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LIFESTYLE 挨拶・マナー

2023.07.17

「承知しております」の正しい使い方とは?例文や言い換え・英語表現までご紹介

了承しております

「了承」は「りょうしょう」と読み、何かを承諾する時に、目上の人(上司)が目下の人(部下)に使う言葉です。部下が上司に対して使う場合は、「了承しました」という使い方はできませんが、「ご了承いただけますか?」という形では使うことができます。

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存じ上げております

「存じ上げております」もビジネスシーンでは頻繁に使われるフレーズで、「知る」「思う」の謙譲語です。「〇〇様のことは存じ上げております」というように、基本的に人に対して使われます。話の流れによっては物に対して使うこともできますので、場数を踏んで臨機応変に対応できるようにしたい言葉です。

「存じ上げる」は謙譲語なので主語は自分(もしくは目下)ですが、「ご存じですか?」と疑問形になると、「知っていらっしゃる」という意味の尊敬語になります。

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了解しております

「了解しております」は、最近では「了解」という単語だけで使われることも多い言葉。くだけた言葉として、ビジネスではNGという考え方もあるので注意が必要です。気にしない方ならよいですが、できれば目上の方には使わないほうが無難でしょう。

「了解」には「物事の内容や事情を理解して承認すること」という意味があります。自分と同等、もしくは目下の人に対して使うようにするといいでしょう。

英語表現とは?

簡単な英語表現もご紹介しておきます。シンプルなものばかりですが、それぞれニュアンスが異なりますので、状況に合わせて使い分けができると理想的です。

商談成立の瞬間

(C)Shutterstock.com

「Certainly.」

「certainly」は、「確かに」「きっと」という意味を持つ単語です。誰かから依頼を受け、「確かにそうします」という承諾の返事をする場合に使えます。

「I agree.」

「agree」は「同意する」という意味の単語です。相手の意見に譲歩したり同意を示したりする場合の「承知しました」「了解しました」の意味で使えます。

「I understand.」

「undersutand」は「理解する」という意味の単語です。理解したという意味を含む「わかりました」として使うといいでしょう。

最後に

「わかっている」「知っている」という意味で使われる「承知しております」。ビジネスシーンでは必須の敬語です。普段は簡単に、「了解しました」「了解です」で済ませている方も多いのでは?ビジネスの場では「了解」という言葉をカジュアルに感じる方もいます。「承知」という言葉を使い慣れれば、目上の方にも失礼にならず使えますので、正しく使いこなせるようにしましょう。

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