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2021.04.03

「承知しております」を使い分けていますか? 使い方から英語表現までご紹介

ビジネスシーンで度々使用される「承知しております」というセリフですが、使い分けはできていますか? 使い方の例文や英語表現までご紹介していきます。

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【目次】
「承知しております」の意味とは?
使い⽅を例⽂でチェック
⾔い換え表現にはどのようなものがある?
英語表現とは?
最後に

「承知しております」の意味とは?

承知しております

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■意味

「承知しております」の「承知」は、「承る(うけたまわる)」と「知る」で成り立ち、「しょうちしております」と読みます。「事情などを知ること」「知っていること」「わかっていること」を示す敬語で、ビジネスの場では頻繁に登場します。

■ビジネス等で使う時の気になる点

ビジネスで敬語を使う時に、多くの方が気にされるポイントがあります。それは二重敬語といわれるものです。

「承知しております」を使うシチュエーションで、「承知しております」の他に「承知いたしております」が使われることがあります。「承知いたしております」は二重敬語なのでは? と思われる方も多いでしょう。わかりやすいように「いたしております」について考えてみましょう。

「いたして/おります」は、「する」の謙譲語「いたす」と、「いる」の謙譲語「おる」に丁寧語「ます」が加わった「おります」から成る敬語です。

二重敬語は一語に意味の重複した敬語が混ざっていることを言います。「いたしております」は「いる」と「おる」という別々の意味を持つ言葉がそれぞれ敬語になっていますので、二重敬語にはあたらないということになります。

「承知しております」も「承知いたしております」も、敬語としてどちらも正しいので、安心して使っていただいて大丈夫です。

使い⽅を例⽂でチェック

実際に「承知しております」を例文でチェックしてみましょう。「承知しております」の他に「重々承知」というフレーズも頻繁に使われますので、相手に対して使う場合と、自分に対して使う場合の両方を、ここで覚えておきましょう。

承知しております

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1:「11時からの会議に間に合わないことは、承知しております」

この「承知しております」は、「承知」の持つ「事情などを知ること」という意味で使われている文です。前もって知っていた(聞いていた)ことを示しています。

2:「ご迷惑をおかけしたことは重々承知しております。誠に申し訳ございませんでした」

ビジネスシーンでもよく使われる「重々承知」。「重々」には「かさねがさね」「よくよく」という意味があり、「重々承知」は「十分に理解している」という意味になります。

「重々承知」は謝罪時や、依頼やお願いをする時に使用されることが多い言葉です。この例文の場合は「迷惑をかけたことを十分に理解している」という意味で、「重々承知」が使われています。

3:「勝手なお願いであることは重々承知しておりますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます」

これは、相手に配慮しながら依頼やお願いをする時に使用される「重々承知」の例文です。

「重々承知」は、「ご事情は重々承知しておりますが、これ以上のお値引きは致しかねます」というような、断りの文章としても使われます。

⾔い換え表現にはどのようなものがある?

「承知しております」の別の表現方法についてもチェックしておきましょう。

承知しております

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1:了承しております

「了承」は「りょうしょう」と読み、何かを承諾する時に、目上の人(上司)が目下の人(部下)に使う言葉です。部下が上司に対して使う場合は、「了承しました」という使い方はできませんが、「ご了承いただけますか?」という形では使うことができます。

2:存じ上げております

「存じ上げております」もビジネスシーンでは頻繁に使われるフレーズで、「知る」「思う」の謙譲語です。「〇〇様のことは存じ上げております」というように、基本的に人に対して使われます。話の流れによっては物に対して使うこともできますので、場数を踏んで臨機応変に対応できるようにしたい言葉です。

「存じ上げる」は謙譲語なので主語は自分(もしくは目下)ですが、「ご存じですか?」と疑問形になると、「知っていらっしゃる」という意味の尊敬語になります。

3:了解しております

「了解しております」は、最近では「了解」という単語だけで使われることも多い言葉。くだけた言葉として、ビジネスではNGという考え方もあるので注意が必要です。気にされない方ならいいですが、できれば目上の方には使わないほうが無難でしょう。

「了解」には「物事の内容や事情を理解して承認すること」という意味があります。自分と同等、もしくは目下の人に対して使うようにするといいでしょう。

英語表現とは?

簡単な英語表現もご紹介しておきます。シンプルなものばかりですが、それぞれニュアンスが異なりますので、状況に合わせて使い分けができると理想的です。

承知しております

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1:「Certainly.」

「certainly」は、「確かに」「きっと」という意味を持つ単語です。誰かから依頼を受け、「確かにそうします」という承諾の返事をする場合に使えます。

2:「I agree.」

「agree」は「同意する」という意味の単語です。相手の意見に譲歩したり同意を示したりする場合の「承知しました」「了解しました」の意味で使えます。

3:「I understand.」

「undersutand」は「理解する」という意味の単語です。理解したという意味を含む「わかりました」として使うといいでしょう。

最後に

「わかっている」「知っている」という意味で使われる「承知しております」。ビジネスシーンでは必須の敬語です。普段は簡単に、「了解しました」「了解です」で済ませている方も多いのでは? ビジネスの場では「了解」という言葉をカジュアルに感じる方もいます。「承知」という言葉を使い慣れれば、目上の方にも失礼にならず使えますので、正しく使いこなせるようにしましょう。

トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

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