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2021.04.15

いろいろ先生に相談したい! モンスターペアレントと思われない方法とは?

先生にいろいろと相談したいことがあるけれど、細かいことまであれこれ聞くと、モンスターペアレントだと思われてしまうのではないだろうか..!? そんな親御さんの心配に、専門家が答えます!

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4月から新1年生になったお子さんを持つ親御さんは、子どもの成長を喜びつつも、新しい生活に不安や心配を抱いてしまう人もいるかもしれません。初めてのお子さんだとなおさらですよね。

そんなとき、頼りにしたいのが担任の先生。でもどこまで聞いていいのか、こんなこと言ったらモンスターペアレントと思われないかどうか気にして二の足を踏んでしまうかもしれません。1年生の大切な時期に、先生とどう付き合っていけばいいのか、スクールカウンセラーとしても活躍している、臨床心理士・吉田美智子さんにお話を伺いました。

そもそもモンスターペアレントとは?

「子どもの学校生活で何か心配になったとき、学校と家庭が情報を共有して、協力体制ができるのがベストです。しかしコミュニケーションの行き違いが生じて、保護者側に『学校は信頼できない』という気持ちが急激に生じると、保護者は誰でもモンスター化しやすいと言えます。学校に不信感しか感じられず、とにかく子どもを守らなきゃ!という気持ちになると、学校からのお話を冷静に聞くことが難しくなります。一方的に親側の願いと主張を言い立てるようになってしまうと、解決への糸口も見つからなくなってしまうことに」(吉田さん)

「またモンスター化しやすいパターンとして多いのは、普段は母親が先生とのやりとりをしているのに、トラブルになると父親が登場して『管理職を出せ』と言う形。トップダウンの改善要求を学校に突きつけるのですが、これでは問題は解決しませんし、それこそ最上級のモンスターペアレントになってしまう危険が…。父親が問題解決に参加してくれることは学校としてもありがたいことですが、冷静かつ客観的な視点で参入してもらえるといいと思います」(吉田さん)

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モンスター化せずに先生と上手に相談ができる方法とは?

子どもを守りたい気持ちはどの親も一緒だと思います。では先生を一方的に責めることなく、上手に相談するためにはどのようにしたらいいのでしょうか。

「先生と家庭を繋ぐ手段のひとつとして、【連絡帳】があります。これは子どもたちが毎日使うものなので、もし相談したい内容を書くときには注意が必要です。細かい相談内容は書かず、『○○について放課後お電話します』程度に収めておくほうがベター。

そして【電話】をするときは、低学年なら授業が終わってから16時頃までにかけると先生と繋がりやすいと思います。先生方も職員会議なども多く、電話に出られない場合もあります。そんな時は、電話口に出た先生などに、会議の日程や先生の空いてる時間を聞いてしまっても大丈夫です。

最後に【直接会う】方法もありますが、これも面談予約をしなくっちゃと気負う必要はありません。PTA・ボランティア活動で学校に行くタイミングや、公開授業や子どもを迎えに行く体で〝ちょっとお話〟 をみたいなことでもいいのではないでしょうか。今はコロナ禍なので、学校への出入りも制限されていますが、迎えに行くついでくらいであれば学校側も拒否はしないと思います。

もちろん、事前予約を取って、時間をかけてお話したいときもあると思います。その際は、20〜30分程度で済むよう心がけましょう。1時間を超えてしまうような案件であれば、最初に文書化して先生にお渡ししてから、日取りを決めてもいいかもしれません」(吉田さん)。

「確認したいことや、質問、相談などはあらかじめメモに書き出し、自分の中でまとめておくといいかもしれません。そのほうが落ち着いてお話もできますし、質問や確認が的確にできます。先生の回答を聞いたら、その日はそのまま帰りましょう。回答を聞いても納得がいかなかったり、不明点がまだ残るようであれば再度聞いてもいいですし、学年主任の先生や保健室の先生、スクールカウンセラーなど、第三者の介入を考えてもいいかもしれません」(吉田さん)。

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質問・確認・相談は小さなうちに解決!

「モンスターペアレントと思われないかと、過剰に心配して先生に相談できずに悩んでしまう保護者の方も毎年必ずいらっしゃいます。子どもの学校生活で心配なことや、気になることは早めに先生に聞いてみてください。そのまま言えずに放置すると、不安や不信感に繋がってしまうこともあるので注意してくださいね。

また、スクールカウンセラーは無料で相談できる身近な窓口です。〝先生に相談したいけど、ちょっと敷居が高い〟と思ったら、是非相談してみてください。子どものことなら、学校生活はもちろん家庭での様子も聞くことができます。新生活で心配事がたくさん出てくるかもしれませんが、子どものサポート役として質問や相談は小さなうちにしてみてください」(吉田さん)。

構成・文/福島孝代

写真/(C)Shutterstock.com

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臨床心理士

吉田美智子

東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らく生きる、働く、子育てするを応援中。オンラインや電話でのご相談も受け付けております。
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Twitter: @hakoniwasalon

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