レゴの魅力
レゴは性別や年齢に関係なく、世界中の子どもに支持されている有名なおもちゃです。レゴを使ったアート制作を、趣味にしている大人もいるほどです。レゴが幅広い世代から支持される理由はどこにあるのでしょうか? レゴの魅力を解説します。
子どもの創造力を引き出すブロック
レゴはたくさんのブロックを組み合わせ、立体的なものを作り上げるおもちゃです。分かりやすい組立説明書が付いているので、初めて遊ぶ子どもでも見よう見まねで立派な作品が作れます。
ブロックには細長いものや立方体に似たものなど、さまざまなタイプがあります。色も豊富なので、組み合わせ次第では乗り物から動植物まで、幅広く表現が可能です。
慣れてきたら組み合わせる色や形をアレンジしたり、頭の中で描いたものを再現したりと、オリジナルの作品作りを楽しめます。
途中で気に入らなければ、バラバラにして何度でもやり直せるのも、レゴの魅力の一つです。試行錯誤を重ねて遊ぶうちに、子どもの創造力がどんどん鍛えられます。
シリーズが豊富で長く遊べる
レゴは年齢に合わせた遊び方ができるよう、さまざまなシリーズを展開しています。
「レゴデュプロ」は誤飲の心配がない、大きめのブロックだけで構成されたシリーズです。1歳半から遊べるので、子どものブロックデビューに最適です。レゴデュプロの中には普通サイズのレゴと組み合わせできるブロックもあり、子どもが大きくなっても使えます。
4~7歳くらいまでの子どもには、パーツの付け外しが簡単な「レゴジュニア」がおすすめです。普通のレゴブロックと同じ大きさですが、動物や乗り物などはある程度完成しているので、一から組み立てる必要がありません。細かい作業が苦手な子どもでも、簡単に作品を作れます。
もちろん、普通のレゴとの互換性もあり、大きくなっても十分使えます。
7歳を過ぎて手先が器用になったら、「レゴクラシック」に移行しましょう。基本のブロックが入っているセットのほかに、車や飛行機を作れるもの、家を建てられるもの、人気アニメの世界を表現したものなど、種類が豊富で飽きずに長く遊べます。
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レゴの収納方法は大きく分けて2タイプ
レゴの収納方法は、大きく二つのタイプに分けられます。一つは「パーツを全てまとめて片付ける方法」、もう一つは「色や形ごとに分けて収納する方法」です。
どちらの方法が適しているのかを、最初に決めておくと収納アイテムを選びやすくなります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
片付けやすさ抜群の「まとめ収納」
大きなボックスやバスケットに全てのパーツを入れる「まとめ収納」なら、小さな子どもでも簡単に片付けられます。間口の広い、大きめの収納ケースを用意しておき、遊び終わったら入れるだけです。
ふたをしてしまえば中が見えないので、きれいにそろえる必要もありません。また、作りかけの作品も、バラバラにせずにそのまま入れておけるので、子どもに残念な思いをさせずに済みます。
パーツを見つけやすい「仕分け収納」
仕分け収納はパーツを見つけやすく、制作がはかどるのが大きなメリットです。レゴは数が増えるほど、目的のパーツを見つけるのが難しくなります。
まとめ収納ではパーツ探しに時間を取られ、子どもの創作意欲が低下してしまうことも考えられます。しかし仕分け収納なら、外から色が分かる透明な容器や、パーツを見渡せる引き出しに入れておくため、すぐに見つけ出せるでしょう。
ただし、片付ける際には作品をバラバラにしなくてはならず、子どもが嫌がるかもしれません。時間がかかったり、仕分け作業が面倒になったりして、片付けが終わらない可能性もあります。
まとめ収納用のボックスを別に用意するか、作品の一時置き場を作るなどの工夫が必要です。
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収納アイテム選びのポイント
レゴに限らず、おもちゃの収納方法は子ども目線で考える必要があります。親がどんなによいと思っても、子どもが使いづらければ意味がありません。
逆に、子どもと相性のよい収納アイテムを用意すれば、進んで片付けてくれる可能性もあります。レゴ遊びも片付けも楽しくなる、収納アイテムの選び方を見ていきましょう。
子どもの年齢や性格
収納方法は、子どもの年齢で決めるのが基本です。小さな子どもに細かい仕分け収納は難しいため、まずはまとめ収納から「片付ける」習慣を付けさせましょう。ほかのおもちゃと混ざらないように、レゴ専用の箱を用意してあげれば十分です。
4歳以上になると、だんだん片付けが上手になります。同じ色や同じ形で分類することに、喜びを感じる子も出てきます。様子を見ながら、仕分け収納にもチャレンジしてみましょう。
ただし、本人が望まないのに無理やり仕分ける必要はありません。きちんと分けたい几帳面な性格の子もいれば、気にしないおおざっぱな子もいます。遊ぶのは子どもなので、本人がやりやすい環境を整えることが大切です。
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