男子が女子を抱きしめたいと思うとき
男子が女子を抱きしめるとき、その心境はさまざまです。愛情の表現であることが一般ですが、「甘えたい」「守ってあげたい」といった想いの場合もあります。また、自分が寂しいときに、その気持ちを紛らわすために抱擁することもあるでしょう。ここでは、男子が女子を抱きしめるときはどのような気持ちなのかについてご紹介します。
好意を持っているとき
男子が女子を抱きしめるのは、好意の表れです。相手を可愛いと思ったり、愛おしく感じたりする想いが抱擁につながってしまいます。言葉にするのが難しい、あるいは言葉にできないほど好きな感情があふれ、思わず抱擁してしまうのです。
男子は愛情を言葉にするのが苦手な人も多く、抱擁やボディタッチなどのスキンシップで想いを伝えるケースも珍しくありません。強く抱きしめられた場合は、それだけ深い愛情があるといえるでしょう。抱きしめるのは、「女子もきっと自分が好きなはず」という想いが根底にあります。嫌われている相手を抱擁しても、拒絶されると考えるからです。
甘えたい気分のとき
落ち込んでいて誰かに甘えたい気分のときも、抱きしめるという行動に出る場合があります。親しみや愛情を持つ相手を抱擁することで、癒されたいのです。人は誰でも子供の頃から母親に甘えたいという欲求があります。いくつになっても、その想いは残るものです。母親のように、安心感が得られる女子を抱擁したくなることもあるでしょう。
また、女子に優しくされた、親切にされた場合にも、その行為に甘えたい想いで抱擁する場合があります。いつも仲の良い間柄では、スキンシップのような気分で行うこともあるでしょう。相手への親しみを、抱擁することで表しているのです。
守ってあげたい気持ちのとき
自分より小さい女子に対し、相手を庇護しようと抱きしめる場合もあります。基本的に女子は男子に比べて体つきが華奢で力も弱い傾向があり、「女の子は守る存在」と常々思っている場合も多いでしょう。それが行動に出てしまうこともあるはずです。
また、相手への愛情が強い場合は「庇護したい」という思いも強くなります。特に好きなわけではない女子でも、沈んでいる様子のときは抱擁したくなります。友だちとケンカをしたりテストの点が悪かったりして落ち込んでいるときなどは、「自分が支えてあげたい」と思ってしまうのです。
寂しさを感じているとき
自分が寂しさを感じているとき、その寂しさを紛らわすために抱きしめる場合もあります。相手の体温を感じ、安らぎたいという気持ちもあるでしょう。
人はハグすることで、「ドーパミン」や「オキシトシン」と呼ばれるホルモンが分泌されるとされています。これらホルモンは幸せホルモンとも呼ばれ、リラックス効果があるもの。寂しいときに幸福感を与えてくれます。
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抱きしめ方でわかる3つの心理
抱きしめ方には正面から、後ろから、横からなどいろいろな形があり、それぞれで相手の心理状態がわかります。正面からのハグは愛情の率直な表現といえるでしょう。後ろからのハグには「守ってあげたい」という気持ちが表れており、横から抱き寄せるのは、親しみの表現でもあるでしょう。
正面から抱きしめるのは愛情や信頼の証
正面から抱きしめるのは、愛情や信頼を表す場合です。後ろや横からの抱擁は一方的ですが、正面からのハグならお互いに抱きしめ合うことができるため、「相手からも抱きしめてもらいたい」という心理の表れとも言えるでしょう。好きという気持ちをストレートに表現しており、相手にも自分と同じように愛情を表してほしいと考えているのです。
また、嬉しいことがあったとき、お互いに喜びを共有するために正面からハグすることがあります。相手との友情を確かめるときも、こうした抱擁を行うでしょう。
後ろから抱きしめるのは守りたい気持ち
後ろから抱きしめるのは、「後ろ姿を見ていたら思わずハグしたくなった」という場合が多いでしょう。相手を愛おしく思い、「守りたい」と思ってハグするのです。また後ろからハグすれば相手の顔が見えません。つまり抱きしめることに抵抗を感じにくく、いつも仲の良い相手に親しみを表すときなど、軽い気持ちでハグするときもこの形を取ることがあります。
また抱きしめる力の強さからも心理状態わかります。強い抱擁は、「相手を癒したい」「愛情を伝えたい」という気持ちが強く表れているといえるでしょう。