【目次】
・MAWAハンガーとは
・世界トップシェアを誇る人気の秘密
・デメリットはある?
・MAWAハンガーの選び方
・トップス用に人気の種類
・ボトムス用などその他の人気ハンガー
MAWAハンガーとは
多くのブロガーによって人気に火が付いた「MAWAハンガー」とは、どのようなハンガーなのでしょうか?MAWAハンガーの魅力についての基本情報を紹介します。
ドイツで生まれた人気のハンガー
「MAWAハンガー」とは、ドイツの会社「MAWA(マワ)」によって製造されているハンガーのこと。1948年に創業されたマワ社は、世界的にハンガーシェアのある会社です。創業以来お客様のニーズを最重視し、商品開発に取り組んでいます。
「常に、よりよきハンガーを追求する」という会社方針によって生み出されたハンガーは、高品質で種類も多様です。用途によって使い分けができるバリエーションの豊富さも、人気を後押ししています。
機能性だけでなくデザイン性にも優れており、クローゼットを美しく保ちたい人にもおすすめのハンガーです。
ドイツ製マワハンガー フラッグシップ・ショップ – MAWA
環境や肌に優しい
MAWAハンガーが人気を集める理由の一つが、自然環境や人の肌にも優しいという点です。マワ社は2007年から、ISO基準や環境保護の観点も積極的に取り入れるようになりました。2010年には健康被害を引き起こすこともある「フタル酸塩」が含まれないハンガーを販売し始めます。
MAWAハンガーに付いている「エコフレンドリー」のマーク表示は、環境や人体に害を及ぼす物質を除外して製造された証しです。有害物質が肌に移る心配がないことを表す「スキンフレンドリー」のマークも表示されています。
世界トップシェアを誇る人気の秘密
MAWAハンガーは世界各国で製造されています。なぜMAWAハンガーは業界トップに君臨しているのか、人気の秘密を見てみましょう。
掛けた洋服がすべらない
MAWAハンガーの最大の魅力に、掛けた洋服がすべり落ちにくいという点が挙げられます。普通のハンガーでは傾けたときにすべりやすいキャミソールなども、しっかりキャッチしてくれるのが特徴です。
すべらない秘密は「ノンスリップコーティング」と呼ばれるマワ社独自の技術です。表面にPVC樹脂によるコーティングが施され、どんな素材の衣服を掛けてもすべりにくく作られています。型崩れを防ぎ、お気に入りの洋服をきれいに掛けておけます。
スリムなボディで省スペースに
スリムな設計のためクローゼット内でかさばらないのも魅力です。レディースの衣服向けのシリーズはフラットで厚さ1cmまで抑えられています。スーツやジャケット用は肩に当たる部分に厚みがありますが、他の製品と比べるとスリムです。
ハンガーの厚みは収納のしやすさに大きく関係しています。厚さが4〜5cmのハンガーにコートなどのかさばる衣類を掛けた場合、180cmほど幅があるクローゼットでもせいぜい20着程度までしか入りません。ハンガー自体が薄ければスペースを取らず、収納できる衣類の数が増えます。
スタイリッシュな見た目
ハンガー自体が洗練されたデザインであることも、MAWAハンガーが人気の理由です。機能性を追求しているため装飾は最低限に抑えられ、シンプルかつスタイリッシュな仕上がりになっています。
ベーシックの製品はコーティング部分がカラーリングされ、洋服が掛かっていない状態でもクローゼットを彩ってくれるでしょう。機能はそのままにデザイン性を高めたシリーズ「SHE&HE」も展開されています。
充実の商品ラインアップ
MAWAハンガーにはあらゆる衣類に最適なものを選べるよう、豊富なラインアップが用意されています。トップスやキャミソールなどが掛けやすいよう丸みのあるものや、タオルやズボンが掛けやすい直線型になっているものなど、衣類の形に合わせて設計されているのが特徴です。
ベルトやマフラー、靴など、服以外のアイテムに対応している製品もあります。いくつか試して気に入れば、身に着けるものすべてをMAWAハンガーで収納してみるのもよいでしょう。
機能性だけでなく、好みの色やデザインから選べるのも魅力です。ベーシックな色やパステルカラー、ラメ入りまでそろっており、期間限定のデザインやカラーが登場することもあります。
デメリットはある?
MAWAハンガー最大の特徴はノンスリップコーティングです。しかしこの技術が、逆にデメリットとなってしまう場合もあります。
すべらないことが欠点にも
MAWAハンガーは布地がすべりにくいため、上からかぶせるようにして掛けなければなりません。左右の袖口に通すように掛ける習慣がある人は、慣れるまで使いにくい可能性があります。
取るときも同様で、ハンガーをクローゼットに掛けたまま服を引っ張っても簡単に取れません。急いでいるときにサッと服を取り出せないと、ストレスになる場合もあります。
かぶせるように掛ける、取るときにハンガーごと外す、という動作が面倒な人には、すべらないことがデメリットになるでしょう。裏地付きのスーツなどは特にすべりくいため、買う前に普段の習慣や収納する服を再確認するのがおすすめです。
ホコリが付きやすい
すべらないための特殊コーティングが施されているので、MAWAハンガーにはやや粘着性があります。普通のハンガーに比べてホコリを吸着しやすいのがデメリットです。
中でも黒いボディのハンガーはホコリが目に付きやすく、使用しているうちに汚れが目立ってきます。ぬれた布巾で拭けば解決できますが、定期的にハンガーのお手入れをするのは面倒に感じる人もいるでしょう。
こまめなお手入れに不安がある、汚れが目立つのは嫌という人は、黒や紺など濃い色のカラーは避けるのが無難です。
MAWAハンガーの選び方
MAWAハンガーには多くの種類があります。自分に合ったものを選ぶには、どのようなポイントに着目するとよいのでしょうか?
衣類の種類から選ぶ
MAWAハンガーは衣類の種類によって使い分けられます。メンズ用・レディース用・キッズ用・ペット用というカテゴリーがあり、さらにジャケット用・スーツ用・スカート用・パンツ用などアイテム別に分かれているのが特徴です。
まずは掛けたい服の種類を決め、それに合った製品を選びましょう。スカートやパンツ向けの種類にはクリップが付いています。ジャケット・スーツ用は肩の部分に厚みがあり、型崩れを防ぐ設計です。
肩幅などのサイズで選ぶ
MAWAハンガーは形状だけでなく、サイズ展開も豊富です。ハンガーの大きさは肩幅で分けられます。肩幅が合わないと、ずり落ちやすかったり引っ掛かって型崩れしたりとトラブルが多くなりがちです。
肩幅別のサイズには、小さい順に30cm・36cm・40cmなどがあります。サイズ感の目安としては、30cmはキッズ、36cmは日本人女性に合いやすいレディース、40cmは男女共用です。体格がよい男性の服を掛けるなら、さらに大きい41cm・45cmが向いています。
トップス用に人気の種類
トップスは肩のラインが目立ちやすく、型崩れを防ぎたい衣類です。MAWAハンガーのラインアップから、トップスの収納に適した三つを紹介します。
小さめのレディーストップスに シルエット36
日本女性のトップスに合いやすいという、人気のトップス用ハンガーです。緩やかなカーブ状の肩先が、型崩れを防ぎます。肩の部分が出やすいニットや、特別なシーンまで大切にとっておきたいドレスを掛けてもきれいな状態で収納できます。
ノンスリップコーティングで襟周りの形もしっかりキープできるため、襟付きのブラウスやシャツにもおすすめです。薄いジャケットやスプリングコートも掛けられます。
安定感がありながらもハンガーの厚さは1cmと薄く、フラットです。クローゼットの中で場所を取りません。
・商品名:MAWAハンガー シルエット36
カーディガンやニットに エコノミック 40
フックとの接続部分を中心に、肩先までなだらかな曲線を描いたデザインのハンガーです。40cmと肩幅サイズが大きめで、男女共有のハンガーとして使えます。
襟周りに引っ掛かりがないデザインのため、前開きで丸首のカーディガンやノーカラーのブラウスを掛けるのに最適です。40cmのハンガーはインナーからジャケットまで幅広く活躍します。迷ったときはまずこのハンガーを選ぶのが無難でしょう。
使い勝手がよく、MAWAハンガーの中でも人気が高い商品です。
・商品名:MAWAハンガー エコノミック 40
ジャケットなどのアウターに ボディフォーム 38
ジャケットやコートの型崩れを防ぐのに適した設計になっており、ワイドな肩当てが付いているのが特徴です。体のラインに合わせて作られた立体構造で、重みがあるスーツ・ジャケット・コートもまっすぐ掛けられます。
肩に当たる部分だけが厚くなっているため、一般的なコート・ジャケット用ハンガーを比べるとスリムな作りも魅力です。クローゼットにすっきり掛けられるスリムさと、型崩れを防げる機能性を両立しています。
フォーマルシーンで活躍するジャケットもシワになりにくく、急に着る予定ができても慌てなくて済みそうです。
・商品名:MAWAハンガー ボディフォーム 38
ボトムス用などその他の人気ハンガー
ハンガーは主にトップスを掛けるのに使い、ボトムやファッション小物はたたんで引き出しに収納する人も多いでしょう。しかしたたむとシワになりやすい素材のものは掛けて収納したいですね。パンツやスカート、スカーフなどにも使えるMAWAハンガーを紹介します。
パンツはもちろんストールの収納にも パンツシングル
パンツやスカートを掛けておけるハンガーです。フック部分から出たワイヤーが直線的に曲げられ、「コ」の字を横に引き伸ばしたような形状をしています。
ノンスリップコーティングですべらず、パンツやスカートをそのまま二つ折りにして掛けるだけで収納できます。サテン地のツルツルとしたすべりやすいスカートや、プリーツ付きのものもヒダを崩さずに掛けられるのがうれしいポイント。
マフラー・スカーフ・ネクタイなど長さがあってずり落ちやすいアイテムも、パンツシングルに掛ければ落ちることなく収納可能です。片方が開いているため、掛けた衣類を少し浮かせればサッと取り出せます。
・商品名:MAWAハンガー パンツシングル
スカートやスカーフなどの収納に クリップ 30
フック部分と直角に交わった棒の両端にクリップが付いており、スカートやスカーフをつるして収納するときに役立つアイテムです。クリップはサイドに動かせるため、ウエストやスカーフの幅に合わせて調整できます。
衣類や布を挟むクリップにもMAWAハンガーの魅力である特殊コーティングが施され、挟んだものを落としません。強力ながら挟んだ跡が付かないのもうれしいポイントです。
タオルや布巾を挟めば、キッチンや水回りでも活躍します。手を拭くときに引っ張ってもタオルがずり落ちる心配がなく、忙しいときの家事に役立つでしょう。
・商品名:MAWAハンガー クリップ 30
洗濯物も干せる ランドリーハンガー ラウンド
洗濯した衣類を干すときに掛け、乾いたらそのままクローゼットに収納できるのが魅力のハンガーです。フック部分はステンレス製でさびにくく、湿気や外気の影響に強いため外干しにも適しています。
ハンガー両端の端が下に向かってカーブしている形状で、掛ける衣類を傷める心配が少ないのも特徴です。特殊コーティングが干すときのすべり落ちを防いでくれます。フックの角度は微調整でき、干す場所に合わせて洗濯物の向きを変えられるのがうれしいポイントです。
衣類を掛ける部分の厚さは約4mmととても薄く、使わないときも収納スペースを取りません。かさばらない分たくさんの衣類を掛けられて、家事の時短もかなえるランドリーハンガーは、忙しい毎日をサポートしてくれます。
・商品名:MAWAハンガー ランドリーハンガー ラウンド
トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com
こちらの記事もたくさん読まれています
衣替えを楽にする収納のコツとは?今すぐ実践したい保管方法も紹介
こんなの欲しかった!カインズの便利すぎる「洗濯」アイテム3選