接伝えるって、とっても勇気が要ると思いませんか? 誰だって、相手に嫌われたくないし、相手に不快な思いをさせたくないはず。それでも伝えてくれるのは、あなたの成長を願っているからでは?

めんどくさい人から抜け出したいなら、厳しいアドバイスを大切にしましょう。それを素直に受け止めることができれば、おのずと変わっていけることでしょう。

最後に

アンケートの結果を見ると、“めんどくさい人”は他人への関心が強く、人と関わりたいと強く望む人が多いように思えます。しかし強引な言動は周りを疲れさせますから、意識したいところです。身近に“めんどくさい人”がいる人は、意識して距離をとり、近づき過ぎないようにしましょう。

TOP画像/(c)Adobe Stock

益田瑛己子

ライター・キャリアコンサルタント・ファイナンシャルプランナー。金融機関の営業職として長年勤務し、現在はライター(ブック・Web)として活動中。3人の子供が自立し、仕事と趣味を謳歌している。
ライター所属:京都メディアライン

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