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LIFESTYLE 雑学

2021.05.11

百香果、木瓜、火龍果、これから旬の台湾産トロピカルフルーツ、あなたはいくつわかる?

 

フルーツ大国・台湾の野菜市場にはまもなく旬のトロピカルフルーツが大集結。台湾の航空会社でCAとして乗務経験のあるライター 有田千幸が、おすすめのトロピカルフルーツを中国語名と共に独自目線でご紹介します。

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有田 千幸
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日本語ではカタカナで書くことが多いフルーツ名、中国語で書くと?

これから秋にかけては、トロピカルフルーツがひと際おいしい季節。台湾の野菜市場や街角ではさまざまな種類のフルーツが手に入るようになります。

本当は現地でもぎたてを心ゆくまで堪能したいところだけど、それはもう少し先になりそう…。ということで、今回は日本のスーパー、デパ地下や中華街で手に入ることもある、台湾のおいしいトロピカルフルーツを中国語名と共にご紹介いたします。

▶︎ 初級編

1.【香蕉:Xiāng jiāo】

日本のスーパーにも必ず並んでいる香蕉。おそらく台湾産のものは高値で取引されているものが多いのではないでしょうか。基本、日本よりも本数が多い束売りになっていて「この束から何本ください」というスタイルで購入できます。答えは、バナナです。

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2.【鳳梨:Fèng lí】

こちらも日本のスーパーでよくお見かけする果物。収穫したそのままの姿で並んでいるものもあれば、カットされていたり缶詰で売られているものも。個人的にはケーキの鳳梨酥 (Fèng lí sū) が好きで、台湾に行ったときには食べ歩きをして密かにランキングをつけています。答えは、パイナップルです。

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3.【芒果:Máng guǒ】

日本でも九州南部や沖縄で栽培されている芒果。高級なものになると万札を出さないと手に入らないものもあるけれど、台湾ではびっくりするほどお手ごろでおいしいものが食べられます。台湾でこの果物を使ったかき氷、芒果冰 (Máng guǒ bīng) が登場し始めると、夏はもうすぐそこ! というサイン。答えは、そう、マンゴーです。

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▶︎中級編

4.【百香果:Bǎi xiāng guǒ】

近ごろは日本でもフレッシュなものが手に入るところが増えてきましたが、まだまだ流通量は少ないほう。わが家では毎年ベランダでの栽培にトライしているのですが収穫量が全然足りないので、よく行くマーケットで小笠原産のものを購入します。食感が個性的で香り高い百香果。台湾ではタピオカの代わりに蜂蜜茶などの中に入れることも。答えは、パッションフルーツです。

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5.【木瓜:Mù guā】

台湾では木瓜牛奶 (Mù guā niú nǎi) という木瓜のミルクドリンクが人気。コンビニなどでパックのものも売っています。育乳効果があるとかないとかで、女性が飲んでると「あれ、もしかして?」と不意打ちされることもある魅惑の果物。正解は、パパイヤです。

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6.【火龍果:Huǒ lóng guǒ】

果物の中でいちばん種が多いといわれているのがこの火龍果。その名の通り、外見はまさに火の龍を思わせる鮮やかなピンクに黄緑の突起つき。果実は濃いピンクのものと白いものの2種類あって胡麻のような黒い種が果実いっぱいに散りばめられています。私が以前勤めていた航空会社の機内食でもよく提供されていました。答えは、ドラゴンフルーツです。

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▶︎上級編

7.【楊桃:Yáng táo】

台湾ではレストランで食事をすると、最後にサービスでフルーツプレートがよく出てきます。そのプレートにスイカやメロンと一緒によくのっているのがこの果物。横に切ると星の形をしていて味は甘酸っぱく食感はシャリシャリサクサク。答えは、スターフルーツです。

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8.【蓮霧:Lián wù】

日本では未だ見かけたことがないのですが、台湾に行くと私は必ずこの蓮霧を買い込みます。食べごろは先端にぱっくり割れ目が入り始めたもので、食感はシャクシャクという感じ。赤黒い色をした黑珍珠と呼ばれる種類もあり、これは台湾でもどこにでもあるものではない高級種。日本ではワックスアップルと呼ばれています。

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9.【芭樂:Bā lè】

カットした芭樂に梅子粉 (Méi zi fěn) という梅の粉をかけて食べるのが台湾流。他の果物に比べて水分量は少なめですが、とろりとした濃厚ジュースは喉の渇きをうるおしてくれます。真ん中にはマスタードシードのような硬い種が密集していて、それが歯に挟まると割とクセモノなので食べるときには要注意。個人的には野菜とフルーツの間というような位置づけで、ポリポリとした食感がクセになります。答えは、グァバです!

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10.【釋迦:Shì jiā】

私が台湾で食べた果物の中でいちばんの変わり種だったのが釋迦。デリケートな果物なので、日本で生のものを見かけることは難しいかもしれませんが、もし機会があればぜひ試して欲しい一品。その名の通りお釈迦さまの頭を思わせる風貌で、表面のデコボコが黒ずみ始めたら食べごろのサイン。一房ずつ手で外し、中の白くて甘いねっとりとした果実をいただきます (黒い種あり)。日本語名は、バンレイシというそうです。

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トロピカルフルーツには体を冷やす作用のあるものが多く、物理的に冷たいものを飲んだり食べたりするよりも体に優しいといわれています。暑い日にはぜひ試してみてくださいね。

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ライター

有田 千幸

外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経て美容ライターに。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガル。環境を意識したシンプルな暮らしを心がけている。プライベートでは一児の母。ワインエキスパート。薬膳コーディネーター。@chiyuki_arita_official

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