ミディアムヘアはアレンジしやすい
アレンジ自在なミディアムヘア
ミディアムヘアはショートヘアやロングヘアに比べると、とてもアレンジしやすい髪型です。一見、ロングヘアのほうがアレンジの自由度が高そうですが、髪の量が多いため凝ったスタイルを作るのが難しく、持て余してしまうことがあります。また、ショートヘアは結べないため、スタイルのバリエーションが限定的です。その点ミディアムヘアはヘアアレンジのテクニックに自信がない人でも扱いやすく、さまざまなスタイルを楽しめます。
アップとダウン、どちらのヘアも楽しめる!
ミディアムヘアとは、肩より少し長めの髪型を指します。ロングヘアに比べてアップスタイルが楽に作れて、下ろした時にショートヘアのように毛先がはねることもなく、手がかかりません。アップもダウンも両方楽しめて簡単にスタイルがキマるので、忙しいワーママにも最適な髪型です。
また、ミディアムヘアは「こなれ感」を出しやすい髪型でもあります。こなれ感を出すには、あらかじめコテやスタイリング剤を使ったベース作りが必要ですが、ちょうど良い長さのミディアムヘアなら時間をかけずに下準備が可能です。アレンジした時にルーズに残した顔周りのおくれ毛や、お団子からふわりと出た毛先など、今どきの「ゆるふわ」感を出しやすく、おしゃれにキマります。
不器用さんにも!【簡単】ミディアムのアップアレンジ
ねじって留めるだけの色っぽヘア
バンスクリップは、無造作にまとめた感じがお洒落に見えるポイントですが「無造作イコール雑にまとめる」というわけではありません。とくに毛先がバラバラとしていたり、まとめた毛束がぐちゃっとしているとだらしなく見えるのでご用心を。クリップに収める毛束はできるだけコンパクトにし、毛先も隠すことでメリハリ感がでて大人らしいきちんとした仕上がりになるんです。さらに、クリップを留める位置が高いと老け見えしがちに。耳より下に留めて重心を下げることで抜け感と色っぽさのあるスタイルに仕上がります。
How to
1:手のひらにヘアバームをなじませます。髪全体を手ぐしでまとめたら襟足近くでひと束にし、毛先5cm程度を残して1回転半くらいねじります。襟足近くがゆるまないようしっかりとねじるのがコツ。
2:ねじった毛束を持ち上げ、後頭部に沿わせます。この時も襟足がゆるまないようにします。
毛束を掴んでいる手とは反対の手で毛先をつまみ、折り曲げて毛束と後頭部の間に入るように差し込みます。その状態でバンスクリップを留めます。留める時はまとめた髪の下のほうからクリップをあて、差し込んだ毛先部分もしっかりかませるようにすると崩れません。最後に後頭部全体から毛束を引き出して立体感をつけます。顔まわりの後れ毛はヘアバームがついた指先でつまみ、束感をつくります。
不器用さんにも簡単なひとつ結び
一つに結んでヘアアクセサリーを付けただけ! ヘアアクセサリーは、髪が華やかになるパールのヘアワイヤーを使用。
How to
1:前髪以外にワックスを揉み込んで、適当に一つ結びする。
2:前髪と後れ毛は軽くブローをしてヘアオイルを揉み込む。
3:仕上げにヘアアクセサリーをつけたら完成!
1分でできる!低めおだんご×カチューシャのこなれヘア
おだんごは耳下あたりの位置にすることで大人っぽい印象に! コンパクトなシルエットのまとめ髪のためカチューシャをアクセントにプラス。カチューシャは前髪の生え際に沿うようにやや斜めにつけるのがポイント。前髪も後れ毛もパラパラと落ちにくく、おしゃれな雰囲気も演出できます。
How to
オイルを1プッシュとり、全体になじませた後、耳下の位置に髪をまとめてゴムで輪っか状のおだんごをつくる。キュッとタイトにつくることで崩れにくくなる。カチューシャを前髪の生え際に沿うように斜めにつけて完成。
高めお団子×ヘアクリップのおしゃれヘア
使うのはこれ!
シンプルで使いやすいべっ甲柄。毛束をしっかり挟めるからずれ落ちてイライラすることもなし!
How to
くしゅっとした無造作お団子を作ったら、根元にクリップを2個づけするだけ! ヘアクリップは、ピョンピョンと飛び出す毛先をまとめてくれる役割を持つ一石二鳥のアイテム。
【仕事向け】オフィスにも映えるアップアレンジ
上品さと今っぽさを両立したアップヘア
横くるりんぱしたらバレッタを挿すだけ!
11cm以上の細長いバレッタは「使い方に悩む」という人もいますが、実は意外と簡単なヘアアレンジで大人のムード漂うおしゃれなスタイルになるんです。メタルバレッタはスタイリッシュでありながらヘアスタイルを程よくカジュアルダウンできるので、とくに上品シンプルなまとめ髪の時に使うのがおすすめです。
How to
1:手ぐして髪をひとつにまとめたら、襟足近くでシリコンゴムで結びます。結び目の内側にひとさし指を入れます。(上の髪が気持ち多めになる位置に指を入れます)
2:STEP1でひとさし指を入れた穴に毛束を入れます。この時、毛束を通し切らずに毛先は出したままにします。ゴムの結び目が髪の内側に入って隠れればOK。
3:横くるりんぱの入り口が隠れる位置にバレッタを挿します。ベースの髪と毛先をバレッタではさんで固定したら、毛先を広げて散らします。髪を結ぶ前にヘアアイロンで毛先だけカールをつけるとさらにこなれ感がアップします。