「上から目線」の意味
同僚やママ友との何げないトークの中で、見下されたような発言に違和感を感じたことはありませんか?また話し相手に対して、偉そうに言ってしまったかな…と、後で反省した経験がある人もいるかもしれません。まずは「上から目線」の意味を確認してみましょう。
■意味
俗に、上の立場の者が下の者に対して示す言動。人に対して露骨に見下した態度を取ること。
(小学館『デジタル大辞泉』より)
上司が部下に対して、経験を踏まえてのアドバイスや発言であれば納得のいく場面もあります。しかし行き過ぎた偉そうな態度や、立場が均等な人からの「上から目線」には違和感や不快感を持つもの。無意識の言動で相手への本音が見えることもありそうです。
▼あわせて読みたい
類義語と英語表現
よりわかりやすく理解するため、似たようなニュアンスの語彙と英語表現をチェックしてみましょう。
類語:高慢(こうまん)
自信たっぷりで、自分は格上だと疑わない言動や態度。すぐにマウントを取ろうとする人にも当てはまる表現です。ほかにも「高飛車」「横柄」「傲慢」などが似たような意味で使えます。
▼あわせて読みたい
英語:He always looks down on us.(彼はいつも私たちに上から目線だ)
英語の場合は「looks down on 〜」で、○○を見下すの意味。「上から目線」という意味でも伝わります。
「Don’t look down on m!」(上から目線をやめて!)
「上から目線」な⼈の心理とは?
「上から目線」と思われる言動をする人は一体どのような心理状態なのでしょう?
自分が正しいという自負がある
「こうしたほうが絶対に上手くいく」「こっちの方があなたに似合うわ」など、自分が正しいというのが前提。「上から目線」になる人は、自信家の人が多いようです。親切心からのものもあるかもしれませんが、相手の考えや状況などを慮っていない言動は、アドバイスしている自分自身に酔いしれているだけの場合もありそうですよ。
プライドが高く相手に負けたくない
相手に負けるものか、負けるはずないという気の強さがにじみ出てしまう場合も。特に男性の場合、相手に劣っていると思われたくない、舐められたくないという心理が働き、偉そうな態度や言葉に表れがちのようです。仕事だけではなく、プライベートでも自分の立場を誇示することもあります。
尊敬されたい
自分ってすごい、自分って最高!と思っていても満たされず、相手にもそう思われたい、言われたい、という承認意欲がやたら高い場合も。マウントをとり、自分が優位だと思いたい気持ちが隠れています。
「上から目線」な⼈の特徴とは?
どのような特徴があるのか、まとめてみましょう。