命令調や高圧的な態度や発言
誰しも自分の経験がベースになっていることはありますが、それを押しつけ自分の判断が最善と思っているので、周囲の考えは素直に受け入れられません。自分基準の考えを押し付けに、相手への愛情が伴っていない場合、一歩間違えばモラハラです。
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難しい用語を使う
ユーモアを交えての表現ではなく、自分がいかに優秀かと言うことを無意識に難しい言葉でアピールしてしまう人も。稀に本当に仕事ができる人の場合もあるかもしれませんが、無能さゆえの目くらましの場合が多いような。相手が理解できない言葉ばかり用いるのは、いろいろな配慮がたりません。
すぐに「でも」「だって」などと反論
無意識で相手を否定してしまうのも「上から目線」の人のクセ。明らかに相手が正しくても素直に認めたり褒められず、否があってもプライドが邪魔をして謝ることもできません。
「上から目線」を直すには?
思い当たる節があるなら、改善した方が人とのコミュニケーションが円滑にいくはず。下記のことを一度心がけてみましょう。
発言する前に相手がどう思うかを一度考える
自分だけの価値観で決めつけないで、相手の立場や考えを尊重した話し方を心がけましょう。人それぞれにこれまで生きてきた背景があることを心に留めて。わかりやすい言葉を使うなど相手への敬意を忘れずに。
横柄な態度になっていないか自問
無意識に人を不愉快にしていないかを意識することで、不必要な発言をセーブできるはず。自分の言動を省みて、踏み込みすぎの発言は控えてみましょう。自分が言われて不快に感じることは言うべきではありません。
決めつけないで色々な考え方を受け入れる
人それぞれに事情や考え方があり、自分が良かれと思っても、相手が傷つくことや不愉快に思うこともあるのです。たとえ自分の方が先輩であったり、優秀だと思っていても、決めつけ発言や偉そうな態度にならないよう意識してみて。
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「上から目線」な⼈の対応策とは?
生まれもった性格なのか、環境でそうなったのは分かりませんが、出会ってしまうと少し厄介。「上から目線」の人と接する時の対策について考えてみました。
気にしない
カチンとくる言動があってもスルー。同じ土俵に上がらないのが一番です。たとえば、育児に奮闘しているママに対して「子育てって仕事より楽なんだから、もっとがんばりなさいよ!」とか、イキイキ働いている未婚女性に「早く結婚したほうが幸せに決まっているわよ!」など、上からの決めつけ発言する人は、視野が狭くて根本からはすぐに変わりません。人の価値観はそれぞれですし、「上から目線」される筋合いはなし。いちいち気にせず、そういう人もいるのだなぁ、へいへい、と思って、距離を置きましょう。
あえて謙虚なポジションで相手を転がす
距離を置きたくても、仕事相手や同僚などスルーできない場合もあるかもしれません。そんな時はイラっとしても相手が変わるわけではないので、あえて謙虚に聞くふり。時には褒めつつ、相手に適当に合わせながら、心の中は無の境地。適度に相槌を打って聞き流しましょう。
さらに上から目線で対応
もう我慢ならないのなら、この際「上から目線」を「上から目線」で指摘してみるのはどうでしょう?相手に改善の余地があるのなら、反省のキッカケになるかもしれません。しかし「上から目線」してくること自体が、自分を過信している人の行為。関係が修復できなくなる場合もあるので、ぶった切る判断は慎重に!実行に移すと自分がさらに面倒なことになる可能性もあるので、妄想で留めておいてもいいかもしれませんね。
最後に
せっかく縁があり出会えたのだから、不愉快な気持ちにならないようコミュニケーションが取れた方がお互いにとって幸せなはず。自分自身の言動も省みながら、対等でスムーズな人間関係を築いていきたいものですね。
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