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LIFESTYLE 挨拶・マナー

2024.06.26

「7月の時候の挨拶」5つのポイントとは? 書き出しと結びを例文で解説

■カジュアルな場面で使える書き出し例

親密性が感じられるカジュアルな印象の手紙にしたい場合は口語調を使います。時候の挨拶にあわせ、文章全体の柔らかな表現を使えば、より相手に温かい印象を与えられるでしょう。

・梅雨明けし、夏本番の暑さが近づいていますね
・〇〇ちゃんは七夕でどんな願いごとをしましたか
・輝く太陽がまぶしく、夏の到来を感じさせる季節となりました

・ここのところビール日和。夜風も気持ちよく感じられます
・朝顔が今年も涼しげに咲いてくれました
・いよいよ夏本番、日陰が恋しい季節になりましたね
・ひまわりの花が咲きはじめました。いよいよ夏本番という感じです

・今日も猛暑日。夏バテしないよう皆さま気をつけましょう
・うだるような暑さが続いていますが

■かしこまった場面で使える書き出し例

公的な文章や目上の方に対して送る手紙などのかしこまった場面では、漢語調と口語調のいずれも使用されます。丁寧かつ改まった表現は次の通りです。

・梅雨明けの待たれる今日この頃
・日増しに空の青さが夏らしく輝きを増してきました
・青空のまぶしい季節となりました。皆さまお健やかにお過ごしでしょうか

・晴天が続き、暑さ厳しい今日この頃、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか
蝉の声が聞こえる季節となりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか
・連日の猛暑でございますが、皆様は変わらずお元気でいらっしゃいますか
・夏の入道雲のように、ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます
・日ごとに陽射しが強まり、外出時には日傘が欠かせない季節となりました

【結び】7月の時候の挨拶例

結びで注意するべきは書き出しで触れた内容を繰り返さないことです。最後のまとめとなる結びの挨拶は、相手の健康や幸せ、活躍や繁栄を祈る文にしましょう。ここでも「ビジネスシーン」「カジュアルシーン」「かしこまったシーン」の3つの場面ごとに結びの例を紹介します。 

金魚の絵のうちわ

■ビジネスシーンで使える結び例

通常のビジネスレターやメールでは「今後ともどうぞよろしくお願いいたします」「以上、どうぞよろしくお願いいたします」といった結びの挨拶でも問題ありません。しかし相手次第ではより丁寧な印象を与えたいという場面もあるでしょう。そのような場面では次のような結びで締めてみてください。

・梅雨明けの候、ますますのご盛栄とお慶び申し上げます
・梅雨明けのみぎり、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます

・暑中のお見舞いを申し上げます
・暑さ厳しき折、どうぞ皆さま自愛下さい。
酷暑の折、どうぞご自愛くださいませ
・厳しい暑さが続きますが、ご自愛専一にご精励ください
・猛暑が続きますが、体調を崩されませぬようご留意ください
・夏風邪など召されませぬよう、くれぐれもご自愛ください

■カジュアルな場面で使える結び例

カジュアルな場面では書き出し同様に、結びも柔らかな表現を使いましょう。文の最後に送り手の心づかいを感じられれば、受け取る側としても嬉しいものです。

・梅雨も明け、気持ちのいい青空が広がっています
・梅雨が明け、夏本番という雰囲気ですね
・海山の恋しい季節となりました。お身体にお気をつけて夏を満喫ください
・夏期休暇にはみなさんと会えることを楽しみにしています
・ご家族皆さまが爽快な夏になりますよう、楽しい計画をお立てください
・これから本格的な猛暑がやってきますが、お互い無事に乗り切りましょう
・ご家族で楽しい夏休みをお過ごしください
・例年にない酷暑ですが、冷房でお身体を冷やしすぎないよう十分ご注意くださいませ

■かしこまった場面で使える結び例

オフィシャルな場面や目上の人に対してなどのかしこまった場面では、シンプルかつ丁寧な印象を与える結びの挨拶が適しています。最後にビシッと決まる結びを入れることで、より信頼を得られるかもしれません。

・時節柄、ご自愛専一にご精励くださいませ
・末筆ながらますますのご発展をお祈り申し上げます
・皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
・貴社のご発展を心よりお祈り申し上げます
・天候不順の折、何卒ご自愛くださいませ
・夏風邪など召されませぬようご留意ください
・まずは暑中のお見舞いを申し上げます
・皆々様のご多祥を心よりお祈り申し上げます
・引き続きご高配を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます

季節感ある7月の挨拶文にしよう

かきごおり、金魚、すいか、あさがお、風鈴、うちわのイラスト

7月に挨拶文にはその年の天候や相手側の住む地域の気候なども考慮し、時候の挨拶を使いましょう。7月は季節の移り変わり目となる時期なので、季節感を意識しながら適切に表現してみてください。ただし時候の挨拶には漢語調と口語調の2通りがあり、それぞれに適した利用シーンがあります。相手や場面に合わせた使い方でなければ、不快な思いをさせてしまう可能性もあります。相手のことを思い、正しい文章で7月の挨拶文を作成しましょう。

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