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2021.07.03

コロナ禍に見る【子どものデジタル機器】との付き合い方|最低限守りたい3つとは?

ゲームにYouTube、オンライン授業にタブレット導入と子どもの日常はデジタル機器に囲まれています。コロナだから仕方ないと諦めてしまうと、子どもは無制限にどんどんのめり込んでしまいます。この状況下でも「最低限守りたいもの」を専門家に伺いました。

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withコロナ時代のデジタル生活に守るべきものとは?

コロナ前は〝ゲームは1日1時間ね〟〝YouTubeは30分ね〟など、デジタル機器のルールが各家庭で決められていたと思います。しかしコロナが蔓延し、学校や習い事がオンライン授業になったり、外出ができず時間を持て余し、結果デジタル機器に頼らざるを得ない状況になっていたり…。デジタルネイティブではないアラサー・アラフォー世代にとって、どう対応していったら正解なのか不安になることも。そこで、スクールカウンセラーとしても活動している、臨床心理士・吉田美智子さんに「子どものデジタル機器」についてお話を聞きました。

スクールカウンセラーが見てきた〝コロナ前と後〟

「コロナ前までは、子どものデジタル機器といえば、ゲームやYouTube、SNSなど〝遊び〟がほとんどでした。通信教育などでタブレット学習をする人は限られていたのですが、コロナ後になるとそれは一変します。2020年4月の緊急事態宣言では、学校が休校になりましたよね。新学年度から学びが止まってしまったことに不安を抱え、通信教育のタブレット学習を受講する人が急増したり、その後、学校でもオンライン授業やタブレット配布が始まりました。そうなると、子どものONである学びもデジタル機器、OFFである遊びもデジタル機器という生活が始まったのです。

コロナ前の研究ですが、デジタル機器に依存的な傾向のお子さんは、そうでないお子さんに比べて、学習への意欲が低かったり、家族との関係が薄かったり、将来の夢が描きにくかったりすると言われています。自分に自信が持てない時や、家族や友達との関係がうまくいかないときに、デジタル機器が逃げ場となっていることもあり、複雑な状況下だということがわかります」

心も身体も成長期である子どもたち。このデジタルにどっぷりな生活で、最低限気を配りたいポイントはあるのでしょうか?

デジタル依存にならないため、家庭で最低限守りたいこと

「学びも遊びもデジタルに溢れ、もうコロナ前のように時間で縛ることが難しくなってきました。だからといって、何も手立てを打たないのは危険です。今から伝える3つを、子どもにも説明し、守れるよう頑張ってください」

1:デジタル以外の時間を積極的に作る

「家族でボードゲーム・カードゲーム・工作などインドアで遊べる工夫をしてみてください。ワーママの皆さんは忙しく、一緒に遊ぶ時間を作るのが大変だと思いますが、2日に1回、3日に1回でもいいのでデジタル機器から離れる時間を確保してみましょう」

2:身体の不調を訴えたら、叱るのではなく一緒に考えて

「オンライン授業を経験した子どもたちの様子を見ると、緊張や不安から身体の不調を訴えることも。それだけ、デジタル機器が身体に与える影響は大きいのではないでしょうか。ゲームなど遊びで不調を訴えたとしても、そこは叱らずにどうしたらいいか一緒に考えてあげてください。休憩時間やゲームの切り上げ方を、子どもが納得のいく方向で話し合えるといいですね。また、不調を訴えたらマッサージやストレッチなど、大人がボディタッチをして和らげてあげるとほっとできると思います」

3:寝る前は厳禁!

「ベッドに持っていく、寝る直前まで使うことは避けてください。不眠や昼夜逆転に繋がるので、これだけは必ず守ってください。コロナ禍で、子どもたちが存分に外で遊ぶことができず、デジタル機器に依存するのも仕方がないような環境下ではありますが、子どもたちの心身の健康を守るためにも、ぜひ、注意してみてください」

取材・文/福島孝代

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臨床心理士

吉田美智子

東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らく生きる、働く、子育てするを応援中。オンラインや電話でのご相談も受け付けております。
HP
Twitter: @hakoniwasalon

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